2012年09月09日
覚醒 - 第七章

覚醒 - 第七章(The Awakening Act VII)とは、2012年8月9日に公開された物語。8月21日に第二節が公開された。日本地域では2012年9月7日から9日にかけて関連するライブイベントが実施された。

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2012年08月09日
覚醒 - 第七章
2012年08月21日
覚醒 - 第七章第二節
2012年09月05日
ライブイベント覚醒 -第七章の開催について
2012年09月07日
ライブイベント覚醒 -第七章

2012年9月7日 ライブイベント覚醒 -第七章

人々がドラゴンウルフの村と呼ぶテルマーの北端に位置する漁村は、イルシェナー世界からの移民が流入したのちに発生した老廃病の流行にともない、患者らの隔離施設となった。

そこに隔離され、ただ死に怯えるばかりであったガーゴイルらの前に現れた黒装束の治療師は、漁村の家々を研究施設とし、ブリタニアの人々の助勢を借りて老廃病の治療薬の精製に従事していた。

突然現れガーゴイルらを救おうとした治療師は何者なのか、その素性はねずみのシェリー(Sherry the Mouse)とサー・デュプレ(Sir Dupre)によって確認された。なんと彼は、かつて単身でエクソダスへ挑み自らを犠牲にエクソダスともどもエセリアル虚空間へ封印を施したロード・ブラックソンだったというのだ。

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私は再びその漁村へと赴いた。治療薬の精製が進められていた頃には人々の行き交う姿も見られた村だが、いまは静まりかえっていた。

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もっとも、それはガーゴイルらの発する怨嗟の声も聞こえなくなったからでもあるのだろう。

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そして、かの治療師にかわり、その助手が広場に立っていた。治療薬を投与されたガーゴイルらの経過観察のためにロード・ブラックソンが雇い入れたのだろうか。

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私は助手から情報を引き出そうと話しかけたが、私の声に顔を向けることもなく立ち尽くすばかりだった。

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やがて漁村には私のほかにも人々の姿が見かけられるようになった。治療薬の精製が打ち切られて以来、この村へ立ち寄る人々の数も減っていたのだが、今宵は随分と多いように見えた。

広場において隊列を整えていると、いまなお女王ザーの布告した隔離命令が解除されぬ村の、門とは言い難い鉄柵の合間を抜け入る小さな生物の姿があった。それは一連の事件に深く関わるねずみのシェリーだった。

シェリーは列を成す人々の前でちょこちょこと体を揺らしつつ、話しかけてきた。

Sherry the Mouse
皆さん、こんばんは!変わりはないかしら?

Siel
みんな、変わり者です。

Sherry the Mouse
それは…大変そう…。

シェリーは挨拶を済ませると、急ぐように今宵姿を現した経緯を語り始めた。

Sherry the Mouse
今日サー・デュプレは事情があってこちらに来られないのだけど。

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Siel
彼だって?

Sherry the Mouse
そう、あのヒーラーのことよ。もちろん私だってすぐには信じられなかったし、今でも夢を見ているようだわ。

でも、サー・デュプレは彼に賭けてみることにしたんだと思うの。彼の正体がロード・ブラックソーンであろうとなかろうと、彼が語った夢のような長い物語を信じようと信じまいと、どっちにしろ今、混沌のソーサリアを救う手立てはそう多くはないと思うの。

最後に、シェリー自身もサー・デュプレの判断を信じて行動すると宣言した。

Gaji
少しでも可能性がありそうな方法をとろうということか。

Sherry the Mouse
えぇそうなの。ところで皆さん。あのヒーラーは………いえ、ロード・ブラックソーンは、自ら開発した薬をガーゴイルたちに投与して、あの恐ろしい疫病から救ったわけだけれど、その後もガーゴイルたちの経過を見に時折ここを訪れるらしいの。

Siel
ここにブラックソンが!

Sherry the Mouse: 私の情報網に間違いがなければ、おそらく彼は今日もここに来ているはずよ。

姿を消して長い時間が過ぎ去り、その生存が伝えられてもまだ御伽噺のようであった古き王政の重鎮、ロード・ブラックソンがこの村へやってきているとの情報は集まった人々を驚かすに充分であった。ざわめきが駆け巡り、人々はこのなかにロード・ブラックソンがいるのではないかと周囲を見回す。どさくさに紛れて私にクリームパイを投げつけた者はあとで闘技場の裏に来なさい。

Sherry the Mouse
皆さん! どうか聞いて!都合のいいお願いかも知れないけれど、彼が誰であれ、もし皆さんがサー・デュプレの名のもとに彼に協力しようと思ってくれるならば、どうかお願い!彼にサー・デュプレの元から来たと伝えてちょうだい!そして彼の話を聞いてあげてほしいの!協力してくれるかしら?

Siel
私はもとよりロードの信者が故に。

Sherry the Mouse
ありがとう!今から彼を、ロードブラックソーンを探すわ。みなさんも探してもらえるかしら?

Siel
協力いたしましょう!

Sherry the Mouse
おねがいするわ!

Emily
ヒントありますか?

Sherry the Mouse
おそらくこの村に来ると思うけど……

Siel
この村のどこかにいるんですね?

Sherry the Mouse
えぇ!だからみなさん、まず村を探してもらえるかしら?わたしも今から探すわ!それじゃあ、さがしましょう!

人々はシェリーから得た情報のもと、漁村内の捜索を開始し、散っていった。私もまた、漁村に人影を求めて駆けた。村の外れ、北へ大きく突き出た桟橋へ脚を運ぶ。

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そこで、ローブ姿の男を見つけたのだ。彼こそまさしくロード・ブラックソンに違いなかった。

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シェリーは治療を受けたガーゴイルらの経過を診にきているのだと言っていたが、それならば施設でなく村外れにいたのは何故だろうか。この村との往復に水運を利用しているのだろうか。

私が桟橋の奧に立つロード・ブラックソンに近づいたとき、彼は何やら誰かと話しているかのようだった。しかし、周囲には彼のほか、誰の姿もない。コミュニケーションクリスタルでも使って遠方と会話していたのだろう。

Siel
みつけた!

Lord Blackthorn
おや、何事かな

ブラックソンもまた、慌てて駆け込んできた私に気づき、怪訝な様子で振り返った。

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間違いなくロード・ブラックソンその人であると確認したのち、私は村の各施設に散らばり捜索する仲間たちに向け、発見の報を入れた。

<61083735>Siel
桟橋にて発見

<24523619>Sherry the Mouse
桟橋に?!いまからいくわ!

まもなくシェリーも桟橋へと現れ、突然のことに呆然と立ち尽くすロード・ブラックソンの足元に滑り出た。

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Lord Blackthorn
これは何かな?シェリー?シェリー!

Sherry the Mouse
ロード・ブラックソーン!

ひとりの魔術師と一匹のねずみは互いの存在を確認し合った。そしてブラックソンは、多数の人々を引き連れて現れたのがシェリーと知り、納得したようでもあった。

Lord Blackthorn
おやおや。古き友よ。まだ君は私を警戒しているのかい?

