2005年01月22日
ブリテインの危機

遂にオーク軍が大規模な侵攻作戦を試みました。トランメルブリテインを守るべく建造された砦で迎え討つべくロイヤルガードも動き、ブリテイン郊外では激しい戦いが繰り広げられたのです。

発生日程
2005年1月15日(PM):出雲
2005年1月16日(AM):瑞穂
2005年1月18日(PM):飛鳥
2005年1月18日(PM):無限
2005年1月19日(AM):倭国
2005年1月19日(PM):大和(斥候が出現)
2005年1月21日(PM):桜
2005年1月21日(PM):北斗
2005年1月22日(AM):大和

ブリテインの危機

2003年10月にオーク族が大移動を開始して以降、ブリタニア諸都市はいつ雪崩れ込んでくるかも判らぬ外敵に怯える暮らしとなった。ロイヤルガードの再編により一時オーク族の侵攻に歯止めをかけたように見えたが、圧倒的な物量の前に2004年9月コーブ、ユー、ミノック、べスパーといった大陸北方都市が相次いでオーク族の侵入を受ける事となる。ブリタニア経済の要であるミノック、ベスパーは壊滅を免れたものの未だにコーブとユーの奪還作戦を行える程の余力はないのが現状だ。ロイヤルガードが優先事項として掲げたのは何より王都ブリテインでの徹底抗戦であったからに他ならない。こうして主戦場はブリテイン周辺地域に移りブリテインの北と東西に伸びる要所の要塞化が進められたのである。

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みんな急いでキャッスル・ブリタニアの玉座の間に集まって!早く!

突然慌てふためいて叫び始めたタウンクライヤーから得られた情報はとんでもない内容だった。市民らが急いで王城へと駆けつけるとロイヤルガード指揮官エレインと共にいまや彼女の片腕として活躍する異国の貴婦人イヨナの姿があった。

空位の王座の前に立つ二人。

Elaine Bayfery the Royal Adviser
ロード・ブリティッシュに代わり国政の中心を担っているエレイン。当初この事件を追いムーングロウ奪還作戦の際この世を去ったブリテイン衛兵長ケンの後を引き継ぎ、ロイヤルガードを再編して現在の地位に立った女性だ。


Lady Iyona Kondo the Noble
エレインの片腕として活躍しているイヨナ。2004年9月にユーを占領するオーク軍に囚われていたところを救出された女性だ。エレイン同様出自は定かではないが、どうやら爵位を与えられた様子。本来、中央集権化を推し進めてきたブリティッシュ政権では貴族は謙譲の徳に相反する不徳の存在とされてきたが、最近では国力も弱まり貴族の政治介入も増える傾向にある。


お待たせしました
急な呼びかけに集まってくれてありがとう

エレインは謁見の間に参じた色とりどりで兵装もバラバラな冒険者たちを見回して感謝の意を表した。しかし、敵軍勢は間近まで迫っているようだ。

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ブリテインの周辺のレンジャー達から、
オークの軍勢に動きがあったと連絡がありました

数は・・・数えるのも困難なほどだということです

オークが確認された西の砦へ部隊を派遣したいと思います !
念のため北の砦へも見張りを立てたいと思います

北へはこちらのイヨナさんに向かってもらうことになっています !

どうやら敵本隊はブリテイン西側にあるサーペンツスパイン山脈の山道を目指しているようだ。そこにはブリテインを守る要塞のひとつが建造されているが砦に常駐するロイヤルガードだけでは防衛は困難という事なのだろう。主力はユー方面のオーク軍なのだろうが、呼応してデスパイズ側からも敵が攻め入る可能性がある。よってロイヤルガード側も部隊を二分するというわけだ。

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皆様よろしくお願いいたします!

エレインに紹介を受けたイヨナは冒険者らに挨拶した。古めかしい鎧に身を包んだ彼女は軽装のエレインとは対照的だ。


何人かは彼女に協力して北の方へ回ってください !


では、早速向かいます!
数人で構いません!外にゲートを開きます!

イヨナは颯爽と謁見の間を後にした。
冒険者の一角もこれに随伴して行く。


私も出発します
私と共に来る方はこちらへ
敵の本隊はこちらだと予想されるわ
では砦の傍へゲートを出します !

こうしてブリテイン西の砦へと向かったエレイン部隊だが、既にオーク軍は砦に肉薄し激しい戦いが繰り広げられていた。砦常駐のロイヤルガードも叫びながら重機で応戦している。

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お前は死に値する!
撃てぇ!
おまえは悪魔だ。死ね!

