2006年07月31日
謎めいた風変わりな老婆(5)

砂漠の隠者、老婆イヌの物語に関する情報です。

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2006年06月22日
BNN: Reg Volomに潜む謎
2006年06月24日
謎のルーン文字 #10(日本公式)
2006年06月25日
謎のルーン文字 #11(米国公式)
2006年06月29日
BNN: ムーンゲート:人知を超えた存在、それとも単なる装置?
2006年06月30日
ムーンゲートを見学にいきました
BNN: 伝説の大泥棒が、手っ取り早く金持ちになる方法を伝授
謎のルーン文字「疑念と囚われし恩恵」(日本公式)
2006年07月01日
宮廷魔術師クレイニンの手記
2006年07月08日
BNN: オフィディアン侵攻!(米国公式)
2006年07月29日
謎のルーン文字「Taken a new wars truth」(日本公式)
2006年07月31日
謎のルーン文字「Spawn toy mice」(日本公式)

2006年7月31日 謎のルーン文字「Spawn toy mice」

news060731-etc-1.jpg

新たなルーン文字が発覚しました。このルーンを訳すと「Spawn toy mice」となります。「玩具のネズミが現れる」という意味ですがオフィディアン族を玩具のネズミに皮肉っているとも受け取れます。

news060731-etc-2.gif

しかし、ルーンを入れ替えていくとある単語が浮かび上がります。

MYSTIC WEAPON

アナグラムで導いたこの言葉であれば、今のブリタニアの状況に合致するでしょう。べスパーとパプアを襲ったオフィディアン族の為に安息の地を奪われた方も入れば、彼らが所持するという不可思議な武器を求めて討伐に熱狂するブリタニアの世情を指し示したものと思われます。

或いは彼らが所持する武器以外にも、更に謎に包まれた武器が隠されているんでしょうかね?

2006年7月29日 謎のルーン文字「Taken a new wars truth」

news060729-etc-1.jpg

ブリタニアに新たな戦禍が降り注ぎました。べスパーとパプアに対する突如のオフィディアン侵攻軍襲来は数多くの犠牲者を出している模様です。それと時を同じく奇妙なルーン文字が新たに発見されております。

news060729-etc-2.jpg

新たなる戦争、明らかにオフィディアン族の侵攻を指し示したもののようです。この突然戦端の開かれた戦いに隠された真実とは何なのでしょうか。

2006年7月8日 BNN: オフィディアン侵攻!(Ophidians Attack!)

米国地域を中心として老婆イヌ事件に新たな進展がありました。ロストランドに生息するオフィディアンが何者かを捜し求めブリタニアへと進出してきたというのです。諸都市への直接侵攻はないものの近郊で徘徊するオフィディアンの姿が観測されており、また盗賊組織では行方不明が相次いでいるとのこと。

オフィディアンがブリタニア各地に出没し市民を無差別に襲っている。未だオフィディアンどもの侵攻に特徴は見出されておらず、何に対して侵攻に及んでいるのか、その理由は何であるかも特定できてはいない。目撃証言から推察するにオフィディアンは何者かを探しているとのことだが、それが誰なのかを明かそうとはしていないようだ。彼ら過度に大型化した蛇種族が我々の街や村の周辺地域を徘徊する理由を結論づけるに足る知識は明らかに不足している状況にあるのだが、盗賊組織から最近報告の挙がっている多数の行方不明者に関連性があるのやも知れない。

熟練したブリタニアの戦闘要員組織を以ってしてもオフィディアンの侵攻を阻止する事はできずにいるのが現状だ。またサーペンツホールドからは砦門外でオフィディアンと抗争する人物がいたとの報告も挙がっているが、蛇種族は今のところ砦自体へ攻撃を仕掛ける素振りは見せていない模様だ。蛇種族の動向を予測するのは非常に困難だが、今回の侵攻は小規模なものに過ぎず今後状況が悪化することもないだろうと楽観されている。

悪名高く他種族との協調を望まぬオフィディアンは住処に通じる山道をこれ程遠く離れる事も知られていないことであるし、オフィディアンに対する接触は暴力によって応じられる日々が続いていた。そう、まるで彼らは何らかの大いなるものを守護しているかのように。