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Lord Blackthorn
こんばんは、シェリー、そして皆さん。

Sherry the Mouse
こんばんは。前もって連絡しておこうと思ったのだけど早いほうがいいと思ったの!お邪魔じゃなければいいのだけど。

Lord Blackthorn
そんなことはないさ。ちょうど一段落したところだ。

そしてブラックソンとシェリーは旧き誤解のパズルを埋め合わせるように、言葉を重ねていった。それはかつてロード・ブリティッシュがいまではフェルッカと呼ばれるブリタニア世界で王と呼ばれ、ロード・ブラックソンがその重鎮として補佐していた時代にまで遡る出来事。いまではオーダー・カオス戦争と呼ばれる政争の引き金となった、二人のすれ違いであった。

Sherry the Mouse
もちろんあなたは一匹のねずみにしか過ぎない私にも、気を使ってそう言ってくださっているのでしょうけども……。ええ、きっとそうでしょうとも!あなたは世間一般で言われているような人物ではないし、あなたがサー・デュプレと私に語った不思議な物語を信じるならば、私たちが知るあなたはあなたではなかった!

Lord Blackthorn
そうだね、シェリー。だが私は私だ。まぎれもなく。

もともと破片世界のひとつひとつにはタイム・ロードの言うところの、真の世界の複製が存在していて、今ここにいる我々も複製のひとつにしか過ぎないと言うならば、エクソダスが作った私の複製もまた、不完全ではあっても私であったと言うべきだろう。

だがそんなことはどうでもいいんだ。もはや王でもなく、王の側近ですらない、何の力も持たない今の私にできることは、目の前で苦しんでいる者一人ひとりに救いの手を差し伸べることくらいだ。例え相手が複製であろうとなかろうと、君だってそうするだろう?

Sherry the Mouse
恐れながらロード・ブラックソーン。タイム・ロードの計画は、砕け散った脆弱な破片世界をひとつにし、宇宙とふたたび共鳴させて守ることなのです。

しかし、破片世界をひとつにすれば、真の世界にオリジナルを持たない者はただ消滅するだけの存在です。大きな目的のために犠牲を伴うことはやむを得ないと……。

Lord Blackthorn
シェリー。私はもともとニスタルやサー・デュプレに好かれてはいなかったが、タイム・ロードの計画に賛同できなかっただけだ。私の友でもあったかの王は言った。キングを助けるためにポーンを犠牲にせねばならないときもあろう、と。

Sherry the Mouse
ええ、覚えています。あなたは答えて言われました。ポーンにも命があり、家に帰れば恋もするのだと。

Lord Blackthorn
その通りだ。シェリー。けれど今は互いの主義主張はともかく、約束を果たしてくれたサー・デュプレに感謝しなくてはならないだろう。彼は私がムーンゲートの修復を申し出た時にはかなり懐疑的だったが、さりとて他に打つべき手段も見つからなかったと見える。

Sherry the Mouse
………。お言葉を返すようですが、ロード・ブラックソーン。あなたはムーンゲートの修復に必要なものを既にお持ちのはずです。そうではありませんか?

Lord Blackthorn
何のことだね?

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Sherry the Mouse
あなたは密かにヘクルスに命じてブラックロックを入手されました。ご自身の能力によって合成ムーンストーンを精製され、それによってイルシェナーのゲートのネットワークからのエネルギー供給を遮断し、あのエクソダスをコントロール・ルームの奥深くに封印していたはずです。

Lord Blackthorn
ははははは……。そうか、なるほど。サー・デュプレはそれを見越して私に兵力を派遣したと?

Sherry the Mouse
ロード・ブラックソーン!もちろんそれだけではないことはあなたご自身が一番ご存知のはずです!ムーンゲートの修復には詠唱者である優れたメイジが必要です。現在のブリタニアにおいてあなた以外にそれができるメイジを私は知りません!それに!

Lord Blackthorn
それに?

Sherry the Mouse
ロード・ブラックソーン。サー・デュプレは何よりもあなたがガーゴイルたちのために成し遂げたことに、深く感銘を受けておいでなのです。だからこそあなたを信頼し、こうして兵を差し向けてくださったのです。

Lord Blackthorn
………。

Sherry the Mouse
彼らは仰せのままにあなたに従い、あなたのために戦うでしょう。ロード・ブラックソーン。彼らはあなたの号令を待っています。ご指示を!

シェリーの説得にロード・ブラックソンもようやく人々が敵意を以て現れたのでないと信じたようだった。

Lord Blackthorn
………。サー・デュプレに私からの感謝を伝えてくれ。そして今日ここに集ってくださった皆さんにも、あらためてお礼を申し上げる。

実は……。うまく行くかどうかの保証はないのだが、千にひとつの可能性があるならば、私は名誉のムーンゲートの修復を試みたいと考えている。

ロード・ブラックソンの望み、それはエクソダス戦役の折に爆発とともに機能を喪失したイルシェナー世界名誉のムーンゲートの修復であった。

ロード・ブラックソン自身に何の利があるかもわからぬガーゴイルらの治療に続き、ムーンゲートの修復までも試みようというのだ。エクソダスに関わる事件は全て自らの手で決着をつけようとでも言うように。

Lord Blackthorn
ムーンゲートの修復には3つの要素が揃う必要がある。何か分かるかな?

まず詠唱者であるメイジ、エーテルを媒介する秘薬あるいはその秘薬にかわるより強力なアーティファクト……。すなわち今回は私と私が所持する合成ムーンストーンがそれにあたる。

あとひとつ、必要なものがある。それはスペル、すなわち呪文である。

皆さんも既にお気づきの通り、イルシェナーのゲートのネットワークはブリタニアにあるものとはかなり趣を異にする。あるいは後から何らかの特性が付け加えられたと言うべきだろう。

それはあの奇妙な三脚の装置、ネクサスによるエネルギー供給システムである。持っている者もいるのかな。

さて、驚くべきことにエクソダスはムーンゲートのネットワークを通じてネクサスに集められたエネルギーをパワーに変換して自らの糧としていた。私は自らのパワーと合成ムーンストーンを使い人柱となることでエクソダスをコントロールルームに封印することに成功した。

しかし、ある時からネクサスによるエネルギー供給が増大し始め、私のパワーはもはやエクソダスを封印し続けることができなくなっていた。

それはおそらくブリタニアの人々が騙され、連結機構ネクサスの再起動に協力する羽目になった時期と一致するに違いない。

Lord Blackthorn
ところが、エクソダスが倒されたことでエネルギー供給システムと私のパワーがバランスを失った結果、名誉のムーンゲートに凄まじい負荷がかかり、使用不能の状態に陥ったというわけだ。ここまでは いいかな?

Sherry the Mouse
なるほど……。

Lord Blackthorn
さて、その昔イルシェナーの先住民であるイルシェンたちが、固定ムーンゲートのネットワークを構築するために操った呪文を入手し、合成ムーンストーンを使えば、少なくとも元々の状態に戻すことはできるのではないかと考えている。いいかな?

シェリーはロード・ブラックソンの考えに困惑したようだった。油断なくあたりを見回すと、それが危険なことであると訴えた。

Sherry the Mouse
ロード・ブラックソーン!イルシェナーの先住民であるイルシェンの人々やアンスキタスには謎が多いわ。当時を伝える文献もほとんど存在しないはず……。

そんな呪文を知っている者がいるかしら?たとえ知っている者がいたとしても、比較的最近のブリタニアン・スペルですら、あまりに強大なパワーを持つものは宮廷魔術師たちの手によって封印されたものもあったはずよ!