あまりの大軍を前にして完全に切れまくっているロイヤルガード。
職業軍人のくせして余裕が感じられないな。

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エレイン部隊は砦に群がるオーク軍にうってでる事となる。砦から間断なく響く重機の音を背に群がるオークを蹴散らしていく。むしろ怖いのは味方が射線上に突入していってるのに平気で重機を打ち捲っているロイヤルガードどもだ。数の多いオーク族だが砦さえ守り切れば無秩序な浸透作戦も行えようがなく、エレイン部隊は間も無くオーク族の組織的な攻勢を食い止める事に成功した。

敵に後続する勢力がない事を感じ取るとエレインは大きく息を吐いた。

片付いたみたいね・・・ ?
思ったほどではなかったわ
一旦砦の中へ引き上げましょう

しかし砦へと引き上げたところへ伝令が慌てふためいてやってきたのだ。伝令の口から北方面へ監視の為配置したイヨナ部隊がデュプレ卿を確認した事が伝えられた。


それは本当なの ?!
・・・嫌な予感がするわ
皆さん、イヨナさんのところへ向かいましょう
砦の傍へは私がゲートを開けるわ

こうして西砦で敵を退け得たエレイン部隊はイヨナ部隊と合流を図るべく北へと向かう事となる。ここで一旦時を遡り、イヨナ部隊の行動を追ってみよう。
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エレイン部隊に先行し謁見の間を後にしたイヨナは随伴する冒険者たちと北部方面の警備に当たることとなっていた。

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こうして北砦の警備へと就いたイヨナ部隊。しかし、もともと軍隊訓練など受けていない冒険者たちはすぐに個々の判断で散開してしまい部隊として機能しないでいた。

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自分の指揮下に入ったにも関わらず支持を聞く事のない冒険者に困惑するイヨナ。

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警備よりも散開してしまった冒険者らを再集結させる事に時間を奪われるイヨナ部隊だったが、なんとか北砦に冒険者らを駐屯させ、砦の封鎖を開始した。北砦は西砦のような堅牢な扉ではなく落とし格子なのだ。

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北砦の封鎖もやっとこさ完了し一息つくイヨナ。

エレイン様は無事かしら・・・

だが、彼女に西砦の動向を気にかける余裕が生まれたのはほんの一瞬でしかなかった。突如岩肌に青白い光が立ち上ったかと思うと二人の人影が砦の目前に現れたのだ。先頭に立って現れたのは紅の甲冑に身を包んだ男、将軍ベロ・オンダリバ!そしてあろう事か彼に伴われて現れたのはブリティッシュ政権の重鎮にして四大派閥の一角であるトゥルー・ブリタニアンの設立者でもあるデュプレ卿であった。

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デュプレ!サーデュプレだわ!

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だれか!エレイン様を呼びに行ってください!

こうしてイヨナ部隊は突然現れた将軍ベロとデュプレ卿を目の当たりにしてエレイン部隊に伝令を送る事となったのだ。尤も先のマラベル殺害の現場を直接目にしていないイヨナではあるが、あの特徴的な甲冑を見れば同一人物であるとすぐに判った事だろう。エレイン部隊は西部方面の敵を撃退し、すぐさま北部方面へと駆けつける事となる。


エレイン様!み、見てください!デュプレ様が!


どこ !?


山の上です!それに ・・・デュプレ様がどうして・・・


あれは・・・ ! あれはベロ・オンダリバ
デュプレはなぜあの男に従っているの !?

ブリティッシュ政権の新体制を築いてきた二人でも敵将ベロとデュプレ卿が共に姿を現すなど到底考えていなかったに違いない。困惑する二人を前にやっと甲冑の男は口を開いた。


聞こえるか!ブリテインの犬どもめ!
このとおりデュプレは我の言うなりとなった!
おとなしくブリテインを明け渡すが良い!


そんな要求に従うと思っているの ?

名誉を司るパーシャルアバタールであるデュプレを引き連れた敵将ベロ。しかし、「言うなり」という事は自立的な判断力を失っているという事か?という事は実質的な人質宣言でもあるのだが、エレインは堂々とこれを拒否。ブリティッシュ政権の旧体制重鎮を何の苦慮もなしに切って捨てたわけだ。案外、そこまで思慮が回らなかっただけかもしれんがな。


まぁブリテインにはもう私が名誉ある戦いを
挑めるだけの強者は残っていないだろうがな!


ここにいるわ !下りて来なさい


そうよ!そうですわ!


貴様らなぞ相手にしていてもしかたあるまい

エレインは槍をイヨナはメイスを手に身構えるが、ベロは彼女らに全く興味を覚えなかったようだ。代わりに奇妙な身振りを行い始める。呪文こそないがその動きは何らかの呪術の類なのだろう。次の瞬間には岩肌に巨大な黒い影が横たわっていた。

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Walker of the Dead。禍々しい龍の姿をしたそれは死霊の塊なのだろうか?敵将ベロはもののふと言うより呪術師に近い存在なのやも知れない。今は亡き魔法戦士キーワナン将軍が蜘蛛遣いだったようなものだ。


お前達は不死者とでも遊んでいるが良い!!

