2005年01月23日
都市侵攻システム

ウルティマ オンラインの「都市侵攻システム」に関する説明です。

都市侵攻システム概要

都市侵攻システムはデスパイスに巣食うモンスターが近郊の大都市ブリテインに攻め入るという戦闘システムです。討伐しなければモンスターのブリテイン侵攻を許す事となりますが、ジェネラルモンスターを討伐すれば特殊なマジック武器を得る機会を得られます。

1) 「隠れた斥候」を討伐すると都市侵攻が開始される

2) 「本隊」が出現する

3) 「本隊」を討伐しないと範囲拡大する

4) 最もブリテインに近い位置の「本隊」を討伐すると範囲縮小する

都市侵攻の場所

ブリテインとデスパイズの中間に位置する森からブリテイン北西部にかけて出現します。フェルッカ、トランメル双方で発生しますが侵攻範囲はファセットごとに異なる結果となり得ます。

都市侵攻に関連するモンスター

都市侵攻システムに関連するモンスターは通常のものと異なり赤色ネームで表示され、ガード圏内であっても衛兵は対応しないという特徴があります。関連するモンスターは大別して「斥候」と「本隊」の二種類があります。

斥候
斥候モンスターには「The Despise Scout」という特殊なタグが付記され、常に単体のリザードマンが出現しますこのモンスター討伐が都市侵攻の勝敗を左右する事はありませんが、唯一の例外としてブリテイン市街地に出現する「隠れた斥候」は都市侵攻再開の引き金となる役割を果たしています。

本隊
本隊モンスターは様々な種族が同時に複数出現します。その中にはジェネラルモンスターと呼ばれる司令官が混ざっています。

また、斥候および本隊のいずれにも属さないセキュリティコンサルタントというリザードマンがブリテイン第一銀行周辺にいます。これは外交官的位置づけにあり、都市侵攻が拡大し市街地が危機に陥った際に賄賂を渡す事で侵攻勢力範囲を狭めてくれます。

スカウトモンスター (斥候)

侵攻軍の斥候部隊で、必ずリザードマンです。

1) 「the Despise Scout」というタグが付記されます。

2) スカウトの討伐が都市侵攻の勝敗には影響しません。

ステルシースカウト (隠れた斥候)

侵攻軍の特殊な斥候で、必ずリザードマンです。

1) 「隠れた斥候」を討伐する事により本隊の侵攻が開始されます。

2) 「隠れた斥候」はブリテイン市街地にのみ出現します。

3) 実際にステルス能力が高いわけではありません。

都市侵攻モンスター (本隊)

デスパイズに存在するモンスター種が出現します。

本隊として登場する種族は以下の通りです。

1) リザードマン
2) アースエレメンタル
3) トロル
4) エティン
5) オーガ
6) オーガロード
7) サイクロプスウォーリア
8) タイタン

ジェネラルモンスター (司令官)

都市侵攻モンスターの中にはジェネラルと呼ばれる司令官格のモンスターがいます。このモンスターは強力で特殊能力を持っていますが、討伐すれば特殊なマジック武器を入手できる事もあります。

ジェネラルには3種類のモンスターが存在します。

1) サイクロプスウォーリア
2) オーガロード
3) タイタン

ジェネラルには幾つかの特徴があります。

1) ジェネラルは緑色の体色をしています。

2) [Genaral] というタグが付記されます。

3) ジェネラルは英語を話します。

4) テレポート攻撃を行います。
遠距離攻撃を受けた場合に近接攻撃可能な距離までテレポートします。

5) スタン攻撃を行います。
ゴーレムと同様数秒間全く動けなくなります。

6) 雄叫びをあげます。
自身と周囲のモンスターのステータスを10上昇させます。

7) 全属性抵抗値が80%です。


a cyclopean warrior [General]
ヒットポイント: 430 〜 492
スタミナ: 110 〜 131
マナ: 11 〜 13
STR: 362 〜 415
DEX: 110 〜 131
INT: 42 〜 68

格闘: 88.1 〜 99.0
戦術: 88.1 〜 110.0
魔法抵抗: 66.3 〜 115.5
解剖学: 0.0
毒: なし
魔法: なし
知性評価: なし
瞑想: なし


an ogre lord [General]
ヒットポイント: 1000 〜 1162
スタミナ: 79 〜 89
マナ: 58 〜 84
STR: 815 〜 1003
DEX: 79 〜 89
INT: 58 〜 84