Lord Blackthorn
シェリー。君の言う通りだ。それを知り得るのは人ではなく、かつてアルマゲドンの呪文を我々にもたらしたウィスプなのだよ。

Sherry the Mouse
なんですって!?

Lord Blackthorn
私はこれからウィスプダンジョンに出向いてウィスプを呼び出す。呼び出しには危険が伴う場合もある。そして君も知っていると思うが、ウィスプとは取引をしなくてはならない。彼らはソーサリアのあらゆる情報のブローカーだからだ。どのような情報を要求されるのかは取引するまでわからない。

Sherry the Mouse
それは不安だわ。

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Lord Blackthorn
私とて国政に携わっているならばまだしも、今の私は医者の真似事をしているただのメイジに過ぎない。捨てるものなど何もないが、無い袖もふれない。

Sherry the Mouse
そうね、でも!これだけの皆さんがいらっしゃったら、ウィスプが求める情報を誰かが持っている可能性もあると思うの。皆さん! ロード・ブラックソーンといっしょにウィスプ・ダンジョンへ行ってくれないかしら?

ロード・ブラックソンすら提供できぬ情報を我らが握っているとは到底思えなかったが、僅かでも助勢となるならばとその要請に応じていった。

Sherry the Mouse
ありがとう!私は先に名誉のムーンゲートへ行って、他に必要なものを準備しておくわ!

そういうと、シェリーは足早に人々の足の間をすれ抜けていった。そして、桟橋に残ったロード・ブラックソンは、集まった人々に対して早速の移動を指示した。

Lord Blackthorn
それじゃ行くとするか。移動後、何が待ち受けているかわからない。注意して行動することだよ。

そういうと、ロード・ブラックソンは、桟橋の中央にムーンゲートを創出させた。

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集まった人々は次々と躊躇なくムーンゲートを潜り抜けていく。だが潜り抜けた先は、既にダンジョンウィスプ内の回廊であった。

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私が潜り抜け出ると、回廊内では既に先行した人々によって激しい戦闘が繰り広げられ、狭い回廊の白い床を飛び散る血飛沫で赤く染め上げていた。

それは全身を紅に染めたスケルトン"unknown (Guardian)"や灰のスケルタルメイジ"Wisp Undead (Guardian)"から構成された勢力。情報体であるウィスプによる迎撃というよりも、ウィスプとの接触を望まぬ魔術師らの仕業であろうか。

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我らの侵入を察知してか、回廊の奧から更に数多くの幽鬼が迫る。このダンジョンの常とは明らかに異質と言える過剰な反応であった。

だが、ロード・ブラックソン自身は、このような迎撃を予測していたかのように、平然と回廊を歩み進んでいた。

Lord Blackthorn
さっそく魔物が。注意しながらゆっくり進むとしよう

ロード・ブラックソンは、回廊を東へ東へと歩んでいった。人々もまた、回廊の奧から突き進んでくるアンデッドと数度に渡る戦闘を余儀なくされたが、ロード・ブラックソンに付き従い進んだ。

Lord Blackthorn
みんな大丈夫かな?目的の場所はこのおくだ。

まもなく我らは回廊を抜け、光り輝くアンクの据えられた広間へと辿り着く。広間へ入った途端、先ほどまで執拗に襲ってきていたアンデッドらも諦めたのか姿を現さなくなっていた。

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ロード・ブラックソンは、アンクの前まで歩み寄ると、人々へと振り返った。

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Lord Blackthorn
みんな揃ったかな。

Gaji
こちらですか、Sir!?

Lord Blackthorn
そうだよ、ここだよ。これから詠唱をするから、ちょっと待っていてくれ。

ロード・ブラックソンは再びアンクへ向かい合うと、腕を天に突き上げるように揺らし、呪文を編み始めた。

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ロード・ブラックソンは"In Kal Xorinia"と三度続けて呪文を編んだ。とともに広間へウィスプでなく巨大なガーディアンが召喚される。

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A Wisp Guardian (Guardian)

明らかに敵性を示すガーディアンに対して、広間で唐突に抗戦が始まってしまう。だが、ロード・ブラックソンはガーディアンに関心を示さず、ただただウィスプを求めて広間に目を走らせていた。

Lord Blackthorn
うむ、なんだこいつは。ウィスプはどこだ…肝心のウィスプが現れないな…どこだろうか、うーん。

広間に変化が訪れたのは、ガーディアンを打ち倒した直後のことだった。アンクの前に強く光り輝くウィスプが出現したのだ。それは我らが森で漂うのを見かけるウィスプと比べても明らかに強い光を放っていた。

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ウィスプは、目の前に立つロード・ブラックソンに対して問いかける。

The Wisp
またしても、お前はこの平面界において素朴な祈りの魔力を発動しようと試みるのか。

Lord Blackthorn
やっとあらわれたね

The Wisp
ではお前はいかなる名前で呼びかけられんと欲するか?

Lord Blackthorn
Blackthorn

The Wisp
了解した、"Blackthorn"。お前は、以前に私が論じた内容を記憶しているか?

Lord Blackthorn
Yes

The Wisp
なれば、冗長な反復は避けよう。お前がブリタニアで認識するところの"ウィスプ"とは、ゾーリニアに存在する生命の投影にすぎない。しかしながら、これら"ウィスプ"は脆弱な影になってしまった。けれども、お前の平面界は最も安定した形態を保っている。異なる平面界間の情報伝達媒体として、ゾーリニアは機能している。お前は情報交換を望むか?
Lord Blackthorn
Yes

The Wisp
よろしい。お前が持っている老廃病の治療薬に関する情報を差し出すがよい。さすればゾーリニアはお前に情報を供給するだろう。

Lord Blackthorn
ああ。いいとも。ちょっと待ってくれ。この薬は243通りの調合方法が存在する。書き留めて渡すこととしよう。

The Wisp
心配にはおよばぬ、 "Blackthorn"。お前が取引に応じた瞬間に、お前の正当で緻密な情報は、ただちにゾーリニアに供給された。信じがたいことだが、この物質に付随して、いくつかのソーサリアの歴史が今、完全に塗り替えられた。いや、覆されたと言った方が適切であろう。……では、"Blackthorn"。お前の望む情報は何か?

Lord Blackthorn
イルシェナーの先住民であるイルシェンたちが、固定ムーンゲートのネットワークを構築するために使用した呪文を。

The Wisp
了解した、"Blackthorn"。今、お前はそれを入手した。

Lord Blackthorn
ああ。そのようだ。

The Wisp
ゾーリニアはお前の流儀を尊重する。しかし呪文の取引には慎重にならざるを得ない。むやみにこれを諳んじてはならない。さもなくば"Zog"のように破滅への道をすすむであろう。お前が重要な情報を得たときは再び私と交信するがいい。さようなら、"Blackthorn" 。

Lord Blackthorn
ああ、さようなら。

ウィスプは現れたときと同様、唐突に存在を掻き消していった。新たな情報を得たロード・ブラックソンは、満足したように人々へ振り向く。

Lord Blackthorn
コホン、すべての条件は揃った。名誉のムーンゲートへ向う。なお、移動後、ゲートの周りはあけておいて欲しい。よろしくお願いするよ。

そういうと、ロード・ブラックソンは紫色に輝くムーンゲートを創出させた。

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潜り抜けた先は、シェリーの待つイルシェナー世界名誉のムーンゲートだった。

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Lord Blackthorn
やあ、シェリー

Sherry the Mouse
おかえりなさい、ロード・ブラックソーン。……呪文は手に入ったのかしら?