オフィディアンの生息地に最も近接した地域に栄えたパプアにおいては長年に渡りこの残忍な蛇種族を慎重に観察してきた。パプア生まれでロストランドの情勢に長けた者によれば何らかの陽動なしにオフィディアンが大規模な脅威となることなど有り得ないと確信しているとのことだが、最近の動向からその確信が揺らぎ始めているそうだ。オフィディアンの侵攻は未だ切迫したものとはなっていないとの見方が有力だが、ブリタニアの盗賊組織が聞けば肯定などしないだろう。

如何なる時であれ我々ブリタニアニュースネットワークが報道の最前線に立つ事は確かなのです。どうか雨も霙も雪も降らぬ事を祈りましょう。過度に大型化したこの蛇種族の最新状況を皆さんにお伝えする妨げになってしまうでしょうから。

Ophidians Attack! Saax Pannae Jul 7 2006 7:41PM

Sneaking around and slinking up behind unsuspecting victims, Ophidians have invaded several areas of Britannia and seem to be attacking citizens at random. No pattern has yet been established for who they are attacking or why. According to eye witness reports, the Ophidians seem to be searching for someone in particular, but refuse to say who. Knowledge on why these overgrown snakes are roaming around on the outskirts of our fair towns and villages is scarce, though there may be a connection to the recent rash of missing persons reports originating from the cutpurse community.

Even the well fortified source of most of Britannia’s fighting population isn’t immune from these forays. Serpent’s Hold has reported Ophidians roughing up sketchy looking characters outside of the castle gates, though the snakes have yet to make any attempt to attack the Hold itself. Ophidian behavior is exceedingly difficult to predict, but there is hope that these minor incursions are not an omen of something much worse to come.

Notoriously reclusive, Ophidians are not known for traveling much farther than the mountain pass that leads to their home. Almost all contact with the Ophidians in recent years has been met with violence, as if they are protecting something of great value.

Papua, being the closest human settlement to Ophidian territory, has for years been wary of having the ferocious looking snakes only a short horseback ride away. Lost Lands experts who are native to Papua believe that the Ophidians are not likely to be a major threat unless first provoked, however this recent activity calls that assumption into question. An Ophidian invasion does not yet seem imminent, though the pickpockets of Britannia may not necessarily agree with that assessment.

In any case, BNN will be sure to stay on top of this developing story. Neither rain, nor sleet, nor snow, or even a bunch of overgrown marauding snakes shall keep us from delivering the latest news directly to you.

2006年7月1日 宮廷魔術師クレイニンの手記

宮廷魔術師クレイニンが調査に乗り出し、いよいよ政権を巻き込む形で広がりを見せ始めた老婆イヌ誘拐事件、その経緯はブリタニアニュースネットワークでも報告されていますが、ここ数日に至り相次いでブリタニアニュースネットワークではムーンゲート理論の特集を組んだり、大盗賊の紹介をしたりと慌しい報道が続いています。

クレイニンに随行した諸氏、或いはブリタニアニュースネットワークの報道でその経緯を理解されている方々であれば「ムーンゲート」も「盗賊」も今回の事件の謎を究明する文字通り鍵を握るキーワードとなっていることがお判りになっているでしょうね。

捜査は現場百遍と申しますが、ブリタニアの異変を調査することに関してもおちおち報道を待っていては事件の本質を知ることはできないものです。報道というものは事後的なものとなってしまうのが常ですから、異変を察知する足と眼が肝心です。

とは言っても私もソーサリア世界に生を受けて幾年も経ておりまして当時は学生でしたから身軽だったのですが、今はそうも行かず世界の調査に割く時間も減っております。特に今年4月に東京へ左遷されてからは酷いもので、地球はこんなに忙しない世界だったんだと認識しちまったものです。

さて、それでも週末には休暇がいただける身ですので貴重な休暇を大いにソーサリア世界に傾けるわけですが、今日は全身の筋肉が悲鳴をあげる程の高熱で歩き回りました。体温測ったら40.2度とか表示されましたが、まだ蛋白質分解域には達していないので強引に椅子にへばりつきます。でも熱が高いと激痛で涙が止まらないのが厄介ですよね。

