2009年09月06日
勇気の鐘

勇気の鐘(The Bell of Courage)とは,2009年9月3日に日本公式サイトのブリタニアニュースネットワークにおいて報じられた物語。2009年9月2日に報じられた物語「ドラゴン達の闘い」の続きにあたる。ドーン勢力はシャドーロードの隠れ場をあばくべく地下世界へ向かうためファイア島のデーモンテンプルへと向かう。最終決戦のときが迫ろうとしていた。

2009年9月4日及び9月5日において,日本地域のトランメル世界デーモンテンプルから地下世界へと赴いた騎士ドーンは三体のシャドーロード,アスタロス,ファウルネイ及びノスフェンターと遭遇しこれを撃破する。また,同刻にブリタニア城ではカスカ郷の遺体が発見された。

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2009年09月03日
BNN: 勇気の鐘
2009年09月04日〜2009年09月05日
勇気の鐘について(Draconi)
勇気の鐘

2009年9月5日 勇気の鐘

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サーペンツホールド,ルナそしてトリンシックにおける防衛戦を経て,遂に王国の騎士ドーンが攻勢作戦に出た。ドーンが目指したのはトランメル世界ファイア島にあるデーモンテンプル。その下にあるという地下世界にシャドーロードはいるというのだ。確かに,オリジナルワールドにおいてシャドーロードが生まれ出でたのは地下世界であったと言われている。三体のシャドーロードが地下世界にいることは必然ということか。

日本地域の各破片世界では,ドーン本隊の到着に先行してデーモンテンプルの制圧が開始され,おびただしい数の死骸で埋め尽くされていた。また,先日のトリンシック防衛戦と同様に殺人者たちとの衝突が予想される Mugen では事前の大規模な掃討こそ行われなかったが,数多くの市民が姿を隠し殺人者たちの巡回をやり過ごしつつその刻を待っていた。

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そして,デーモンテンプル中央,階段を上りきった先で待機する冒険者勢力のもとへ騎士ドーンが現れる。

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片手にはロングソードを,そして他方の手には炎の揺らめく愛の蝋燭があった。

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前へと歩み出た騎士ドーンは冒険者たちに語りかける。

Dawn
私は,この地の下がシャドーロードの居場所であることをつかみました。今から私が3つの神器,真実の本,愛のロウソク,そして勇気の鐘を使い,その場所へのゲートを開きます。今日,私たちは勝利するのです!八徳の名のもとに!

神器よ,その扉を開きたまえ!ブリタニアを我らに!

騎士ドーンの祈りによりデーモンテンプルに純白のゲートが出現。冒険者たちは我先にと突入を開始した。ゲートの先,それは足を踏み入れたことのない狭い回廊が入り組む地下世界だった。

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それでも,ゲートは目指すシャドーロードたちの居場所の目前に開かれたようだ。ゲートを潜り終えた冒険者たちはすぐさま戦闘に突入せざるを得なかった。だが,狭い回廊内での闘いとあって思うように身動きがとれず,激しい戦闘音でシャドーロードの位置を確認する。数の上では圧倒的に騎士ドーン勢力が優勢なのだが,その数ゆえに身動きが取れないというのは皮肉なことだ。

それでも,三体のシャドーロードは確かに存在していた。真っ先に目に入ったのは憎悪の化身アスタロス。まともに接近戦を挑んでも無駄死には自明であるから,エナジーボルテックスを放ちつつ距離を置いた。

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続いて騎士ドーン勢力前に突出してきた偽りの化身ファウルネイと交戦状態となったところで回廊を隙間なく爆炎が吹き抜ける。先に突出してきたアスタロスが撃破されたようだ。

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回廊の中で唯一石壁で補強された区画へ突入したところで,後方から爆炎。騎士ドーン勢力の布陣する方面へ突出していたファウルネイが撃破されたと判る。

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いよいよ最後の一体となった卑劣の化身ノスフェンターは,補強された区画で騎士ドーン勢力の突入を迎え撃っていた。しかし,既に他の二体が滅んだ状況では戦況を覆し得るはずもなく地下世界で消滅することとなる。

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冒険者たちに数多くの被害をもたらし,狭い回廊は屍で埋め尽くされていた。しかし,三体でしかないシャドーロードに対して無慈悲な程の大軍が投入されたことで,勝利は騎士ドーンのものとなった。

シャドーロードが護っていた区画,その中央には紅く輝く宝石が据えられていた。

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闘いを終えた騎士ドーンも,その宝石の存在に気づき歩み寄る。

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Dawn
みなさんの力がなければ,きっと勝てない戦いだったでしょう。ありがとうございます。

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Dawn
これを使って不死の宝珠を作ろうとしていたのですね。これを反徳の者の手に決して渡してはいけない。

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Dawn
さあ,帰りましょう!私たちのブリタニアへ!