Lord Blackthorn
ああ、手に入ったよ

Sherry the Mouse
そう!それはよかったわ!

シェリーとの挨拶を済ますと、ロード・ブラックソンは亀裂が走り揺らめく名誉のムーンゲートの前へと踏み出した。

Lord Blackthorn
みんな揃ったかな。これからムーンゲートの修復作業に入る。修復の際に予期しない出来事が発生する可能性もある。周囲に目を配っておいてほしい。では、始めよう。

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Ex Vas Grav Lor

ロード・ブラックソンが詠唱を終えると、ムーンゲートの周辺に異変が起きた。おそらくはムーンゲートから吐き出されたと思われる化物が現れ出たのだ。

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だが、ブラックソン自身はこの異変に動じることはなかった。

Lord Blackthorn
むむ、ちゃんと反応はするようだな、続けよう。

呪文の影響が続くなか、更に呪文を重ねたのだ。

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Vas Rel Por Kal Uus An Tym

この呪文でも新たな化物が現れ出で、ムーンゲート周辺は騒然となる。

Sherry the Mouse
だ…大丈夫かしら…

ブラックソンの後ろで心配げに見つめていたシェリーも思わず、不安を口にせざるを得なかったようだが、ブラックソンはなおも呪文の詠唱を続けると語った。

Lord Blackthorn
次にうつる

周囲の人々が慌ただしく動くなか、ロード・ブラックソンは三度目の呪文を編んだ。

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An Grav Quas Jux Kal Vas Lor

そして新たな化物が召喚され、戦いが起きたのだった。

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ここでようやく、ブラックソンは次が最後の呪文となることを示唆した。

Lord Blackthorn
最後の呪文の前に、少しゲートが見えないので前をあけて欲しい、ありがとう。では。

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In Vas Rel Grav Ex

最後の呪文が編まれた瞬間、南の山際に金色の輝きが地から溢れ出し、波となってムーンゲートを拭っていった。

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その輝きを見て、ロード・ブラックソンは呪文の成功を確信した。

Lord Blackthorn
素晴らしい。これは素晴らしい。どうやら効果があったようだ!

Sherry the Mouse
すごいわ!

その輝きの波は幾重にも連なってムーンゲートを拭っていく。波に拭われるたびに、揺らめくムーンゲートは紫へ黒へと、その色彩を転じていく。

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そして、ついに、ムーンゲートは見慣れた蒼白い光へと変じていった。

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修復されたムーンゲートを前にして、ロード・ブラックソンは協力してくれた人々に対し、感謝とそしてまだ正さなければならないことが数多く残されているのだと宣言した。その姿は、もはや物静かな治療師のそれでなく、力強い施政者のように見えた。

Lord Blackthorn
シェリー。皆さん。ゲートは修復されたようだ。けれどまだエクソダスが残した爪跡は完全には癒えていない。修復しなくてはならないのは、ブリタニアの街であり、ソーサリアの世界である!私たちはポーンであり、一人ひとりの力は小さいが、力を合わせてガーゴイルたちを救ったように、また必ずや近いうちに力をひとつにし、この世界を修復しようではないか。よろしいかな。

Siel
消え去ることが定めと言われても抗ってみせます!

ロード・ブラックソンは人々に別れを告げて去っていった。

Lord Blackthorn
うむ、では今日のところは私は失礼する。さらばだ!

そしてシェリーも後を追うようにムーンゲートを後にした。

Sherry the Mouse
ありがとう、ロード・ブラックソーン!皆さん今日は本当にありがとう!また近いうちにお会いしましょう。それじゃあね!

2012年9月5日 ライブイベント覚醒 -第七章の開催について

ライブイベント “The Awakening(覚醒)第七章”

甲冑の汚れを丁寧に油で拭き取りながら旅支度を整えつつあるサー・デュプレの横顔を眺めながら、シェリーは遠慮がちに声をかけた。

「ではどうしても行かれるのですね?」

デュプレは一瞬手を止めるかのように見えたが、そのまま顔を上げることなく答えた。

「すぐに戻って来るつもりだ。確かめたいことがある。」

普段は豪放磊落なデュプレがいつになく口数が少ないのを不安に思いながら、シェリーは身を固くして次にかけるべき言葉を必死で探していた。けれど間もなくそれは杞憂に終わった。

「シェリー。ブラックソーンは名誉のムーンゲートに向かうはずだ。必要なものを手配するために、君たちの力が必要になるだろう。」

シェリーはデュプレの口から発せられた“ブラックソーン”という言葉にいくばくかの躊躇を感じ取ったが、気付かないふりをして答えた。

「了解しました。デュプレ。ブリタニアの市民の皆さんが彼を受け入れてくれるかどうかはわかりませんが……。」

やおら立ち上がり、背を向けたデュプレに向かってシェリーはさらにゆっくりと続けた。

「サー・デュプレ。彼のチェス盤をご覧になったでしょう?かの王、カンタブリジアン(C.B.)のイニシャルが入ったあのチェス盤です。彼は……ロード・ブラックソーンです。」

サー・デュプレはそれには答えなかったが、部屋を出て行く彼が小さく頷いたようにシェリーには見えた。



開始予定日時
瑞穂シャード/9月7日(金)21時〜
無限シャード/9月7日(金)22時〜

大和シャード/9月8日(土)20時〜
出雲シャード/9月8日(土)21時〜
北斗シャード/9月8日(土)22時〜

桜シャード/9月9日(日)20時〜
倭国シャード/9月9日(日)21時〜
飛鳥シャード/9月9日(日)22時〜

集合場所
テルマーのドラゴンウルフ村
(六分儀座標: 125o 56′S, 48o 26′W)

Asuka
二ジェルムEMホールより集合場所までゲートを設置予定です。ニジェルムEMホールへはブリ第1銀行西側のゲートをご利用ください。イベントチャンネル”Asuka EM Event”にお入りください。

Yamato
二ジェルムEMホールより集合場所までゲートを設置予定です。ニジェルムEMホールへはブリ第1銀行西側のゲートをご利用ください。イベントチャンネルTamchannel(#なし) にお入りください。

Wakoku
二ジェルムEMホールより集合場所までゲートを設置予定です。ニジェルムEMホールへはブリ第1銀行南西のゲートをご利用ください。イベントチャンネル「Wakoku EM Event」にお入りください。

Hokuto
二ジェルムEMホールより集合場所までゲートを設置予定です。ニジェルムEMホールへはブリテイン第1銀行前のゲートをお使いください。チャットチャンネル Hokuto EM Event へお入りください。

Izumo
二ジェルムEMホールより集合場所までゲートを設置予定です。ニジェルムEMホールへはブリ第1銀行のゲートをご利用ください。 イベントチャンネルEM Orix Event(#なし) にお入りください。

Mizuho
ルナ銀行付近より集合場所までゲートを設置予定です。ニジェルムEMホールへはブリ第1銀行西側のゲートをご利用ください。イベントチャンネルgeneralにお入りください。