格闘: 99.1 〜 110.0
戦術: 99.1 〜 110.0
魔法抵抗: 137.6 〜 154.0
解剖学: 0.0
毒: なし
魔法: なし
知性評価: なし
瞑想: なし


a titan [General]
ヒットポイント: 680 〜 742
スタミナ: 142 〜 163
マナ: 305 〜 331
STR: 572 〜 625
DEX: 142 〜 163
INT: 305 〜 331

格闘: 44.1 〜 55.0
戦術: 66.1 〜 88.0
魔法抵抗: 88.2 〜 121.0
解剖学: 0.0
毒: なし
魔法: 93.6 〜 110.0
知性評価: 93.6 〜 110.0
瞑想: 0.0

セキュリティーコンサルタント

ブリテイン銀行周辺にいるリザードマンです。ゴールドあるいはマイナーアーティファクトの「Gold Bricks」を受け取ります。都市侵攻が市街地深く拡大した場合に敵を圏外へ押し戻す仕事をするようです。

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1) セキュリティコンサルタントは拡大した勢力にしか効果がありません。
管理範囲内まで侵攻勢力が拡大しない限り利益はないでしょう。彼の管理範囲がどの程度かは不明ですが市街地深くまで侵攻勢力が拡大した場合と思われます。

2) セキュリティコンサルタントは時給請求を行います。

3) セキュリティコンサルタントは「ゴールド」「小切手」「金塊」を受け取ります。

ジェネラルから得られるマジック武器

都市侵攻システムで出現するモンスターのうち、ジェレラルのみからは特殊なマジック武器が得られます。

1) 「Power」「Vanquishing」「Mystic」の3種類があります。

2) 通常のマジックアイテム同様死体に残されます。

3) 「Power」には物理ダメージ+30が必ず付与されます
更に2つの付加プロパティがあります。

4) 「Vanquishing」にはダメージ+35が必ず付与されます
更に3つの付加プロパティがあります。

5) 「Mystic」にはダメージ+40が必ず付与されます
更に4つの付加プロパティがあります。
他の付加プロパティの範囲は40%〜80%です。

都市侵攻システムの歴史

04/12/24 米国公式サイト上に「A Mystical Beginning」掲載
05/01/05 「TC2 Pub29」シャード上で検証開始
05/01/07 米国公式サイト上に「The Looming Invasion!」掲載
05/01/12 日本公式サイト上に「暗闇からのはじまり」掲載
05/01/12 日本公式サイト上に「侵攻の序曲」掲載
05/01/13 「Origin」シャードに導入(パブリッシュ29先行導入)
05/01/19 米国公式サイト上に「Ssthyl's Story」掲載
05/01/20 北米シャードに導入(パブリッシュ29)
05/01/21 全シャードに導入(パブリッシュ29)
05/04/16 「TC2 Publish32」シャード上で検証開始

A Mystical Beginning(翻訳)

サーペンツスパイン山脈で継続的に微震が発生しているという報告が寄せられているが、これらの地震に関する原因究明には至っていない。

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彼は疲れ切っていた。彼の顔は激しい風雨に晒されていたしその背は折れ曲がっていた。それは彼を見かけた者には明らかな事だったのだが、重労働には慣れているはずの彼がどうしてこのように疲弊しているのかを知る者は僅かだった。
サーペンツスパイン山脈での鉱石探索業は骨までボロボロにする傾向があり、このジェロルド・ティギングスもまたそのような男のひとりだったのだ。

彼は疲れていたものの休息する暇なんてなかった。ここ最近年老いたティギングスを興奮させてくれている僅かな事柄はヴェロライト鉱脈を発見できる可能性が出てきた事だった。今までに彼がヴェロライト鉱脈を発見し得た事なんてなかったのだが可能性はあった。しかし、今日の彼には貴重なヴェロライト鉱石すらどうでも良かった。デスパイズ深層の岩に埋まっていた奇妙なものに彼は夢中になっていたからだ。2週間前の微震はダンジョン最深部の陥没を引き起こし、ティギングスは堆積した岩々を掘り進んで新たに出来た断層を見つけた。ティギングスは自身の把握している限り微震発生以来唯一デスパイズ深層まで足を踏み入れた男だった。彼はこの手付かずの宝を我が物にしようと考えたのだ。

