大和にて10月15日に発生した長期シーアイベント「長」の物語です。
村の自警団員がふらりと現れ、冒険者たちと会話を交わしました。
久しぶりの長期シーアイベントという事で多くのイベント愛好家たちが終結する大和シャードの「とある村」。今日も村の広場にてある冒険者はボヘーっと一点を見つめ続け、ある冒険者は暇に耐え兼ねて奇抜なファッションで村を闊歩する。そんな異様な風景の中、ひとりの若者がやってきた。

うわっ、ばけもの!
田舎者…もとい一般的な市民にとってはその姿は衝撃的だったようだ。最近では流行のファッションであろうと初めて見る者にとっては化け物扱い。
YUMI: 鹿頭はかぶり物の一大勢力ですよ
Kaori: ほら、白いクマもいるし
必死に弁解する冒険者たち。確かにマスクなんて野蛮だよな。
オークマスクを被っている私は何ら弁解する余地なく立ち尽くしたが…

あっちいけーーー!
ハァハァ…
必死に威嚇していた若者だが、あっさりと息切れ。
よく吠える犬は臆病なだけだが、この若者もどうやらその類。
Christina: そう興奮しなさんな・・
Leland: まあ、落ち着け
YUMI: ブリタリアにはこういうかぶり物もあるという事ですよ

びくりするな…もう…
でも、この村じゃみることないけど…
もしかして町から来た人?
Leland: まぁな

なるほど〜
怖い人多いってきくもんね
確かに町へ行けばいろいろな気質の者がいるが、格好だけでビビッてるコイツは怖いの意味が判ってるのだろうか…。
Kaori: そういう貴方は?

ん?僕かい?
ガードってほどじゃないけどこの村を守ってる
まぁ由緒ある?自警団さ
あんまり歴史のなさそうな村で由緒を語ってもらってもな。まぁ何かしら組織化するには起因となる出来事があるものだ。故に由緒なき組織というものの方が珍しいって事だな。
この若者の名はガーフィールド。
決して某アニメキャラクターの猫ではない。
彼のプロフィール曰く
Garfield Journeyman Warrior
やぁ、僕は村の自警団副隊長
ガーフィールド
ガーフと呼ばれてます
僕たちさえいれば
この村の安全は確実さ

しかも副隊長だよ
すごいでしょ
胸を張るガーフ。
しっかし、冒険者を見ただけで取り乱すような奴が副隊長をやってる事自体に不安を抱かざるを得んな。
Leland: じゃあ正隊長は?

隊長は今日、家で寝てるよ
街の衛兵ほどの活躍は期待しないが…というかしても無駄なオーラを発しまくってるが常駐すらしてないのか!
Kagura: 自警団は何人いるの?

人数は…んーと、5人くらいだったかなぁ
こいつは予想外、てっきり隊長と副隊長しかいないのかと思ったよ。まぁ学校のサークルよろしく幽霊部員ならぬ幽霊自警団員が3名って事かな。
Christina: 結構いますね

あまり顔合わさないからね
…それはやっぱり幽霊団員じゃないのか?
こんな小さな村で顔を合わさないなんておかしいだろ!
Christina: 皆この辺に住んでらっしゃるのですか?

そうだよ
全員この村のもので結成されたんだ
長の提案でね
Christina: ちなみに名前とかあります?

んー
いやー
えーーーー
なかったかな、なまえ
自警団で通じるから
村名と同様呼称はないらしい。
今回も冒険者たちは勝手に命名しようと試案を始める。
Heidi Exdeath: このままではムラ村になりますよ?。。
Dylan: ブラックムラムラ団
Kaori: ムラ村自警団
当然格好良い名前なんて出るわけがない!
通称「ムラ村自警団」で決まりかな…

ムラムラ?
村はいいけどムラってなに?
Kaori: 村としか呼んでないって
Kaori: 村長さんとこのバーンさんが言ってたからさ

初めて聞くなぁ
うん、村だけで通じちゃうからね
それでムラ村?
…ムラ…って…ムラ…
ムラを連呼しつつ苦悩するガーフ。

ん、あぁうん
ムラの意味が気になってね
Kaori: あんまり気にしなくていいよ・・
Leland: まあ、よくある誤解だ

そう?じゃぁそうする
Dylan: あんまり気にすると
Dylan: 長みたいに
Kaori: 長みたいに・・

ワーワーワー
きこえないきこえない!
なにいってるのかさーーーぱり!!
…僕は聞いてないからね?
長にまつわる噂が飛び出そうとすると突然奇声をあげて制するガーフ。
Rena: 長ってハゲなのか知らなかったな
Heidi Exdeath: かつら・・・

ギャーーーーー!!!
わーーーーー!!
うおおーーー!!
ハァハァ…
でもまたもや息切れ。
自警団のくせして肺活量がないな…
運動不足なんじゃないのか?

