日本シャードの徳之諸島禅都南で釣りをしていたジローが大物を釣り上げました。
先日突如桟橋が設けられた禅都南の海岸線。そこでひとりウホウホ言いながら釣りに興じていた男がついに立ち上がっていた。ずっと座って釣りをしていたからお尻が痛くなっていることだろうな。

なにやら大物を釣り上げると気合を込めて海に釣り糸を投じるジロー。大物と称した竿先にぶら下がるのは靴だったりと釣果は芳しくないように思えたが、突如本当に大物が釣り上がった。

徳之諸島にも生息してたのか!!希少種シーサーペント!かつてブリタニア海上でも幾度か確認された事がある巨大未確認生物だが、徳之諸島にも存在したようだ。

気合の奇声をあげつつ釣竿を振り回すジロー。
シーサーペントもジリジリと引き寄せられていった。果たして釣り針で傷ついたのか、浅瀬で傷ついたのか、シーサーペントの身体から血飛沫があがり、そして動きも徐々に弱まっていった。

とうとう海上にぷっかりと浮かび上がる紅いシーサーペント。

更にジローはその死骸を桟橋へと持ち上げ始めた。

何をするかと思えば、包丁を取り出して腹を掻っ捌き始めるジロー。

その場で料理して振舞ってくれるのかと思いきや、腹の中から何やら奇妙なものを見つけたらしい。随所に難破海域を持つ徳之諸島だから生息する大型生物らもいろいろと飲み込んでいるんだな。
でも血糊でベタベタらしく、洗ってくると言ってジローは禅都へと走り去っていった。何が入っていたのかも判らず、桟橋に取り残される物見客一同。ジローはなかなか戻ってこなかった。
溜まりかねて私が禅都へと向かおうとしていたときのことだ。
トコトコと海岸線へ現れたひとりの職人の姿があった。

彼はジローの顔見知りらしいが、禅都でジローに何やら作ってくれと頼まれてきたらしい。この桟橋の建設にも携わったというから、なかなかの凄腕だ。

桟橋の比較的広いスペースに歩み寄ったエジマル。どうやらここにジローから頼まれたものを設営するらしい。てっきりシーサーペントの魚拓でも作るのかと思っていたが違うようだね。

ハンマーを振り回して設営に没頭するエジマル。
傍目には桟橋の床板を破壊しているようにしか見えないが・・・

奇妙なものが設営された。生簀と二畳間?
エジマル自身これが何に使われるのかは判らないのだという。
我々はエジマルを見送ったのち、またもや延々とジローの帰りを待った。
しばらくして、やっとジローが戻ってきた。

エジマルの設営したものに気づいて大満足の様子だ。
早速洗ったものを畳間へ飾りつけ始めたジロー。

屏風に始まり、椅子や刀を置いていった。

そして最後に一際重いものを飾りつけるらしい。
必死に力を振り絞って鞄から持ち上げるジロー。

それは甲冑一式だった。
随分と凄まじい光沢を放っている。どうやら飾り鎧のようだ。
・・・・高価なもののようだが、こんなとこに飾っていいのか?