Mugen
ヘイブン銀行より集合場所までゲートを設置予定です。チャットチャンネル General へお入りください。

Sakura
二ジェルムEMホールより集合場所までゲートを設置予定です。ニジェルムEMホールへはブリ第1銀行西側のゲートをご利用ください。イベントチャンネルはJapanEMevent(#なし) にお入りください。

2012年8月21日 覚醒 - 第七章第二節

「サー(Sir)?」

「あ……、すまない。少し考えごとをしていたんだ。君がロイヤルシティ(Royal City)のテルヴァル(Ter-Val)かい?」

「そうです、テルヴァルはこれの名前。これ、あなたの道案内になって、病のキャンプに連れていく。でも、遠くは無理。あなた武装していてよかった……。あの区域は危険が無い所と違う。あなたを中まで連れていけないから、これはとても悲しい。でもザー女王(Queen Zhah)の厳しい命令受けている」

デュプレ(Dupre)は短くうなずいて、出発を促す仕草をした。「それじゃ行こう。さっさとあのヒーラーに会ってオレの疑念をスッキリさせたいからな」

この二人の戦士に、それ以上の会話は必要なかった。例のキャンプに続く道を目指して二人が旅する間、聞こえるのは鎧、足、翼の音だけだった。テルヴァルは静止し、ロイヤルシティに戻る準備をしながら言った。

「この道行けば、あのキャンプある。ときどきスリィス(slith)と狼(wolf)出てくる、すぐ剣使える準備しておくのが賢い。あなたをこれ以上案内できない、これはもう一度お詫びする」

デュプレはお詫びを断るように手を振り、ガーゴイルに微笑んでみせた。「命令に従うのは兵士の務めだ。オレの部下も命令に従うが、あいつらにも君にも、こういう時に心苦しく感じて欲しくない。気にせず行ってくれ」

帰路につくガーゴイルの羽ばたきの音はだんだん小さくなっていったが、その音をかき消すように、デュプレにとってより馴染みのある物音が聞こえ、彼は剣を抜いて構えた。あのキャンプまでは長くかかりそうもなかった。たとえこの先に何が待ち受けていようとも。



「デュプレ卿! デュプレ卿!」

騎士は振りかえり、声のした辺りを見つめ、誰の声だったか思い出して視線を下に向けた。ここまでの道のりで倒したレザーウルフ(leather wolf)の脂で滑りやすくなった剣を納めてひざまずき、手を差し伸べてシェリー(Sherry)が登りやすいようにしてやった。

「シェリーにとって、オレはただのデュプレでいいって言ったはずだけどな」と、彼は口ひげのある顔に微笑みを浮かべた。彼の手の中のちっちゃなねずみは、頬ひげを震わせてクスクスと笑った。

「ここで会えるなんて思ってもみなかったわ! ヴァーローレグ(Ver Lor Reg)での戦いの後、フェルッカに戻ったんじゃなかったの?」デュプレは立ち上がり、少し困ったような顔つきで答えた。

「やらなきゃならないことが色々あってね……。それであちこち行く羽目になったんだ。ところで、オレに会いに来たんじゃないということは、シェリーも例のヒーラーに会いに来たのかい?」ちょうどその時、キャンプが見え始めてきた。薄気味悪くそびえたつ厳重な柵が見える。

「そうなの! あの人の話を聞きにきたんだけど、腹を立てたガーゴイルに追い出されちゃったの。わたしが病気を運んでるって言うのよ!」キャンプに入りながら、ぷりぷりと怒ったシェリーが言った。

「大丈夫、君の名誉はオレが守ってみせるよ、シェリー。ところで、オレの考えが正しいなら、目の前にいるのが例の人物だと思うよ」

彼らの会話やデュプレの鎧の音がしているというのに、目前のローブをまとった人物は、全く振り返りもせず、二人を見ようともしなかった。この男は作業に没頭しており、二本の試験管の治療薬を混ぜ合わせていた。デュプレは沈黙し、目の前に並べられた試験管やビーカー、フラスコを男の手が巧みに操る様子を静かに見守った。薬品の取扱いに慎重さが必要なことは明らかであり、重要な段階を邪魔してしまわないよう、男が作業を終えるまでデュプレはじっと待った。ゆっくりと男は振りかえったが、フードで顔はまだ見えなかった。男は口を開いた。

「治療薬をお持ちいただいたのでしたら、喜んでいただきます」

ヒーラーの声を聞くなり、デュプレは反応した。低く身構え、脂にまみれた金属が革をこする音が響き、地面に飛び降りたシェリーの甲高い鳴き声がその音に続いた。

「この卑劣漢め、どんな邪悪な魔法で蘇り、ここで何を企んでいるのか判らんが、貴様を墓穴に送り返してやる」

ヒーラーは素早く手を下におろすと、腰の両側に下げた秘薬袋を見せた。デュプレに緊張が走ったが、ヒーラーは秘薬袋を二つとも地面に落とし、手に何も持っていないことを見せたまま、ゆっくりとデュプレの方を向いた。

「デュプレ卿には何度もひどい言われようをしたものだが、まさか卑劣漢とまで思われているとはね」デュプレは攻撃に備えた構えを崩さなかった。警戒する騎士を刺激しないよう、ゆっくりと手を持ち上げて男がフードを外すと、デュプレがよく知る顔が現れた。だが、デュプレが最後にこの顔を見た時、顔の一部はエクソダス(Exodus)の奇怪な機械となり、眼は憎悪と憤怒に燃えていたはずだ。ヒーラーは、前に立つデュプレを見た。男の眼には、ブラックソン(Blackthorn)の墓に眠る存在と対峙した時にデュプレが感じたあの軽蔑が全く感じられなかった。その代わりに、興味や好奇心がその瞳に浮かんでおり、デュプレが間違っているのでなければ……、少し感じのいい眼差しにすぎなかった。とはいえ、デュプレはまだ彼に対する警戒心を解かなかった。小さな甲高い声が緊張に満ちた空気を破るまで、この二人は長い間こう着状態に陥っていた。

「デュプレ! まず話を聞いてみましょうよ! 彼はあなたが思っているような人じゃないわ!」後ろ足で立ち上がりながらシェリーは言った。彼女の手は、まるでヒューマンが力説するときのように握りしめられていた。デュプレは唇を捻じ曲げ、しかめっ面を浮かべてふさふさとした口ひげを少し動かしたが……、ゆっくりと構えを解き、剣をおろすと切っ先をプレートレッグに包んだ足のそばの草地に立てた。両手で剣の柄を握り、デュプレはまっすぐに背を伸ばすと男を見つめ、一瞬も眼を離さなかった。

「こいつの正体はオレが思っている通りさ……。でもオレが思っていた通りの人物ではないのかもしれない。話してくれ、ロード・ブラックソン(Lord Blackthorn)。一体何があったんだ?」険悪な空気が収まったので、ロード・ブラックソンはゆっくりと手をおろし、彼の眼に少し面白がるような光が差したのを見て、デュプレのしかめっ面はさらに険しくなった。

「サー・デュプレ、それはとても長くて、信じてもらえそうにない話になるだろうな。とはいえ、君たち二人に話すことに異論はない……。だが、サー・デュプレ、あなたには一つ頼みがある」

「頼みだと?」デュプレは彼を見据えたまま言った。

ニヤリと笑ってロード・ブラックソンは言った。「議論は酒と共に、というのがあなたのこだわりだと承知しているが、私はチェスをしながらの方が好みでね。そこを譲歩してくれるというなら、偶然にも私はチェス盤を持っているのだが……」彼は、シェリーとデュプレ卿について来るようにと促す仕草を送り、一行はこの野営地に点在する小さな建物の一つに歩いていった。

The Awakening Act VII - Part 2

Tim Chappell
20 Aug 2012 16:43:54 EST
Written by the EM Team

 “Sir?”

