2月4日21時よりバルヘで、そして2月5日21時よりアリランで「○×クイズ大会」が開催されました。

去る2月2日、気ままな旅がてら破片世界の巡回をしていた私はバルヘの銀行前に二冊の書物を目にした。アリランとバルヘから成る韓国地域の破片世界では催しが近づくと銀行前に書物を置くことで市民へ通達することが多い。今回もその例に漏れず週末に開催される催しを知らせるものであった。

2月4日(土)21時から○×クイズ大会が開催されるとの事だ。最近の時勢に多少疎い私ではあるが、クイズとあらば参加したい。また、アリランでも同様の催しが日を改めて行われるとの事だった。

ここでは偶然韓国カウンセラーに遭遇できたが、ハングルばかりで意思疎通できず。

こうして2月4日21時を迎えたのだ。
韓国地域の催しを取仕切るゲームマスターJinsolの呼び声がソーサリア全土に響き渡り、トランメルブリテイン郊外にある広大な館ハンオークへと冒険者たちが駆け込んできた。

壇上に構えるはエンシェント職にある「Ancient Nadia」、シーア職にある「Seer Arisong」と「Seer Jupy」、更に周辺で冒険者に注意を呼びかけている中にはリレーションシップモデレータ職の「RM Beirat」、カウンセラー職の「Counselor Gauri」や「Counselor Bada」の姿もあった。

彼らの創出した黄金の門を潜り会場へと向かうとそこはマラス。奇妙な施設の中に我々は立っていた。見下ろす主催者の奥には床に○と×の意匠が刻まれた部屋がある。

まず主催者は我々に対して催しの規定を読み上げ始めた。
問題は十問用意している!本イベントの規定を読み上げよう。
まず最初に諸君らには死んでもらおう
次に時間制限があるぞ制限時間以内に回答せよ
諸君ら一丸となりこの困難に立ち向かうがよ!
第三!隠れた奴は失格とする!
第四!騎乗してはならぬ!
死亡した者は会場から排除されるのでご理解いただこう。
それでは以上の規定を遵守の上参加するように。
諸君らに武運を!
クイズ大会・・・のはずだったんだが、読み上げられた規定には不穏な文言が数多くあるじゃないか。なんでクイズで死なないと行けないんだ?疑問を感じつつもクイズ大会は幕をあけ第一問目が読み上げられた。

第一問!
イオロはロード・ブリティッシュのコンパニオンである。
いきなり解釈上厄介な問題だった。コンパニオンと言えば一般的な意味とは別にソーサリアでは固有名詞としても扱われているからだ。そしてイオロはアバタールコンパニオンの一角としてその名が知られている。尤もアバタール不在の破片世界では著名なパーシャルアバタールのひとりに過ぎないのだが。
そういう訳で私は数多くの参加者が「○」を選択するのに対し「×」を選択してみた。ところで問題とは別に奇妙な注文があったんだが・・・。要はピッチャーで樽の中の水を汲み上げろというものだったが、そんなことをさせて何になるというのだろうか。

ピッチャーを手渡されました。
必死に樽の水を汲んでは飲むを繰り返す。何が何だか判らないが兎に角しろと言われるままに頑張る。一抹の理不尽さを感じつつ。
結局答えは「○」だったのだそうだ。私はこの問題の解釈についてRM Beirat氏へ詰め寄るが回答は「ロード・ブリティッシュはかつてアバタールと呼ばれていた」のだとか。ブリティッシュが徳の治世を始めたのは王座に就いてからのはずなのに、いつアバタールになったんでしょうか。私の認識では王はアバタールになる資質こそ持っていたが王としての職務が多忙であった為に徳の道を自ら極める事はなかったはずなんですがね。そこで「ブリティッシュ公は我等が永遠の王である!」とアバタールとは別人ではないかとの指摘を繰り返したのですが、大笑いされてしまいましたよ。
これで失格かと思いきや何故か復帰できちまいました。クイズ大会なんだから間違ったら即刻退場なんだと思ってたんですがね。
そして第二問。
ヘイブンはフェルッカ世界ではバッカニアーズデンの場所に存在する。
今度は解釈上の問題なんてない実に安易な問題!ヘイブンはフェルッカ世界ではオクローの街があるところですよね。誰もが「×」を選択します。尤も地理に疎い場合には常設ムーンゲートで移動出来る場所にトランメル世界とフェルッカ世界とではヘイブンとバッカニアーズデンの違いがある為勘違いしちまってる場合もあり、引っ掛け問題の意味合いもあるのか。
誰も選択しなかった「○」部屋に異形の生物の姿が・・・。

間違ったらあいつ等に喰われるのか?
・・・と思ってらこっちにも出たぁぁぁ!