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待ちなさい!
また逃げるのね
貴方こそ卑怯者の名にふさわしいわ

敵将ベロとデュプレ卿は現れたときと同じくゲートトラベルの呪文で姿を消してしまう。だが、ブリテインへの猛攻はこれで終わるわけではなかった。北部方面に進出するオーク軍は更に数を増しつつあり、敵将ベロの残した謎の影もゆっくりと動き始めていたのだ。


なに !? あの影は ?
攻撃が通じない・・・ ?

影に対しても冒険者は果敢に周囲を取り囲み撃退を試みるが、なんら効果は見られない。どんな鋭い刃も影を切り裂く事はできないからだ。砦に迫るオーク族と謎の影という二つの脅威を前にエレインは唇を噛んだ。その間も謎の影は悠々と砦をすり抜けブリテイン方面へと歩みを進めていく。


エレイン様!ドラゴンを追います!!こちらはお願いします!


分かったわ !私はこちらを食い止めます !
ここをオーク達に通らせるわけにはいきません !
イヨナさんがなんとか・・・なんとかしてくれるはずです
私たちはここを ! 無限に出てくるわけではないはずよ !

こうしてイヨナ部隊は影を追い、エレイン部隊は砦での迎撃に就いた。影は兎角視認するのが困難でブリテインと砦との間に横たわる森で見失わないよう気をつけるのが大変だ。

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森の中の影は周囲と同化しちまってる。
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実際はこんなに馬鹿でかい存在なんだがな。

影自身はゆっくりと森を南下していってるだけだったが、周囲には次々と死霊が湧き出してくる。死そのもののエセリアル体だけあって漏れ出した死が具現化していっているのだろうか?そのせいで森の動物たちも死霊に食い殺されていき、死で満ち溢れてゆく。

影は森を通り抜けブリテイン北にある墓場へ引き寄せられるようにやって来た。墓場故に死が渦巻いているからだろうか?

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影はゆっくりと一際大きな墓所の前へと歩み寄る。
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そして止まった。

周囲から湧き出す死霊も既にリッチロードといった上級アンデッドが出現するようになっていた。ブリテイン市街地もすぐ目の前に迫り焦る冒険者らだったが、そのとき影に異変が起こった。その姿は徐々に濁っていき、この世界への具現化を果たしたのだ。

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しかし、この巨大な死そのものといった化け物も追撃してきた者たち、そして北砦の防衛を終えて駆けつけた者たちが集結する事によって市街地への侵入を許す事なく消滅させる事に成功した。ブリテインで暮す市民にもこれ程間近まで敵が迫っていたという事実をタウンクライヤーからの報道でやっと知る者が多い。

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なお、ブリテイン北砦を襲ったオーク勢力の中には強力なオークブルートの姿も確認されており今回の攻勢が激しかったことを伺わせている。

2005年1月15日(PM):出雲にて
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an orc taskmaster

2005年1月16日(AM):瑞穂にて
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an orc taskmaster

2005年1月18日(PM):飛鳥にて
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Walker of the Dead

2005年1月18日(PM):無限にて
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Orc Taskmaster

2005年1月19日(AM):倭国にて
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2005年1月21日(PM):北斗にて
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Orc Taskmaster

2005年1月22日(AM):大和にて
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Orc Taskmaster

2005年1月19日 大和の西砦に斥候部隊が出現

ブリテイン西砦で警備にあたっていた冒険者から急報が入った。なんとオーク族の斥候部隊と思われる集団と交戦状態に突入したというのだ。

早速急行するとそこには斥候隊長と思しきオークロード。
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砦を盾に防戦する冒険者だが、出血攻撃や強力な毒、更には爆弾を乱れ飛ばすオークロードに苦戦を強いられる。防衛する戦力が明らかに不足していた。

増援を求めてブリテインに駆け込む私。
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その間にはオーク族の攻勢は続き、数多くの冒険者が犠牲となる。

そして遂には西砦を突破される事態に!
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オークロードを先頭に無数のスカウト部隊が山肌に進出。なんとか市街地へ抜けられる事は防げたものの砦の脆弱性が再認識される事態となった。

敵本隊の攻勢に備え、補給基地も自ら造営していた。
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備考:オーク侵攻とパブリッシュ29

今回の事件はちょうど2005年1月21日に導入されたパブリッシュ29を挟む形で行われた為、桜・北斗・大和では若干異なる世界情勢の中オーク侵攻が行われました。何をおいてもパブリッシュ29で導入された都市侵攻システムの戦場となるブリテイン北を舞台とした事件であった事が大きいでしょう。多くの冒険者が行き交う中、オーク勢力との戦いが繰り広げられたのです。

また今までは名前のみしか表示されていなかった中心人物たちも
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職業まで表示されるように!

長ったらしい役職の方が多いので目立ちます。

最も目立ったのはデュプレ卿。
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役職名が長すぎっ!

でも目立つので良いですな。

初版:2005年1月16日
更新:2005年1月19日
更新:2005年1月22日

投稿者 Siel Dragon : 2005年01月22日 01:51