“Er…Sorry, I was lost in my thoughts. Are you Ter-Val of the Royal City?”

“Ter-Val is this one’s name, yes. This one is to be your guide to the road that leads to the sick camp, but no further. It is good that you are armed…the area is not without its dangers. It is this one’s great sorrow that this one cannot escort you into the city, but this one has strict orders from Queen Zhah.”

Dupre gave Ter-Val a curt nod as he gestured ahead. “Let’s get going then. The sooner I can see this healer the sooner I can lay my suspicions to rest.”

No further conversation was needed between the two soldiers. The noise of armor, footsteps, and wings were the only thing to punctuate their journey until they had reached the road leading to the camp. Ter-Val paused as he prepared to head back to the Royal City,

“You will find the camp further along this road; the sliths and wolves sometimes wander along it, it would be wise to keep your sword at the ready. This one apologizes once again for this one’s inability to escort you further.”

Dupre waved it away, and gave the gargoyle a smile. “It is a soldier’s job to follow orders, and I could no more hold you any ill will than I would expect of my men who follow their orders. Go with no worries.”

The sound of the fading wingbeats of the returning gargoyle was eclipsed by one that Dupre was far more familiar with as he drew his sword. It shouldn’t take long to reach the camp, regardless of what might lie in his path.



“Sir Dupre! Sir Dupre!”

The knight turned, glancing around at the voice, before recalling to whom it belonged and looking down. He knelt and sheathed his weapon, blade slick with the oil of the leather wolves he’d slain along the way, and held a hand out for Sherry to alight on.

“I thought I had told you it was merely Dupre to you.” His smile was broad under his mustache. The little mouse tittered in his hand as she waggled her whiskers at him.

“I never thought I’d see you out here! I thought you returned to Felucca after the battle in Ver Lor Reg?” Dupre stood, and adopted a slightly weary look as he replied.

“There were many tasks that had to be taken care of…and they have taken me to many places. I wonder then, if you were not here to see me, if you too are here to see this strange healer?” The camp was just now beginning to come into view and the stark fence rose grimly amidst the landscape.

“Yes! I heard him speak but I was driven away by one of the angry gargoyles who thought I was a plague spreader!” Sherry squeaked angrily as they entered the camp.

“Well I’ll not let them besmirch your shining reputation farther, Sherry. But if I’m not mistaken, this is the very fellow before us.”

Despite their conversation and the noise of Dupre’s armor, the robed figure before them made no effort to turn or regard them at all. He was evidently hard at work before them, mixing together two of the vials of the cure. Dupre remained silent as he watched the man work, his hands deftly working amidst the vials and beakers and flasks set before him. The manipulation of the chemicals was clearly delicate, and for fear of interrupting him at a crucial step, he allowed him to continue unabated until he set it aside. Slowly, the man turned, his cowl keeping his face covered, and he spoke.

“If you have cures to give to me, I will take them gladly.”

Dupre, upon hearing the healer's voice, reacted in an instant. His stance dropped and the sound of well oiled metal against leather served as his initial response, followed by the shrill squeak of Sherry as she leapt to the ground.

"I know not what foul magic has brought you back, abomination, nor what vile purpose you are serving here...but I will send you back to the depths of the tomb where you belong."

The healer quickly held his hands out to his side, showing each with a bag of reagents. Even as Dupre tensed, the healer's action was to drop both bags upon the ground, and slowly turn to face Dupre, keeping his hands out and empty.

"I do so often remember the disparaging way you would speak of me, Sir Dupre, but I hardly imagined you thought me an abomination." Dupre kept his stance ready as the healer slowly moved his hands up so as not to alarm the alert knight, and pulled back the hood of his shroud to reveal a face that Dupre recognized well. The last time he'd seen this face, though, it had been partially consumed by the clockwork monstrosities of Exodus and with eyes that burned with hatred and resentment. The healer before Dupre looked to him, and the eyes held none of that utter contempt that he had felt in the presence of the thing that lay in Blackthorn's tomb. Instead, they seemed only intrigued, curious, and if he wasn't mistaken...just slightly grateful. Still, Dupre wasn't ready to discount him as a threat. The two were locked in this stalemate for long moments before a small, shrill voice cut through the tension in the air.

“Dupre! Let's try and talk about this first! It's obvious he's not the one you think he is!" Sherry rose up on her hind legs as she spoke, her hands clasped in a very realistic approximation of a human's pleading. Dupre curled his lip, his bushy mustache twitching slightly as a scowl appeared on his face...but he slowly moved out of his stance, and let his sword drift down, until he let the tip rest in the soft blades of grass by his plate-armored feet. Clasping both hands around the hilt, he stood to his full height and stared at the man, never taking his eyes away for even an instant.

"It's obvious he's exactly who I think he is...but he may not be all that I think he is, either. So talk, Lord Blackthorn. How came you to be in this state?" Lord Blackthorn let his hands slowly come down as he was no longer in any seeming danger, and Dupre's scowl deepened as a gleam of amusement entered into Lord Blackthorn's eyes.

"That, Sir Dupre, is a very long tale, and one which I am doubtful you would believe. Still, I have no reservations against sharing it with you both...but I would have one request of you, Sir Dupre."

"And what might that be, Blackthorn?" Dupre kept his gazed fixed.

Lord Blackthorn's face lit up slyly with a grin. "I know you are particular to discussions being had with a drink, but I would much prefer it if we do it over a game of chess. If you'll just step inside, I happen to have a board with me..." He gestured for Sherry and Sir Dupre to join him, and together they headed towards the small buildings dotting the encampment.

2012年8月9日 覚醒 - 第七章

その男が目覚めてからずいぶん長い時間が経つまで、機械は男に手をださなかった。そして、ついに機械は動き出したとき、あまりにも唐突だったので、男がもし立っていたならば、平衡感覚を失っていただろう……。それが始まるとすぐに、彼は瞑想の世界から引き離され、不快な気分に陥った。

「おめでとう、と言うべきなのだろうな、ロード・ブラックソン(Lord Blackthorn)」彼の称号は、機械音声でありながら、軽蔑と不満を見事に再現した発音で語られた。

「そうかね? この奇妙な場所からの脱出方法をまだ見いだせていない自分に、むしろ苛立ちを感じているのだが。とはいえ、お前の声が聞けて少し満足だ。つまり、お前もここに居るということだからな。だが……、私がここを調べている間、どうやって姿を隠しおおせていたのかまでは判らん。しかし、教えるつもりもないのだろう? エクソダス(Exodus)よ」ブラックソンは無関心を装った。この男は、やはり貴族なのだ。