しかし、彼には自分の発見したものが一体なんであるのかを知り得る程の知識もなかった。そして彼にはそれが何であるかに気づく機会を得る運すらもなかったのだ。

ティギングスは岩から未知の物質で作られた神秘的な紋章が彫られた剣を掘り起こすと、突然暗闇の中からズシンズシンと足音が響き渡るのを耳にしていた。

終焉は足早に訪れた。

ティギングズが大気を切り裂く斧の音を耳にし振り返ると、彼の手にしていたランタンの光がその刃を映し出していたが、その時には既に彼の老いくたびれた身体は切り裂かれていたのだ。瞳が輝きを失う直前、彼が最期に目にしたものは斧を手に彼の前に立つリザードマンの顔だった。その顔は既にティギングスになど興味を失い、ただ岩壁に半ば埋まる神秘的な剣へと向けられていた。

こうしてジェロルド・ティギングスは休息のときを迎える事ができたのである。

There have been reports of a swarm of minor earthquakes in the Serpent's Spine Mountains, but the cause of these quakes is as of yet unknown...

He was tired. From his leathery, weather-beaten face to the ever present crook in his back, it was immediately apparent to those who cared to look - which, truth be told, wasn’t all that many - that this was a man who was no stranger to hard labor. A life spent searching for ore in the Serpent’s Spine Mountains tends to leave those who have chosen that life worn to the bone. Gerold Tiggins was no exception.

But tired as he was, now was not the time for rest. Not many things could get ol’ Tiggins excited these days. Maybe finding a valorite vein, perhaps. Not that he ever had, of course, but that might do it. But no, even precious valorite was out of his mind today, as he was totally preoccupied with the strange object he had found embedded deep in a rock formation in the depths of Despise. Two weeks ago, a small ground tremor caused a series of cave-ins in the deepest part of the dungeon. Digging his way through the jumbled pile of rocks, Tiggins found a newly exposed section of fresh rock. He was, to his knowledge, the only person to have been this far down since the tremor, and he hoped to capitalize on the newly uncovered treasure he had found.

Not that he was really educated enough to fully understand what he had found. Nor would fate be gracious enough to allow him the chance to figure it out.

For no sooner had Tiggins managed to chip away enough rock to uncover what was clearly a blade made of some exotic material - a blade engraved with mystical glowing symbols - than the sound of heavy footsteps in the darkness behind him reached his ears.

The end came fast.

Tiggins turned around just in time to catch a glimpse of an axe sweeping through the air, the light from his lantern glinting off its edge, just before it cut into his old, tired body. The last thing he saw before the darkness closed in was the face of the lizardman holding the axe. A face that had already forgotten Tiggins, and was staring beyond him in fascination at the Mystic Sword still half embedded in the dungeon wall.

Finally, Gerold Tiggins could get some rest.

物語に関連する設置物
ジェロルド・ティギングスの墓
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トランメル、フェルッカ両ファセットのデスパイス最下層に存在します。
同一の名を持つ存在が同じような末路を辿ったのでしょうか?

The Looming Invasion!(翻訳)

ソーサリアの歴史に29番目の区切りが訪れる時、大いなる破滅の危機が迫り突如大規模な侵攻に窮する事となるだろう。リザードマン族、トロル族、エティン族、サイクロプス族、タイタン族といった数多くの邪悪なる種族が無数に群れなし、巻き起こるであろう惨事を目前に斧を磨き、爪を研いでいる。勇敢なる市民諸君よ、汝らが団結し迫り来る脅威を退ける事かなわねばブリタニアは破滅の日を迎えるであろう。

When the 29th cycle of the published history of Sosaria is revealed, so will be a great and catastrophic danger, a massive invasion is looming. Lizardmen, trolls, ettins, Cyclops, titans and many other foul and deadly creatures are swarming by the hundreds of thousands, sharpening their claws and axes as they prepare for the impending bloodshed. Surely Britannia will be destroyed if the brave citizens do not band together and hold off the invading forces.
ブリテイン侵攻の終焉

2005年1月(パブリッシュ29)に始まったデスパイズの亜人種侵攻も同年4月(パブリッシュ32)で幕が閉じようとしている。

両ファセットのブリテイン第一銀行南西には記念碑が建立される。

初版: 2005年1月12日
更新: 2005年4月16日

投稿者 Siel Dragon : 2005年01月23日 11:03