巡回の基本は過去の事件経緯や歴史的事実を考慮して関連するであろう場所を散歩することにあります。私はこの「散歩」でよく殉職しているわけですが、巡回する場所として外せないのは政権発表の場である「ブリタニア城謁見の間」。最近では政権の虎の子戦力であるロイヤルガードの設置状況が目安のひとつとなる場合があります。要は突然居なくなっていたり、突然現れていたり、従前と異なる点が見られたら何らかの動きがある予兆かもしれないということですね。

次に事件の経緯で関わった或いは触れられた都市や場所も重要です。今回の事件のようにソーサリア世界の広範囲に渡って関連性を有している事件は全く触れられていなかった場所へどんどん拡大されていっちゃう可能性が高いので厄介なのですが、それでも経緯を追っていくのは基本です。今回ですとブリタニアでは老婆イヌの言葉にあった「ブリテイン」「ニュジェルム」は重要都市の筆頭でしょうし、クレイニンと共に赴いた「ブリテイン下水道」も再確認を怠らないようにすべきです。他にもBNNで触れられたフェルッカバッカニアーズデンもありますね。更にマラス世界の「ルナ」やイルシェナーの「天使宮」も事件に関わってきています。

さて、出発から振り返っていきます。ブリテイン第一銀行前で一応タウンクライアーの反応に従前との変化が見られないか確認。既にクレイニンによる老婆イヌ捜索結果に関しては叫ばなくなっていました。タウンクライアーの重大発表は次なる事件が起こる直前に準備段階として消去される場合もあるので、何も叫ばなくなった直後から数日間にかけては要注意期間。

その後、城の王座や諸都市を回りましたが芳しい成果は得られず。高熱にうなされていて本来であれば気づくべき変化を見落としちゃったというようなことは避けたいのですがね。

今回の事件は公式サイト上での掲載情報としては充分に提供されているんですが、それも米国地域で展開されているルーン文字によるアナグラム等を中途半端に使っているのみで成果の上では充分とは言い難い。ライブイベント及びそのアフターケアに関しても不充分な点が多いのですが、その筆頭が先日発見されたブリテイン下水道の新区画に対する扱いでしょう。

今回は飛鳥シャードを巡回したんですが、新区画の存在を示すものといえば入口である標識の脇に置かれたクレイニンの手記のみ。淡白に新区画へ転送されるキーワードのみがメモ書きされていました。これではライブイベントに参加された方以外は新区画発見の愉しさを共有できない、公式サイト上では確かにBNNの報道という形式で経緯を紹介しておりますが、ゲーム外の情報とは決して主役ではないのです。ゲーム外の情報は補完でありサイドストーリの充足であるべきで、中核となる物語はやはりゲーム内で一貫性を保ち完結させねばならないでしょう。

今回の問題点はライブイベントに参加できなかった方々が僅かながらでも経緯を追う事を愉しめるような配慮を欠いている点。下水道新区画発見に関わったルーンビートルのクライカブトやその世話をしている厩務員をキーワードNPCとして設置した上で、キーワードを教えてもらうといったちょっとした配慮があれば、後から事件を追い始めるプレイヤーの助けとなり意欲付けになることでしょう。ライブイベントとライブイベントとの間をゲーム内で補完する試みとしてキーワードNPCをもっと活用して欲しい所存。

私が常々感じていた私見ではありますが、連続したライブイベントではプレイヤーへ如何に「帰属意識」を持たせるかが成功の鍵になっているのではないでしょうか。勿論過去の事例を見る限り「長期シーアイベント」と呼ばれる連続した物語では「本部」となる建物或いは街が設定されてプレイヤーはその土地に帰属意識を持ち一致団結していましたし、日本地域で毎回熱狂的な参加者を生み出す「物資収集型」のイベントに見られる帰属意識は決して生産者が多いとの理由のみで片付けられるものではありません。