…っと,私は一刻も早くこのことをプラチナムドラゴンの長に伝えねばなりません。ブリタニア城へのゲートを出しますので,みなさんは先に行ってください。そして,存命していれば,この場にいたかもしれない偉大な魔術師クレイニンに,このことを報告してあげてください。

ブリタニアは救われた,と。

騎士ドーンは再び純白のゲートを創出すると,冒険者たちを促した。

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Dawn
みなさんに八徳のご加護があらんことを!

自らは冒険者たちと別れ,リコールで去っていった。

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驚愕するは,Mugen においても同様にリコールの呪文詠唱に成功していたことだろう。リコールが扱えるということのみで,Mugenでは特別な存在と言える。

純白のゲートを潜るとそこはブリタニア城の中庭,クレイニンの眠る墓前であった。墓前に手を合わせて正門へと向かうと,改めて奇妙な光景が広がっていた。

現王国の首魁カスカ郷のご遺体である。
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仮にもブリタニアの頂点に君臨する御方がなにゆえこのような場所に伏して息絶えていたのか。まさか反体制派による暗殺か,と疑念を持たざるを得ない。となると反体制的な言の甚だしかったネズミのシェリーなどが頭をよぎる。そのシェリーの姿が中庭に植えられた生け垣の中から見えたものだから,更に疑念は深まった。

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Sherry
これはなんの騒ぎかしら。そこで踏まれているのはカスカじゃないの?しかも死んでる。どうして急に…うーん

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Sherry
そうに違いないわ!カスカはシャドーロードとつながっていたけど,もしかしたら,彼はすでに私たちの知っているカスカじゃなかったのかも。心の中はシャドーロードそのものだったのかもしれないわ。だから,シャドーロードと一緒に彼も……なんだか,ちょっと可哀そうな人。

でもこれで終わったのね。平和なブリタニアが戻ってくるのよね!

大いに歓喜するシェリーだが,カスカの死は内政上の混乱が生じることであるし,シャドーロードが倒れたからといってフェルッカ世界のミナックスと和平が実るわけでもない。シェリーの描くブリタニアの平和とは何であろうか。

Sherry
なんだか否定的な人もいるのね。平和になるように願いたいわ。

そうだ!カスカがこんなことになってしまったということは,今,この国には王がいないということよね?せっかく平和なブリタニアを取り返したっていうのに。新しい王が必要じゃないかしら。

カスカ郷の死因すらシェリーの想像の範囲でしかないにも関わらず,早くも後任者の話を口にするシェリー。口では哀れんでいるが,カスカ郷の死を誰よりも願っていたに違いない。冒険者の中には,そのシェリーを推す声も多かったが,シェリー自身は王就任の意思を否定した。

Sherry
わたしはネズミだからね。なんだか恥ずかしいわね。何もあげませんよ。

でもね私は

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Sherry
きっと引き受けてくれるはずよ!とにかく今はドーン様を探しに行かないとね。ドーン様にブリタニアを治めてくれるよう,お願いしに行ってみるわ。

それじゃみんな,さようなら!

こうしてシェリーが去り,哀れなカスカ郷のご遺体だけが中庭に放置されることとなった。王国を代表する人物であったにもかかわらず。

その後…

共に戦った仲間たちと,しばし中庭で語らっていたところ,生け垣から咀嚼音が聞こえてきた。なんと騎士ドーンを探しに行くのだと言っていたシェリーがお供え物のように並べられていたチーズをこっそりと囓っていたのだ。

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さっそく指摘。
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Sherry
あなたたち,まだいたのね!ちょっと忘れものしただけよ。

ゲートが使えないから留まっているのだという冒険者に対して冷たく現実を突きつけるシェリー。

Sherry
じゃあ,頑張って歩いて帰るしかないわね!

もうお腹いっぱいよ!みんなから聞かれたんだけど,本当の平和が来たら色々と話すことができるかもしれないわね!それじゃ,チーズも食べたし,ドーン様のところに行くわ。それじゃ!

今度こそシェリーも去り,冒険者たちもおのおのの帰路へ去っていった。

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私のバックパックにはアスタロスを倒した際に受け取った品が入っていた。

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うん,私には必要のないものだな…

以下に Mugen において出現した三体のシャドーロードの情報を示す。

アスタロス
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ファウルネイ
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ノスフェンター
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2009年9月4日 勇気の鐘について

開発陣は冗談のつもりなのだろうか。

Draconi
冗談のつもりかだって,誰がそんなことを宣っただろうか。

フェルッカ世界では,ドラゴンの戦いが行われる。
トランメル世界では,シャドーロードとの最終決戦が行われる。

これらは別個のイベントなのだ。また,シャドーロードは実体が現れる。これはアスタロス,ファウルネイそしてノスフェンターであって顕現(manifestation)した存在などではない。それぞれのシャドーロードの討伐において,トップアタッカーはアーティファクトを得ることとなるし,更に唯一名は「不死の宝珠の破片」を得ることとなるだろう。

力強く矛を振るえ!そして戦いに終止符を打つのだ!