公然の秘密だから…
あーあと、そうだそうだ
最近、この周辺で盗賊とかみなかったかい?
公然の秘密なのかい…
長の発案で発足した組織だけに長への信奉が厚いんだな。
それにしても盗賊?
最近この村に来たばかりだが、盗賊の存在は見かけない
と冒険者らは口を揃えて言った。

そうなんだ
よかったよかった
Kaori: Garfieldさんは見回りでもしてたの?

うん、昨日まで怪我で寝込んでてね
今日復帰したから張り切ってたんだよ
なにせ全治一週間の大怪我だもんね
今までの分取り返さないと
Cecil: 大怪我?

いや、切り株につまずいたんだ
あれは痛かったなぁ
切り株で全治一週間?
一斉に冒険者は白い目でガーフを見る。
しかしガーフ本人は至って当然といったように…

だって腕擦りむいたんだよ!
こう血が勢いよくポタポタと!!
そんなので病気にでもなったら困るよ!
大事な身なんだから
力説するガーフ。
確かにその通りだが、うちら冒険者は気にした事ないな。
…そもそも切り株に躓いた経験がないよ。

ふぅ、ちょっと立ちつかれたな
ふぅ
Rena: 体力ないなぁ
Rena: そんなんで自警団勤まるのか

*こっくり*
*こっくり*
遂には寝始めやがった!
こちとら眠いのを我慢して待ってたというのに、だ!
Sakuya: In Lor
天誅!光の呪文で強制起床だ。

はっ、今すごい光が!?
Hokusai: もちろん盗賊も見逃すだろうな

盗賊が?見逃す?僕が?
冗談いっちゃーいけないよ
これでも僕の姿を見ただけで
盗賊のほうが逃げ出すほどさ
すごいだろ?
大ボラなのか本当に実力だけはあるのかは知らんが…
一応、機嫌を損ねぬよう持ち上げとく冒険者。
Christina: 腕に自信がおありなんですね
Aireen: 強そうな格好ですもんねぇ

うん
熊ならなんとか倒せるよ
熊…また微妙な生物だな。
熟練した戦士なら歯牙にもかけぬ存在だが、初心者には強敵だしな。
Christina: オークとかはどうでしょう?

さぁ…この辺に来たことないからわかんないよ
Dylan: あっちにゃデーモンいるんだけどな..
そういって森の東を眺めやる。
森の向こうにはヘッジメイズという地上の迷宮があるのだが…

それも出てこないだろう?
とりあえず盗賊だけ相手にしてればいいって
長にも言われてるしね
Kaori: 盗賊ってそんなに頻繁に出るの?

うん、昔はこの村も盗賊がいつものように襲ってきて
大変だったからね
カーチスさんが長になって先生を連れてきて
訓練を経て自警団結成したんだ
それから盗賊なんてぜんぜん来ないよ
へぇ、カーチスも体裁だけの組織じゃなく基礎から学ばせたんだ。
それは関心する事だが、先生なんてどこから連れてきたんだ?
Leland: まさか緑色の……

緑色?服?
いや服というより肌の色が緑色の先生だな。
Hokusai: 白くてふわふわの・・・
Leland: じゃあ白いヤツか?

ふわふわ…いや、確かに
ふわふわはしてたかもしれないけど…
白かったかなぁ
こう、頭がボーンと
白熊先生でもないらしい。ってその髪型は…
Leland: アフロ!?

アフロっていうのかい?あれ
Leland: ここのレオンみたいな髪型じゃないのか?

あーそうそう、レオンね
あいつの頭によく似てるかな
それでね、なんかちょっと曲がった
シミターっていうのかな、剣をもって
おら、てめぇらみたいな弱虫、おれがひねり殺してやる
とか言ってね〜
ちょっと怖かったなぁ、先生
Leland: …………すごい先生だな
っていうか正規の剣術を学んでる人が湾曲剣なんて使うか?

スカラブレイから来たって聞いたよ
Christina: 今はご健在でしょうか?

さぁ、長く見てないから…
Heidi Exdeath: もうムラ村にはいないの?