今回のイベントにおいて米国地域はアナグラムといった謎解きを意見交換させていくことで個々のプレイヤーに帰属意識を持たせる事に成功したかのように見えます。しかし、今のところ謎解きの敷居が高いが故に上手くプレイヤーの関心を得られずにいる日本地域ではどのようにして帰属意識を獲得していくのでしょうか。

2006年6月30日 謎のルーン文字「疑念と囚われし恩恵」

日本公式サイト上に浮かび上がる謎のルーン文字に変化が生じていました。今回は比較的長い文となっていましたが、英語に翻訳しますと「Nonbelieving and ensnared grace」となります。

2006年6月30日 BNN: 伝説の大泥棒の伝授

伝説の大泥棒が、手っ取り早く金持ちになる方法を伝授
(フェルッカのバッカニアーズデンにあるThe Pirate’s Plunderに、過去に貼られていたチラシより)

楽に稼ぎたい? だったら、伝説の大泥棒リカルドと一緒に特訓だ

黄金や宝石、貴重品が詰まった金庫を眺めるたびに、オレは自分自身にこう言うんだ。「リカルドよ。お前は塔によじ登ったり、窓から忍び込んだり、宝石以上のものを奥方からいただいたんじゃないかと勘ぐるダンナから逃げるには、ちょっとばかりフケちまったんじゃないか」ってな。

腹を空かせてブリタニアの裏通りをうろついている駆け出しのスリの一人に、オレのワザを伝授するときが来たんじゃないかと思う。明日の夕暮れ時、ここに集まってくれ。そのとき、泥棒の王たる資格があるヤツを指名しよう。ガードにツケられていないことを確認してくれよ。純真無垢に見えるヤツ、チャーミングな笑顔のヤツは優遇するぜ。

オレに破れない扉やチェスト、タンスはこの世に存在しない。もしオレの秘技を習いたいなら、ここへ来て仕事の準備をしろ。

そうそう、オレは“リカルド”以外にもいくつかの名前を使っていることを覚えておいてくれ。あるときは“クレイグ”、またあるときは“レイモンド”。“ジェレミー”って名前もお気に入りだ。いったいどれが本名だって? さあな。実は、オレも忘れちまったのさ。

2006年6月30日 ムーンゲートを見学にいきました

ブリタニアニュースネットワークで唐突にムーンゲートに関する報道が行われましたが、一体何がどうしたというのでしょうかね。書簡収集が趣味の私にとっては「ブリタニアン・ジャーナル」とかいう雑誌を定期購読したいものだと勝手なことを考えていたりするんですが、こいつは現実社会でいうところの「ネイチャー」や「サイエンス」や「セル」といった巨大ブランドに値するんでしょうか。

さて、今回注目を受けてるムーンゲートは歴史的に考えますとブリタニアではフェルッカ世界の覇権を握っているミナックスの生み出したタイム トラベルの技術が利用されたものです。とは言っても今回報道されている永続固定型のムーンゲートに関しては未だ再現性も定かではないとされています。かつてイルシェナー発見の折に転移魔法の権威ギルフォーンによって再現されたのではないか、との噂もあるんですが、その際にも謎の力が関与した結果と考えられています。

そして最近になって固定型ムーンゲートに似たような性質の転移魔法の存在が宮廷魔術師クレイニンによって新たに発見されました。これは先日多数の冒険者を連れ立って老婆イヌ捜索を行ったときのことですね。おそらく今回の報道もクレイニンの報告によるところが大きいのではないでしょうか。

この転移魔法を使用したと目されるユリゴールなる人物は、同じくイルシェナーで足取りを途絶えさせています。イルシェナー先住人も何らかの転移魔法で移住したのだとの説もありますし、固定型ムーンゲートの秘密はイルシェナーにあるのかもしれませんね。

そこで一応既存のムーンゲートに変調がないか旅をして回ったのですが、今回は芳しい成果を得られずじまい。ブリタニアニュースネットワークではトランメルヘイブンのムーンゲートが掲載されていましたが、こちらもリザードマンが私をウッシャーッウッシャーッと追い回すばかりで変化らしきものを見出すことはできませんでした。

私はひとり寂しくムーンゲートを睨みつけて過ごします。

2006年6月29日 ムーンゲート:人知を超えた存在、それとも単なる装置?