「そうだ……、それにお前の様子を見ていて脱出の望みがないことは判った。身を隠すことなどたわいないことだ。ウォーロックよ、魔法を使えるのはお前だけではないのだよ。お前の持ち物が面白そうだったのでな……、気を失っている間に触らせてもらったよ」この言葉と共に、折りたたみ式の木箱が暗闇から飛んできて、彼らの居るこの小部屋の磨き上げられた風変わりな大理石の床の上を滑り、ブラックソンのブーツに当たって止まった。「これはお前たちのゲームなのだろう……」

ブラックソンは屈み、その小さな携帯用チェスセットを拾った。それは贈り物として貰ったものだ。象嵌された献呈の辞に沿って、すっと指をすべらせた。『盤面を挟み対峙すれど、我ら常に友情をもって手を伸ばさんことを。 -C.B.』ブラックソンが床に腰をおろし、盤を開いて駒を配置しはじめるのを見て、エクソダスは好奇心を抱いた。「エクソダス、お前とプレイするのも面白いかもしれん。それから……」

しばらくの間、聞こえてくる返答はブンブンと唸る機械音だけだったが、やがて生命体は彼の前に姿を現した。「私にはなんの得がある?」

ブラックソンはただ柔らかく微笑んだ。「情報、私と対決するというチャンス、退屈しのぎ、いろいろあるさ……。もしお前にその気があればな」

この悪魔のように巨大な機械は重くぎごちない動きで前に踏み出し、どうやったものか、足を折りたたんで体内に収納し、小型化した形状となってブラックソンの向かいに陣取った。「よかろう。ゲームを……、始めよう」

ブラックソンが最初の一手を繰り出した時、彼の笑みは冷ややかなものに変わった。

時間はその意味を失っていた。ギルフォーン(Gilforn)の産物と自身の魔法によって自分たちが送られたこの奇妙な次元では本当に時間が流れているのだろうか、それすらブラックソンには判らなかった。しかし、この機械生命体がチェスの腕を上げ、名人の域に届き始めていることは確かだった。ゲームを中断するのは、食べ物や飲み物を生み出す時と、休息を取る時だけだった。両者は盤上で駒を動かしていたが、何かこれまでとは違う感じが、今はしていた。

まるで雑談でもするかのように、エクソダスが話し始めたのはその時だった。「このお前たちのゲーム中にちょっとした会話を交わすのは面白いものだ。最初は何かの罠ではないかと疑っていた……。だが、お前は自分の言葉で相手を説得できると本当に信じているのだな。そして、お前たちの種族なら喜ぶつまらぬ話をお前は語るが……、その傲慢さがお前を滅ぼす」

ブラックソンは驚いた。この機械がゲーム中にこんな風に彼に語りかけてきたことなど今まで一度もなかったからだ。駒を指し、エクソダスの番だと仕草で伝えながら、何かの罠かもしれないと警戒した。「その推論には賛同しかねるな。私はこれまでも、そして今でも身を滅ぼしてはいない。私の世界に対するお前の企みの阻止に十分なだけのことは確実にやってのけたさ」

エクソダスは自分の番を終え、このヒューマンを見下ろした。「この程度のことで止められるほど私が弱いと本気で思っているのか? 確かに、お前に邪魔はされた……。だが、自分の状況をよく考えてみろ。食べ物と水を創るための秘薬はどんどん減る。私と共に閉じ込められたままだ。さらに……、次元を超えて外部に発信する方法も判らない。私は知っているがな。違うか? それとも、以前にお前に話しかけた時、お前の中から私が話していたとでも思っていたのか? フフ、お前の頭の中で歯車がフル回転しているのが見えるぞ……。その通り、お前が破壊できなかった機械たちと私は今でも接触しているのだ。もう一度準備するために、機械たちは忙しく稼働しておる」

ナイトの駒に伸ばされていたブラックソンの手は一瞬動きを止め、ナイトを動かして敵の駒の動きを封じた。「ハッタリだな。ここから出る方法を私が知っていると思っているなら、大間違いだ……。そんな方法があれば、ここに飛ばされた直後に脱出し、お前だけを閉じ込めていたさ。それにハッタリでないなら、ゲームにつきあったり、私の話を聞く理由などお前にはないはずだ」

「もちろん、その両方において私に目的がない限り、な……。知っているだろうが、私はお前の民に詳しい。お前と彼らの繋がりも検知できたのだ。知らないかもしれぬが、まだお前は尊敬される人物だったのだよ。ブラックソン、私の目的はお前の理想である混沌によって果たされるのだ……。他でもないお前を通じて私はそれを果たすつもりなのだよ。チェック(王手)」

ブラックソンは額に深く皺を寄せて思考した。盤上を見渡して取れる手を探し、ルークを使ってキングを危機から救った。「お前の提案などとっくに断ったぞ……。何を言おうと、考えは変えない」

ビショップを動かしてルークを取りつつ、エクソダスは騒音を発した。それが面白がっている笑いに相当する音であることがブラックソンには判るようになってきていた。「その言葉は信じよう。たとえ仲間が重んじている名誉と誠実をお前が重んじていないとしても。だからこそ、お前についてあらゆることを調べてきたのだ。お前から簡単に情報を……、無価値で私に知られても問題ないと思っている情報を引き出せるようにな。だが、その情報はそれ自身が極めて有用であることを証明したな。チェック」

今回のゲームは勝ち目がないことを悟ったブラックソンは、時間を稼ぐことにした。敵のクイーンから取られる位置になるが、クイーンを使ってビショップを取る。「私から得た情報のどれを使ったところで、私の考えを変えることなど無理だ」エクソダスの返答を待つブラックソンの空いた方の手は、秘薬袋をしっかりと握りしめていた。

エクソダスはゆっくりとクイーンを動かし、ブラックソンのクイーンを取った。「ヒューマンも機械と同様、部品の寄せ集めにすぎん。体と枠組み、臓器とエンジン、心と点火スパーク。自分は他とは違う特別な存在と考えるなど、傲慢なことだ。チェック」

負けは確定していたが、それでもまだ動かせる手が一つだけ残っていた。片手でキングを後退させ、もう片方の手は決然と秘薬袋を掴んでいた。「エクソダス、お前に抗う者を利用するなど無理だ。そして私は常にお前に抗う」

エクソダスは残っていたルークを動かす。「チェック……」と言いかけるや、目もくらむような速さでブラックソンから秘薬を奪い取り、床にねじ伏せたブラックソンの胸の上に重金属の足を置いて押さえつけた……。しかし、殺しはしなかった。「……メイト(詰み)。お前の民だけでなく、お前の魔法についても私はよく知っているのだよ。お前とこの場所の繋がりを検知できたのだ。言っただろうが。傲慢がお前を滅ぼすのだ。自分が死ねばこの次元は破壊される、だからいつでも好きな時に私もろとも破壊できると思っていたのだろう? その通りだ、そうやって私を抹殺することはできたかもしれん……。だが、お前は自分が支配権を握っていると考えていた。お前の利用については……、私はもう始めているのだよ。教えてやろう、お前の複製を製造しはじめたのだよ。それがお前になりかわるだろう……。お前の記憶、物語、野心、話してくれた全てを植えつけられてな……。だが、うんざりするほどお前が見せる気高さと慈悲、これは外しておいた。仮にあれが倒されたとしても、お前の評判は永遠に地に落ちる。それに、あれは人々を互いに反目させるだろう。お前の大切な王様が、もし友に対して間違った判断をしたならば、その王様は他でも間違っているかもしれないではないか? もちろん、お前は実際に見ることはできん……。私がここから出られるまで、安全に、そして健やかにここに居てもらわねばならんからな。お前の秘薬も残り少ないようだ……。そろそろ眠ってもらうとしよう。ロード・ブラックソンよ」こう言うなり、エクソダスは強力なエネルギーをブラックソンに放ち、全てが闇の中に沈んだ。

The Awakening - Act VII

Tim Chappell
9 Aug 2012 10:05:21 EST

Written by the EM Team

It had been quite some time since the man had awoken, before the machine bothered to address him. And when it finally did, it came with such suddenness that the man would have likely lost his balance had he been standing…as it was, it threw him from a reverie of meditation into an already foul mood as soon as it started.