Re: [UO Herald: Live Events] The Bell of Courage

Draconi_EA
UO Lead Designer
09-03-2009, 03:25 PM

Quote:Originally Posted by BakeryGnome
Serisoully? Devs?

Yeah, seriously? Who told you that :P

Felucca = Dragon Fight
Trammel = Final Battle with the Shadowlords

Separate events - also, the Shadowlords are the actual ones: Astaroth, Faulinei, Nosfentor, not the weaker manifestations. Each will drop an artifact to each attacker, and each will drop one "Shard of the Gem of Immortality" to their respective top attacker.

Hit them hard! Let's end this thing!
__________________
Tim "Draconi" Cotten - Lead Designer - Ultima Online - EA Mythic

2009年9月3日 BNN: 勇気の鐘

勇気の鐘(The Bell of Courage)
ドラゴンが来襲し、“力”がやってきた。

力とは、戦いを終わらせ、あるいは再び新たな戦いを生み出す。疲弊したドーン(Dawn)の軍勢を助けるためにプラチナムドラゴン(Platinum Dragon)達が来たとはいえ、虚無の暗がりにてなされた宿願を果たすべく、真紅の怪物がその混沌の衛兵とともに現れたからには。

狂乱と混乱が戦場に満ち、軍勢はもはや軍勢の体をなさない。真の兵士だけが彼女の声に呼応し、サーペンツホールドの塁壁、彼女の下に集う。

ドラゴン達は、真紅の敵の脅威をどうにか抑えようとしている。ドーンが、彼女を援助する軍勢と共に地下世界へ潜り、シャドーロード(Shadowlord)の隠れ場を見つける時間を稼ぐために。

プラチナムドラゴンのなかでも最も偉大なる存在がドーンに伝えるは、それぞれのアーティファクトが持つ力――その力が解き放つ徳の力が、シャドーロードを護る影を払うのだ。

計画は単純だが時間が無い。彼女の軍勢の一部はドラゴン達を助け、残りはファイア島(Fire Island)のデーモンテンプル(the daemon temple)に向かう。そして、その地の下にあるシャドーロードの隠れ場こそが決戦の地なのだ。

今彼女が掲げるは、最後の聖なる宝物。勇気の鐘は冷たく彼女の手の中で瞬く。その年経て重たく、されど輝かんばかりに鳴るその鐘の力が、彼女の身に宿る他の力と絡み合う。ついに、彼女にはわかる。

彼女は彼女の下に集いし者たちを見る。既になじみぶかい顔ばかりだ。友、信奉者、数週間前までは見知らぬ他人であった者たちは、今や血と炎で強固に結びつけられた仲間だ。集団の後ろには薄い霧が海岸から漂っていて、一瞬、ドーンはその霧の中にかつて共に立ち、彼女の後ろで斃れていった者の顔をいくつも見た。

彼女の眼は最も親しき仲間をも見る。その中には、偉大な盗賊の、白髪混じりの戦士の、若い魔法使いの、そして小さなネズミの顔すらあった。

ドーンはゆっくり鐘を前に手向け、集団は畏敬を込めひざまずく。彼女の声を聞くために。

「ブリタニアよ!」

「今日、私たちは勝利するのです! 八徳の名のもとに!」

群衆はその声に歓声を上げる。

「我々は、王国のために命を捨てるのか!」
「違う! 王国の自由を取り戻し、生きるのだ!」

その時、天上から偉大な翼の音が要塞の都市に降り、輝く銀色の光が何条も空に満ち、偉大なる白金の竜が胸壁に降り立つと、その咆哮でドーンを祝福した。

ドーンは手を戻し、手で大きく鐘をたたく。

鐘は鳴る。水晶のように澄み切った、正義の熱狂が群衆を取り巻く。竜達も再度咆哮し、まるで古代の歌のように熱気と声が絡み響く。定命の者たちも叫び、それは一つの声となって地に響き渡った。

「ブリタニアを我らに!」

そして彼らは歌い、船出し、最後の決戦の地、ファイア島に向かった。運命の闘いを終わらせるために。

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予定時間
9月4日(金)   
Wakoku 20:00
Izumo 21:00
Asuka 22:00
Mizuho 23:00

9月5日(土)
Hokuto 19:00
Yamato 20:00
Sakura 21:00
Mugen 22:00

目標地点: トランメル ファイア島 デーモンテンプル

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※上記地図はおおよその場所です

投稿者 Siel Dragon : 2009年09月06日 02:20