ムーンゲート:人知を超えた存在、それとも単なる装置?
(スターリィ・サイエンス刊『ブリタニアン・ジャーナル』からの引用)


ムーンゲートは、その美しさと不可思議な特性にもかかわらず、科学によって説明することが可能である。魔法使いやモンクたちは、単に「信仰心によるもの」としているが。

ムーンゲートについて詳しく学べば、特別な実験をするまでもなく、ムーンゲートが自然の法則に従っていること、そして適切な知識によって操作できることを知るだろう。

ムーンゲートは自然界に存在する他の物体と同様に破壊可能であり、まさにそれこそが、ムーンゲートが信仰心によって存在しているのではないこと証明しうる。もっとも、ムーンゲートは信仰心によって存在していると信じ込んでいるモンクにその成り立ちを尋ねたとしたら、「ムーンゲートは天からの授かりもので、人知を超えたものである」と主張するに違いないが。

もし私がムーンゲートを破壊または修復しうる力を持ち、どこにでもゲートを開いて人々を誘い入れることができるのならば、私は人知を超えた能力を持つ存在か、あるいはムーンゲートが単なる装置であるかのいずれかということになる。

2006年6月25日 謎のルーン文字 #11

米国公式サイト上のルーン文字が更新されました。


「Nonbelieving and ensnared grace」

えーっと「疑念と囚われし恩恵」とでも訳せばよいのでしょうか。尤も英訳を日本語に直訳しても果たして意味を成し得ているのかは判りません。今までアナグラム等様々な手法でヒントとなってきたルーン文字、日本地域では2重の言語の壁があるせいか、イベントとの関連性が明白となっていないせいか、議論に発展していない模様。

2006年6月24日 謎のルーン文字 #10(日本公式)

先に米国公式サイト上でも更新されていた10番目のルーン文字が日本公式サイト上にも掲載されました。日本公式サイトでも掲載が継続されているということは進行に違いが見られる日本地域でも重要なヒントとして利用されているのでしょう。

翻訳すると「Inu has seen it」となり、日本語では「老婆イヌは気づいた」といった意味合いとなります。これは米国公式サイトでも掲載されていた「He Insinuates」のアナグラムですね。日本地域ではアナグラムを論理的に議論するようなしっかりとしたコミュニティが存在しない為か、日本公式サイトでは回答にあたるアナグラムを掲載している模様です。

BSinMinocさんのご報告によると日本公式サイトでは6月20日に「He Insinuates」が掲載され、6月22日にこの「Inu has seen it」に差し替えられたそうです。

2006年6月22日 BNN: Reg Volomに潜む謎

日本地域における第二話に位置づけられる宮廷魔術師クレイニンによる老婆イヌ探索劇が物語になって帰ってきた!今回のBNNはしっかりとしたストーリラインの判る物語として細かく描かれていて読み応えのある報道になってます。老婆イヌ事件は海外でもBNNで細かく描かれたサイドストーリが展開されていますし、日本チームもまけじと力を入れた作品になってますね。

私は最近淘汰の一途を辿るダイアルアップユーザーに仲間入りしちゃってる状態で人だかりを突破しなくちゃならないイベントではしばしば石化しちゃって大変。しかも通常は日付が変わる頃に帰宅するもんだから見逃しやすいんですよねぇ。社会人向けの深夜枠も設けて貰わないと!

謎の人物ユリゴールと共に、ブリテイン銀行前から姿を消した老婆イヌ。彼女が飼っていたルーンビートルのクライが、ひどく衰弱した状態で発見された。何者かに毒を盛られたらしい。クライから情報を得た宮廷魔術師のクレイニンはただちに冒険者たちを召集。老婆イヌの足取りを追って、ブリテイン下水道の奥へと向かった。地図に記されていない通路を抜けた先で、クレイニンと冒険者たちを待ち受けていた出来事とは?