“Congratulations are in order for you I suppose, Lord Blackthorn.” His title was thrown at him in a mechanic approximation of contempt and dissatisfaction…one that Lord Blackthorn found surprisingly well imitated.

“Are they? I was personally rather frustrated with myself for not having yet found a way out of this strange place…but to hear you here does give me a slight sense of satisfaction. I can tell from the sound that you are actually here…though how you’ve concealed yourself during my attempts at exploration are beyond my fathoming. I don’t suppose you’d care to enlighten me, Exodus?” Blackthorn managed to put on an air of feigned indifference with ease. He was a nobleman after all.

“Yes…and your efforts have proven as fruitless as I at escape. And concealment was not difficult; You are not the only one who can utilize magic, warlock. I was also curious at the nature of your belongings…I took the liberty of going through them while you were recovering.” With that, a folded wooden box hurtled out of the darkness, skidding along the strange polished marble floor of the chamber they had found themselves in, before coming to a rest at Blackthorn’s boots. “I believe that this is a game of yours…”

Blackthorn bent down to lift up the small, portable chess set that he had received as a gift. He ran his fingers along the inlaid inscription for a moment. ‘Though we sit on opposite sides of the board, may we always reach across in friendship. –C.B.’ Blackthorn sat upon the floor and opened the board up, beginning to set the pieces down, much to Exodus’ curiosity. “Perhaps, Exodus, you might indulge me in playing, then…”

A curious mechanical whir was his only answer for many moments, before the creature stepped forth in front of him. “And what do you think is in this for me?”

Blackthorn just smiled softly. “Information. A chance to match yourself against me. An alleviation to boredom. Any number of things…if you’re up to it.”

The demonic machine stepped forth, lumberingly giant, but as it did it’s legs folded away, somehow vanishing into it’s body, and taking on a much smaller form, before positioning itself across from Blackthorn. “Very well then. Let us…play.”

Blackthorn’s smile went cold as he positioned his first piece.

Time had lost its meaning. He did not truly know if time even flowed in this place, this strange dimension that Gilforn’s creation and his own magic had sent them to, but he did know that the machine was beginning to get quite good at chess. He had nearly lost several matches now, only pausing to create food, drink, and to rest. Today somehow felt different though, as they moved the pieces across the board.

It was then that Exodus spoke, almost as if in idle conversation. “I’ve enjoyed our little talks over this game of yours. I suspected some sort of trick at first…but I have concluded that you honestly believe you can convince others with just your words. And while you do weave such pretty little tales, and are no doubt charming to your own kind…your own arrogance is your undoing.”

Blackthorn was taken aback; in all their games so far, the machine had never spoken thus to him. He was wary for some sort of trick as he placed his piece and signaled for Exodus to take his turn. “I do not follow your train of reasoning; I have not and am not undone, creature. I have certainly done enough to foil your own plans for my world.”

Exodus took his turn before looking down upon the human. “Do you truly think I am so weak as to be stopped by this sort of inconvenience? Certainly, you’ve set me back…but take stock of your own situation. Dwindling supplies of reagents that provide you with food and water. Trapped with me. And you…you don’t quite know how to speak across dimensions as I do yet, do you? Or did you just assume I was speaking to you from your own before? Oh, I can see the wheels turning in your head now…Yes, I have still been in contact with the machines you didn’t destroy. They’re hard at work in preparation once more.”

Blackthorn’s hand paused for a moment as he reached for his knight, moving it out to prevent another advance. “You’re bluffing. And you’re mistaken if you think I have some way out of here…if I had, I would have used it and left you here in the first moments of our imprisonment. And there would have been no reason for you to play with me and listen to my stories.”

“Unless, of course, that I had my own purposes for both things…you see, I am well versed in your people, and could sense the link you had to them. You may not have known, but you were still someone to be looked up to. My purpose will be served by your ideal of Chaos, Blackthorn…and I intend to achieve that through none other than yourself. Check.”

Blackthorn furrowed his brow deeply in thought. He looked over the board carefully at his available options, and used a rook to free his king. “I’ve already refused your offer…and there is nothing you can say that will change my opinion on that matter.”

Exodus let out a noise that Blackthorn had come to realize was his equivalent of amused laughter, as he moved a bishop across the board, taking the rook. “I’ll take your word on that, even if you don’t quite worship Honor and Honesty as do some of your comrades. That’s why I’ve simply been learning everything about you that you so readily gave up…information you thought to be worthless, as you could see no purpose in my having it. But that information has proven itself quite useful. Check.”

Blackthorn could only see losing options in this particular game, so he stalled for time. He used his queen to take the bishop, leaving her vulnerable to his opponents queen. “Knowing whatever I’ve told you won’t help you convince me.” Blackthorns spare hand held itself tightly against his reagent pouch as he waited for Exodus to respond.

Exodus slowly moved his queen to take Blackthorns. “Humans, like machines are just a conglomeration of parts. Body and chassis, organs and engine, soul and ignition spark. It is arrogant to think that you are somehow special and unique amongst all others. Check.”

Blackthorn knew that he had lost this game, but he still had a move left, as one hand moved his king back a tile, and his other clenched his reagent pouch determinedly. “You cannot use that which defies you, Exodus. And I will always defy you.”

Exodus reached out and picked up his remaining rook, and moved it to the spot. “Check…” He began, before moving at a blinding speed once more, passing over the board in an instant and wrenching the reagents away from Blackthorn, pressing him to the floor with a heavy metal appendage upon his sternum…but not killing him. “…and mate. Just as I am well versed in your people, so am I in your magic. I could sense the link between you and this place; And as I stated…your arrogance is your undoing. You thought that you could destroy us both at your leisure by killing yourself and destroying this dimension. It’s true, you may have eliminated me that way…but you thought you were in control. And as for using you…I’ve already begun. Even know, the construction of your facsimile has begun. It will be you…with all the memories, stories, and ambitions you have told me…but stripped of this nobility and sense of compassion that you so disgustingly show. Even if it is defeated, it will forever tarnish your reputation, for daring to defy me…and will turn the people against each other. After all, if your precious King was so wrong about his friend, what else might he have been wrong about? Of course, you won’t get to see it…I need to keep you safe and sound until I can escape this realm, and your supply of reagents IS running thin…so it’s time you slept, Lord Blackthorn.” With that, a powerful energy surged through Exodus and into Blackthorn, and everything went dark.

投稿者 Siel Dragon : 2012年09月09日 16:40