多分ねムラ…
長はまだ連絡取ってるみたいで
元気だって聞くよ
でもカーチスさんってすごいよね
やりてっていうのかな
Aireen: ハゲてるのに?

わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
イヤーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
Cantra: お、おちついて

フゥフゥ…
Rena: カーチスって前に選挙で選ばれたんだっけ

うん、それまで廃墟同然だったこの村もこの有様さ
僕の尊敬する人だね
Leland: 長に選ばれるだけあって、手腕は確かなようだな
Hokusai: 実績と信頼はあるんだな
随分と信頼されているらしいカーチス。
政治とは権威と権力とからなるのだが、権威は選挙という形式で確保し権力は軍事力すなわち自警団で確保しているのだ。カーチスの地位を確固たるものにする為には権力のしての自警団は欠かせぬもの!信頼を得るべく尽力しているのだろう。
Kagura: キースのことはどうなの?

キースが立候補したそうだけど
僕は迷いなくカーチスさんに入れるね
Rena: 今のところキースとカーチスの一騎討ちなのかな

キースねぇ、あのおじさん
そういえばカーチスさんが見張っとけとか
言ってたなぁ
Kaori: 見張る?

なんか怪しいことしてそうだし
また変なうわさ流さないか見張っとけって
Leland: あと数日後になにかやるとか言っていたとかいないとか。

そう?ちょっと見てこようかな
今いるのかな
こうして広場を後にし、キースのテントへと向かった一行。
しかし、相変わらずキースの住処は汚い!!
しかもなんかコポコポいってるし悪臭が凄い!
先日の腐肉のスープが煮込みあがってるのだろうが
一同堪らずテントの外へと逃げ出した。

確かに変なもの作ってるみたいだけど…
留守でよかったよ
一体何を作っているのだろうか?

さぁ〜あのおじさんのやること
いつもわけわからないからね
ガーフもキースのやってる事は理解できないようだ。

あれ、最近レオンみた?
Leland: この前見たな

ここにきてた?
Leland: ああ、ここで弓の練習をしていた

うまかった?
yakuzen: そんなに
Christina: いい腕前してますよ

どっちなんだろう…
Dylan: まあまあだな
Leland: まあ、まだ未知数ってことだ

へぇ…
あいつも結構いい腕してるから
自警団にならないかって
誘ったことあるんだけどね
Kaori: 返事は?

ダメの一点張りだったよ
Hokusai: レオンと親しいのか?

いや、そう親しいわけでもないんだけど

ちょっと近寄りがたいところがあるっていうか…
どうなんだろ
あのお母さんも僕が近づくと怒るしね
野蛮なもの近づけないでーってさ
多分、これの事いってるんだと思うよ
カーチスさんもそうだろうって言ってたしね
Leland: いや、バーディックだけじゃなくて武具全般だろう

うーん、それじゃずっと近づけないかな…
こうして冒険者らから最近の状況を聞きだしたガーフ。
本業に戻るらしく周囲を見回し始めた。

さてと
盗賊〜
いない〜
怪しいの〜
…
たくさんだけど害なーし
うちらかい!!!!

それじゃ仕事しなくちゃ
パトロールと…
ん、今日は材木10本だったかな
それ以上持てないし
Heidi Exdeath: 体力なさすぎ・・

えーでも隊長よりは
ちょっと体力あるほうなんだけど…
Aireen: 隊長は何本持てるんですか?

9本?かな?
冒険者とかそういう人たちの力が
ずば抜けているというか
怪物じみてるんだとおもうけどなぁ
って、カーチスさんと先生が昔言ってたよ
んじゃ、僕はいくね
この村に滞在してるんだよね?
じゃ、なにもないけどゆっくりしてってね
akuya: 宿屋がほしいね

必要ないよ…宿屋なんて
こうして(へっぽこ)自警団員ガーフはテクテクと去っていった
…と、思ったら何やら叫び声が。

燃えてる〜
あっちちち
っていうかいたーーー
ぎゃーーー
必死に武器を振り回しつつカーチス執務室の消火をしようと奮戦するガーフの姿があった。水かけろよ、水!ガーフの奮戦の効果か、はたまたファイアーフィールド呪文の効果時間が過ぎたからなのか無事火は消し止められた。
しかしながらこの作業でガーフは火傷を負ったらしい。

2週間は…ねないと…だめだ…
切り株が全治1週間で火傷は全治2週間かよ!!!
Special Thanks: hae
投稿者 Siel Dragon : 2004年10月21日 17:32