Reg Volomに潜む謎
Clainin, the Royal Mage of Britannia

ロイヤルガードの詰め所から連絡があったのは、今日の昼過ぎだった。ブリテイン下水道の入り口付近で、衰弱したルーンビートルが保護されたという。

「なるほど。それで、どうして私のところへ?」
「はい。実はその、ルーンビートルの名はクライと申しまして」
「クライ? どこかで聞いた名だね」
「先ごろ行方不明になったと噂されている、例の老婆が飼っているルーンビートルです」
「ああ、イヌ殿のことだね。いつのまにか姿を消してしまったらしいけど」
「左様であります、宮廷魔術師殿」

「で、どうしてまた下水道の入り口なんかで保護されたんだい?」
「わかりません。強い毒を飲まされたようで、身動きもできないほど衰弱しておりまして」
「かわいそうに……。事情はわからないけど、手厚く看護してやってくれ。頼んだよ」
「はい、それはもちろんです。ただ、クライがしきりに羽の上にルーン文字を浮かべておりまして、どうやら何かを伝えたいようです」
「奇妙だね。ひょっとすると、イヌ殿の失踪に関係があるかもしれないな……」
「我々もそう考えました。そこで宮廷魔術師殿にぜひルーン文字を解読していただきたく、こうしてお迎えに参上した次第です」

私がクライのところへ行くと、たしかに彼は何かを伝えたがっているようだった。黒くツヤツヤした甲殻の上に、水色のルーン文字が浮かんでは消える。メッセージは断片的なものだったが、いくつか気になる単語を拾うことができた。「警告」「下水道」「奥」「立て札」「chavory」「イヌ様」。やはりイヌ殿に関係あるようだが、正確な意味はわからない。

「これは行ってみるしかなさそうだ。キミ、すまないけど、タウンクライヤーに連絡して冒険者たちを集めてくれないか」
「はっ、ただちに!」

そう。こういうときに彼ら冒険者は、本当に頼りになるからね。

etc_bnn_bar.gif

まもなく、ブリテイン城の玉座の間に多数の冒険者たちが集まった。

「いったい何ごとです、クレイニン殿?」
「事件ですか?」

久しぶりに緊急呼集に、集まった者たち全員が緊張しているようだ。

「やあ、集まってくれてありがとう。実は、ブリテイン下水道の入り口でルーンビートルが保護されたんだ。ほら、例のイヌ殿が飼っているクライさ」

話を訊くと、冒険者たちの中にも数名、クライやイヌ殿が「ユリゴール」なる人物に連れられて姿を消した場に居合わせた者がいるらしい。たしかにこれは、何か裏があるようだ。しかし、わからないのは「なぜイヌ殿を連れ去る必要があるのか」ということ。イヌ殿は不吉な“予言”を繰り返していたが、結局のところ、ただそれだけに過ぎない。気にはなるが、いまのところ地震も洪水も起きていないし、ああいう“ちょっと変わった人”は過去に何人もいた。別に、イヌ殿が初めてというわけじゃない。とりあえず冒険者たちに状況を説明して、下水道の奥へ同行してくれるように頼んだ。

etc_bnn_bar.gif

ブリテイン下水道はいやな場所だ。ローブの裾が汚水を吸ってベタつくし、なにより臭いがひどい。とはいえ、重要な調査だ。しっかりやらないと、取り返しがつかないことになるかもしれない。

「とにかく奥へ行こう。そこに立て札があれば、クライのメッセージの謎が解けるかもしれない」

冒険者たちを引き連れて……というか、むしろ後について進む。すると、下水道の一番奥に奇妙な立て札があるのを発見した。

「これだ、これだ。……でも、こんなところに立て札を置くなんてワケがわからないな」
「とくに変わったところもないようですね、クレイニン殿」
「うん。おかしいな、クライは何を伝えたかったんだろう」