テラサンやデーモンが次々と湧き出て来る。更には光り輝く物体が!もしやこれはクイズ大会とは名ばかりの公開処刑では!

参加者の数に助けられて二問目は逃げ切れたが、クイズ大会と思って気軽に参加した私の如き脆弱な者には堪らない。一体何問目まで生き残れるのだろうか。
第三問。
ブリタニアの常設ムーンゲートは32箇所である。
数の問題は厄介だな。でも明らかに32箇所もないだろ!常設と呼び得るのはムーンゲートで移動可能な9箇所と一方通行なニュジェルムを加えた10箇所か?発見されているファセット全ての移動可能な場所を合わせると32箇所にはなるからソーサリアとブリタニアの違いを理解してないと間違っちまうって訳だな。
ということで答えは「×」だ!

でも、やっぱり公開処刑はあるのね。
第三問で与えられた困難はアンデッド族。最初はゾンビやスケルトンだから怖くはないが、次第にリッチやリッチロードが出てきた。このクイズ大会は正解か否かじゃなく多数派に属すか少数派に属すかで生死が分かれるな。
第四問
ブリタニアにカウンセラーギルドは14箇所ある。
またまた数値の問題だ!えーっとブリテインとトリンシックには2箇所あって・・・駄目だ、とても10秒間じゃ数え切れない!ということで本能が多数派である「×」を選択させたのだった。
正解は28箇所とのこと。ひとつのファセットでそんなにあるはずがないからトランメル世界とフェルッカ世界とを足してるんだろうな。でもそれでは鏡面世界にブリタニアは2つしかないとの根拠が必要だと思うのだが、多分考えちゃいないんだろう。
今度は古代龍。

確信してます。最後まで残る事なんて出来ない!
第五問
ヤングプレイヤーが誕生するのはヘイブンである。
兎に角多数派に属す事だけを考え始めた私。皆が「○」に走ったから追従する!今回の困難は第1問目同様面倒なものだった。

ドラドラドラドラドラっ!
魔物を討伐して皮を400枚集めろって事らしい。ダガーを手渡されて必死にチョキチョキする。言われた通りチョキチョキチョキチョキ。こうして意図の良く判らぬ労働と虐殺による選別が進んでゆく。
第六問
リザードマンの生息地はデスパイズ1階のみである。
ヘイブンにもマラスにもいるし、チャンピオンスパウン地域にも現れるから「×」だね。折り返しの六問目となって問題自体は簡単になったから分散はしなくなったんだが、殺戮の勢いは寧ろ増していく。参加者も少なくなってきてるのにボス級モンスターのオンパレードだ。
第七問
ユニコーンの生息地はイルシェナーの霊性の森のみである。

六問目と似たような問題が続いたが勿論「×」だ。

第八問
デュプレとマリア、ニスタルとクレイニンは宮廷魔術師だった。

宮廷魔術師の座に就いたのは後ろ二人なので「×」だ。

戦いたくもない戦いを強いられ、どんどん気合を失っていく私。私をここから出して!死にたくないよーっ。
第九問
トゥルーブリタニアンはパラディン達により創設された。
聖騎士組織が創設したかは知らんが、確かに指導者は聖騎士デュプレだな。私はのたうち回りながらも生き残り、最後の1問を迎えた。既に生存者は私を含めて5,6名となっていた。
そして第十問
邪悪なる魔術師が不滅の宝珠を用いて世界を支配していた。

邪悪かどうかは知らんが、不滅の宝珠が強力だったのは確かなようだし、「○」だ。こうして生存者たちは最終決戦に臨んだ。
かつて最強と呼ばれていた魔物古代龍と黒閣下が・・・激湧き。

ヘナチョコな私はここで粉砕されてリタイアしてしまった。

ちくしょーーーっ
他の生存者は無事に切り抜けたようで、壇上にあがり表彰された。

生存の景品は豪華粗品三点セットだった。

ピンクマフィンに青林檎に洋ナシ
・・・・戦闘して疲れた身体に栄養補給ってことか。
投稿者 Siel Dragon : 2006年02月06日 20:29
