エビルゲートの実験を行っているオークがいるという報告がケンの遺書から発見されたもののその実態が見えぬまま、オーク族はさらなる侵攻を開始していた。
タウンクライヤーが悲痛な叫び声をあげた!

(ちなみに大和、瑞穂両シャードではトランメルのオーク砦)
一体、ムーングロウはどうなるのか?
私はオーク族との交戦続くトランメルムーングロウへと向かった。
そして、一匹のオークと出会う。金色に輝く体色を備えた上級魔道士だ。
彼がこのムーングロウ制圧部隊を率いているのか?
私は身構えたが、どうも様子がおかしい・・・。
相手も攻撃してくる気配がないのだ。
どうやらこのオーク、今ムーングロウを苦しめているオーク族が転送されてきているというゲートの
場所を教えようと言うではないか!何故、人間である私にそのような情報を流すのだろう。半信半疑のまま、私は彼の後を付いてゆく事にした。

いつ彼が不穏な動きをしてもよいように慎重に距離を置いて・・・。
彼はゲートの場所まで私を導くと、これから自分はゲートのメンテナンスをせねばならないと言い足早に去っていった。残念ながら、イビルゲートは人間を転送する事はできない仕様らしい。
オマエラハ ムリダと説明してくれた。
今度会ったら自慢話を聞かせてやると言い残し去っていったが、その機会は意外に早く訪れることとなる。
フェルッカコーブ近郊のオーク砦に向かうとかのオークはエビルゲートを発生させている魔法陣の傍に立ち作業に勤しんでいた。

そして早速、このゲートの力が如何に優れたものであり、このゲートをブリタニア各所へ配備すれば人間種の隷属化も可能である事を自慢する。それは人間の言葉に言い換えれば「抹殺」らしい。
オークの目的を知った冒険者たちはすぐさま距離を置いて身構えた。
そんな事させてなるものか!
しかし、このオークは動じた様子もない。
オマエラ アイテシテヤレ
そう言い放ったかと思うと我々の前にはSpogukを守るように立つオークブルートが現れていた。

("お前ら愛してやれ"と聞き間違え小首を傾げていたのは秘密だ)
実際、相手してもらおうが愛してもらおうが嫌な事に違いない。オークブルートの愛の抱擁を受ければ、たちまち骨は砕け死に至るのだから…。
冒険者たちは慌てて散開するが、ここは敵地。周囲から襲い掛かるオークも数多く、部隊としての機能を失い各所で迎え撃つ形となる。
「降伏しろ!そうすれば悪いようにはせん!」
どう見ても人間側劣勢だが、私は片隅で観戦を楽しんでいるSpogukへ再三の勧告を行った。しかし、疎ましげに私を見たSpogukは一笑に臥す。
オマエ ヒマソウダナ
「馬鹿いうな真剣だよ!(逃げ回るのにな)」
Spogukはさらにオークブルートを呼び寄せ、私の相手をさせる!
ごめん!悪かった!冷静に話し合お・・・*ぼきっ*
こうして私は交渉虚しく地に臥した。
しかし!これごときで諦めるわけではない!
物理戦力では勝てないのなら精神攻撃しかない。
Spogukの背後から毒電波は発する強硬手段!
呪い一人前、入ります。

・・・駄目だ・・・オークはニブかった。
こうして、私の執拗な交渉と精神攻撃が実を結び、ボディーガードどもを一掃した(嘘)
ノコッタノハ オマエラ フタリダケカ?
そう、もともと十名に満たぬ戦力だったがボディーガードを退けた時には二人を残すのみに!

ナカマヲ ヨンデコナクテイイノカ?
いよいよ自ら相手するという上位魔道士Spoguk。我等二人では退屈凌ぎにもならぬという様子だ。しかし実はこの頃、北のコーブ周辺では激しい戦闘が別に行われていたのだ。それは敵対するギルド同士の戦闘、人間の敵はいつの時代も人間自身ということだ。というわけで、コーブの安全が確保されるまでは増援は見込めない!
「かかって来い!刀の錆にしてくれるわ!(メイジだけどな・・・)」

ヨカロウ
こうして、二人だけの最終決戦が始まった。
勿論、まともにぶつかって勝てる相手ではない。私たちは様々な策を弄しSpogukの打倒を試みる!まず最初に向かったのが北の森林部。ここには殺人者ども(PKer Guild)が布陣していた。Spogukの追撃を交わしつつ特攻人間相手には強靭なPKerどもも闖入者の出現に布陣を崩し戦い始めた。
本当はコーブ市街地に誘導するつもりだったのは伏せておこう。
だがSpogukは涼しい顔をして砦へ戻ってくる。今度は市街地への誘導に成功し、ドラゴンやガードたちが一斉に攻め立てる!
だが…ガードが…ガードが…!
一度はCoveを陥落させた事もあるオーク族。その中でも上位魔道士にもなる奴は格が違うのか!
無数のガードたちの包囲攻撃にも耐え、逆に衛兵たちにも死者が出る始末。
結局、我々は砦の北はずれで決戦を挑まざるを得なくなったのだ。この頃には戦線を維持しうるだけの増援が到着していた事もある。苛烈な戦闘に多数の死者が出たものの人間側は絶え間ない物量攻撃を維持し続け勝利を収めた。
勝利に沸き立つ冒険者たち。
そこへ不思議な現象が発生した。
見知った雰囲気を身にまとった影が我々の前に現れたのだ。

Ken the ghost
それこそがブリテイン衛兵長ケンの魂が具現化したものだったに違いない。ケンの魂は魔法陣まで歩み寄るとイビルゲートに目を落として言った。

彼は手にしたヴァイキングソードを振り被ると力を込めてゲートに叩き付ける。ゲートが激しい爆音と共に粉々に砕け散ったを確認するとKenの姿は再び揺らぎ、消え去っていった。彼は自らの仕事を最後まで全うしたのだ。 おそらくSpogukの破滅によってメンテナンスを受けれぬイビルゲートは力を急速に失っていったのだろう。
今や我々の力でも破壊できる程であった。
私は単身ユー、ムーングロウへ飛び全てのゲートを破壊。


こうして、ブリタニアを襲っていたオークの脅威は収束していくことだろう。

(それにしてもゲートに仕掛けられていた罠は痛すぎ・・・)
投稿者 Siel Dragon : 2004年01月17日 17:29