そこで私は、クライが伝えた次の言葉を思い出した。たしか……chavory……そう、chavoryだ。

「ちょっと待ってくれよ。ひょっとしたら、呪文を使うのかもしれない。試してみよう」
chavory!」

その瞬間、私は下水道の別の場所に移動した。やはりあの立て札は、呪文に反応するテレポーターだったってわけだ。私が言った呪文を唱えて、冒険者たちも次々と飛んでくる。

「驚きましたよ、こんな仕掛けだとは」
「うん。つまり、どうしても追っ手を撒きたかったってことだね。これは何かありそうだ」

テレポーターによって飛ばされた場所からさらに進む。王都の地下にこんな奇妙な仕掛けがあっただなんて信じられない。後ほどガードに命じて、改めて調査させないと。

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下水道の奥を抜けると、そこは雪で覆われた場所、ロストランドの片隅だった。怪しい男が一人、海を見つめて立っている。

「なんだなんだ! あんたたち、こんなところまで何しに来たんだ?」
「これは失礼。私は宮廷魔術師のクレイニン。ちょっと人を捜しているところでね」

下水道の奥を抜けると、そこは雪で覆われた場所、ロストランドの片隅だった。怪しい男が一人、海を見つめて立っている。

「なんだなんだ! あんたたち、こんなところまで何しに来たんだ?」
「これは失礼。私は宮廷魔術師のクレイニン。ちょっと人を捜しているところでね」

男の名はジェレミー。自称「冒険者」とのことだが、どうもうさんくさい。

「へっ、誰かと思えば宮廷魔術師様か。そりゃたいそうなこって」
「実は老婆と男を捜しているんだけど、何か知っていたら教えてくれないかな?」
「まあ、知っているといえば……知ってるかな。聞きたいのかい? だったら、ホレ、わかるだろ?」

不愉快な出来事だったので、詳しいことは割愛する。とにかく私たちは情報を手に入れて、そのかわりに懐が寒くなった。ジェレミーの話によると、男がこの場所でゲートを開き、老婆をその向こうへ連れていったという。ゲートの奥を覗くと「白っぽい壁とグレーの床、緑っぽい大理石の床が見えた」とのことだった。そのとき老婆は「死者のところに連れていく気か」と話していたらしい。そして彼が最後に耳にした謎の言葉、「znfgrebcragurargbbe」。「chavory」と同様に、何かの呪文なのだろうか?かすかに残っていたゲートの残滓を調べたところ、トランメルに続くものではないことがわかった。

「わからないな、どこへ行ったんだろう。トランメルじゃないことは確かなんだけど……」
「ムーンゲートの残滓が残るということ自体、通常はありえないことですよね、クレイニン殿」
「うん。焼きつくほど強い魔力を使ったってことだね」
「あのユリゴールという男でしょうか?」
「だろうね。それより、行き先を突き止めないと。白っぽい壁とグレーの床。それに、緑っぽい大理石の床に心当たりはあるかい?」
「トリンシックかな?」
「いや、違うな。トリンシックの壁は砂岩だから少し黄色いはずだ」
「じゃあ、ガーゴイルシティ?」
「かもしれないけど、それだとイヌ殿が言った“死者のところに連れていく気か”っていう言葉のつじつまが合わないよ」
「うーん。ひょっとして、イルシェナーのReg Volom? ほら、エセリアルウォリアーがいるところ!」
「なるほど、可能性はありそうだ。行き先がイルシェナーだとしたら、これほど強い魔力を使わなければならなかった理由もわかる」
「行ってみましょうか。何かわかるかもしれない」
「そうだね、向かってみよう」

私たちはいったんゲートを使ってブリテインに戻り、そこからさらにイルシェナーへと向かった。

etc_bnn_bar.gif

Reg Volom。「天使宮」などと呼ぶ冒険者もいる。イルシェナーの湖に浮かぶ島にある神殿で、いつからここにあるのか、なぜここにあるのかはわからない。一階の広間部分にはエセリアルウォリアーたちが暮らし、地下ではアンデッドが徘徊する不思議な場所だ。冒険者たちと共に神殿の内部に入る。

「白っぽい壁とグレーの床だ。ふむ、あの男の話と一致するね。でも、緑っぽい大理石の床が見当たらないな」
「それはたぶん地下でしょう、クレイニン殿。以前見たことがあります」
「そうか。じゃあ、このまま地下へ行ってみようか」

