秘密の部屋でヴィンセントという名を知った私は早速、トリンシックを出立する準備を整えた。
そういや、あの乞食ならヴィンセントの事も知っているかもしれんな。
私は出立前に乞食を訪ねた。

ヴィンセントって奴を知ってるか?
まぁ私も金はないがな・・・
いや、本当に文無しだ!
乞食からは大した情報は得られなかったが、少なくともヴィンセントという男がいたのは確かのようだ。私は門を抜け、トリンシックを南へと走った。

しかしながら、キャンプ地はもぬけのから。
既にヴィンセントはここを引き払った後だった。
だが、キャンプ地でヴィンセント本人が書いたと思われる手記を発見!そこには奴の歪んだ想いと今後の計画が書かれていた。
題名:詩的な熟考
ヴィンセント著
あぁ、愛しのアニッサ!すぐに君の想いを変えてあげるよ!こんなにも空想的で斬新な方法で貴方を連れて越させる計画を立てた事でどれだけ私が利口であり、貴方を愛しているか判るでしょう!すぐにでもオーク族を欺き、トリンシックを襲撃させてみせましょう。奴らにトリンシックの住民がオーク族の絶滅計画を進めていると言ってやるのですよ。必ず奴らは襲撃を開始する事でしょう!その時にはすぐに愛する貴方を連れ去ってあげます。長い間、貴方を見つめ、貴方の後を追い、貴方の夢を見てきました。誰も私のようには貴方の素晴らしさを認めてはいないのです!誰もね!私の計画のたったひとつの不穏要素は・・・ロイヤルガードです。奴らは何としても貴方を探し出そうとするでしょう。だから、献身神殿の傍にある隠れ家へと場所を移そうと思います。そこで心のままに貴方を口説く事ができるでしょう。貴方が私を愛するようになると確信しています。
私にはできるのです。
わざわざ自分で隠れ家の場所を教えてる奴が果たして利口なのか?非常に気がかりな事ではあるが、随分と遠くに逃げたものだ。大陸の南から北東へと大移動したらしい。
歩きが基本の私にとってはいい迷惑だよ。
He always kick me in the ankles when I ask for gold.
Siel: gold
Spare a coin?
Ah my lovely Anissa! Soon I will change your mind! You will see how clever I am, how much I love you to have planned out such a fantastic and novel way of carrying you off! Soon I will tell the orcs terrible lies that will make them attack Trinsic. I will tell them that the denizens of that city are planning on a mass extermination of all orcs! It cannot fail to work! Soon, soon then I will carry you off, my beloved. Long have I watched you, followed you, dreamed of you. No one else appreciates you likes I do - NO ONE! One small flaw in my plan - the Royal Guard. They will do what they can to find you, so I will plan on leaving for my hideaway near the Shrine of Sacrifice, where I can woo you to my heart's content. I am positive I can make you love me,
I know that I can.