入り口正面にある階段を降りると、たしかに緑色の大理石が床材に使われている。間違いない。イヌ殿とユリゴールが飛んだ先は、ここだ。

「よし、手分けしてイヌ殿を探そう。みんな、頼んだよ!」
「了解!」

徘徊するアンデッドたちを次々となぎ倒しながら、片っ端から部屋を探す。彼ら冒険者たちが本気を出せば、ここに棲むアンデッドなど雑魚同然だ。しかし、見つからない。

「おかしいな。どこへ行ってしまったんだろう?」

そのときだった。

「クレイニン殿、ここへ!」
「どうしたんだい?」
「ご覧ください。この場所だけ床材の色が違うように見えませんか?」

ひとりの冒険者が指差す場所を見ると、なるほど、たしかに緑色が少し濃いようだ。

「そうだね。でも、なんでここだけ?」
「ひょっとすると、あの男が聞いたという言葉が関係しているとか?」
「そうか!」

メモを開いて正確に発音する。

znfgrebcragurargbbe

するとブリテイン下水道のときと同じように、一瞬空間が歪み、私は別の場所へ飛ばされていた。

「なんだい、この部屋は?」

そこは白い大理石の壁で囲まれた、狭い部屋だった。部屋の周囲は漆黒の闇に閉ざされ、ここがいったいどこなのかまるでわからない。まだ発見されていない未知の場所か、それとも別の世界なのか。

「ここに扉がありますぞ、クレイニン殿」
「でも、カギがかかっていて開きません!」

唯一出口と思われる場所には、頑丈な金属製の扉があり、カギが掛けられている。魔法で開錠を試みたが反応はない。冒険者の中にLockpickingのグランドマスターがいたが、彼が試してみてもダメだ。

「いままでいろんなカギをバラしてきたが、カチリともいいやしない。こんなに固いのは初めてだ」
「どうやら私たちには無理のようだね。ひょっとすると、特殊な魔法で封印されているのかもしれないな」
「どうしますか、宮廷魔術師殿?」
「今日はだいぶいろいろなことがわかったし、いったん引き上げよう。帰ったら文献を調べてみるよ」
「しかたありませんね……。そうしますか」

etc_bnn_bar.gif

かくして、ブリテイン下水道から始まった長い午後が終わった。状況証拠から見て、イヌ殿がユリゴールという人物に連れ去られたのは間違いなさそうだ。そして、あの小部屋の奥が怪しいのだが……いったいどうすれば扉を開けることができるのだろう? 異様に強力な魔法を使うユリゴールの素性も気になる。私ですら知らなかったイルシェナー行きのゲートトラベルを、彼はどこで覚えたのだろうか?

とりあえず、我が師ニスタルが残してくれた文献を調べるところから始めよう。古の書物の中に、何か関係がある記述が見つかるかもしれない。

そうそう、気づきましたか?今回のBNNに掲載されてた画像には一般プレイヤーではあり得ない心霊写真がありましたね。

投稿者 Siel Dragon : 2006年07月31日 22:58
コメント

謎のルーン文字 #10、#11の説明文とルーン文字が異なっているようですが・・・
また、私の記録ですと、
'06.06.07 日米公式サイト「Danger surrounds the prophet」(日本公式のほうが10数分更新が早かった)
'06.06.10 米公式サイト「A recovered obsolete nest」
'06.06.20 日公式サイト「He Insinuates」
'06.06.22 日公式サイト「Inu has seen it」
'06.06.24 米公式サイト「Nonbelieving and ensnared grace」
という感じです。

Posted by: BSinMinoc : 2006年06月25日 06:23

BSinMinocさん>>
ご報告ありがとうございます。誤植を修正させてもらいました。

Posted by: Siel Dragon : 2006年06月25日 21:19

はじめまして。突然のコメント。失礼しました。

Posted by: バーバリー コート レディース : 2013年03月10日 20:33

突然訪問します失礼しました。あなたのブログはとてもすばらしいです、本当に感心しました!

Posted by: エルメス バッグ : 2013年04月07日 10:52

匿名なのに、私には誰だか分かる・・・(^_^;)ありがとう。。。

Posted by: ルイヴィトン バッグ : 2013年07月05日 18:16
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