北斗芸術祭 (Hokuto Art Festival) とは,2006年10月からHokutoで開催されている文化的な品々を売買や交流を目的とするプレイヤーイベント。フリーマーケットイベント北斗祭りと主催する母体組織は同じだが,北斗祭りとは若干趣向の異なるイベントとして実施されている。
2012月05月19日
第12回北斗芸術祭
2012月05月19日
第12回北斗芸術祭の撤去作業
プレイヤーイベントサポートがイベントモデレーターの管轄となって以後,会場に設置される品々は運営母体からの供給となったため,イベントの前後に行われる設営作業と撤去作業も運営スタッフとの共同作業となったが,今回は第12回北斗芸術祭の翌晩に行われた撤去作業に立ち会うことができた。
前日の開催後に運営スタッフと撤去作業について打ち合わせているところに居合わせることができたため,私も是非見学しようと考えていたが,担当イベントモデレーターの Riccia 氏は直前までライブイベントの実施もある多忙なスケジュール。
案の定,ライブイベント最後の実施破片世界であった Mugenでの懇談会が押し,当初の約束であった23時には間に合わなかった。私は Mugen で懇談会にも参加していたが,23時が迫って慌てて締めに入ろうと誘導していく司会の Riccia 氏を眺めていた。
それでも約束の刻限までには到底終わりそうになかったため,ひとまず Hokuto を訪れて Riccia 氏の状況を伝令しておいた。
待つことしばし,刻限に遅れたことで急がねばと考えたのか,Riccia 氏は Asuka担当のEM Misaki 氏を連れ立って現れた。
EM Riccia
あ,もう一人,お手伝いをどうぞ。今日は2名でロック外しますね
EM Misaki
こんばんは!
二人のイベントモデレーターが分担して設営をアンロックしていき,スタッフがてきばきと回収していった。
そして,今回の設営品で回収漏れがないことを確認し終え,今後の設営に向けた検討会が開催された。未だに実施の際に直面することの多い設営品の問題に対処するため,汎用性が高いと思われるゴザの運用について北斗祭りスタッフを交えて検討していこうというもの。
ただし,急遽お手伝いに呼ばれたに過ぎなかった EM Misaki 氏だけは何の実験をしようとしているのか当初は困惑していたようだ。スタッフのMezzo 氏から最近のプレイヤーイベントでは活用することの多いカーペットでは,上にアイテムを置くことができない問題を生じることから,代替アイテムとしてゴザの使用を検討していると伝えられて,納得。
2012年5月19日22時より Hokuto のトランメル世界ムーングロウにおいて,第12回北斗芸術祭が開催された。前週開催の北斗祭りと併せて二週連続となるお祭り騒ぎ。前日にも街々でも告知パンフレットが積み上げられていた。
会場となるムーングロウの北岸,22時を回ると本部席にて開催の号令が発せられた。

早速会場内を巡ると,アンパンマンに扮したFra さんが以前と変わらぬスライム屋を経営していた。
ボックスセットを購入してみたのだが,カレーの煮凝りにしか見えぬものまで入っていた。カレーパンマンの末路なのだろう。
絵本屋を営む yappy さん。バックパックアート付の書籍を購入した。
家アイコン屋を営むケロヤさん。
桜の樹に扮する Ake さん。
鑑賞していたら,あっという間に葉桜に。
広場ではスタックオブジェクトアートの実演が行われていた。一瞬で組み上げる素速い作業に観衆も絶賛していた。
今回は設営担当がイベントモデレーターへ移行したことを受け,従前とは異なる制約下で設営が行われたらしいが,一見なにかわからぬオブジェクトも用意されていた。
スタッフ曰く,色とりどりの椅子は立体迷路となっているらしい。
上の方にある座れる椅子に着席するとゴール。飛び降りてみると結構な高さまで上がっていたことがわかる。
熊と馬の飾りもの。これは私もさっぱり何かわからないが,乗った気分で愉しむスタッフの姿があった。
祭りも終盤に差し掛かると,イベントレポーターの Riccio 氏が姿を現し,店を出す人々へ熱心に取材を敢行していた。

Riccio
取材!今日は会場の取材をしております。
取材も大変そうですね
Riccio
楽しいです!
じゃあ取材なら,どうぞ。
Riccio
はい。ああ,いや,描いてもらってるところを,横から!描き終えるまで見てると,あれですから,何カットが撮影〜
私は立体迷路の前でかつての仲間たちと旧交を温めていたのだが,そこにも露店をひとつひとつ取材して回っていた Riccio 氏がやってきた。
Riccio
こちらは,なんのコーナーですか。
立体迷路,ここからスタート
立体迷路の説明を受けて,早速挑戦する Riccio 氏。
椅子から椅子へと飛び歩き,ご満悦の様子だった。サボっているのではなく,体当たり取材。
Riccio
わーい,面白い。
Siel
テンションアゲアゲで,今日も徹夜。
Riccio
…この前,変な珈琲飲んでから,寝れません。あれ何まぜてるんですか!
先週開催された北斗祭りの一幕で私が飲ませた暗視薬を糾弾する Ricco 氏。
Siel
道ばたで拾った怪しいものをもとに水で溶かしてます。
Riccio
え……それで良く噛むようになったのか…もう,お芝居できません。引退だ。
飲む前から会話はしっかり噛んでたはずなのに,暗視薬のせいにされてしまった!更に飛び出すお芝居引退宣言!
…大丈夫,噛んでてもお芝居はできるよ!
こうして祭りのときも終わりを迎え,カーペットで作られたステージにおいて閉会式が開催されていた。
fortissimo
お話するにもなにも見ていないというのが本音。でも,皆様きっと楽しまれたことでしょう。北斗芸術祭は,北斗祭りと違ってゆるーくやっているので,運営にもどことなく緊張感がないかもしれませんが,それはそれと思ってくださいね。
Wolffang.W
張り詰めてますよっ
fortissimo
それから,いつものことですが,会場が撤去されるまではご自由に活用ください。閉会式後も行商の足りない方,そのほかいろいろとおしゃべりしたい方,思い思いに祭りの閉会後をお楽しみください
Wolffang.W
北側のオブジェは迷路になってるのでまだ遊んでない方はどうぞ♪
fortissimo
!シラナカッタ。それでですね,次回の北斗芸術祭は,おそらく11月の北斗祭り翌週になるかと思います。また近くなりましたらご連絡しますので,ヨロシクお願いします。それではこの辺で閉会式を切りまして,閉会後の時間をお楽しみください。これにて,第12回北斗アレ祭り,
新運営の紹介とかいいのかっ
fortissimo
!そのうちね,ありがとうございましたっ
無事にお開きとなった会場,その本部席でスタッフとイベントレポーター Riccio 氏とで今後のうち合わせが行われた。例の如くこっそり潜入調査を行う私。
Riccio
お疲れ様でした。何か問題,ございました?
Padparadscha
ありました!
Wolffang.W
いやそれが,カーペットを使ったステージは,アイテムを置いた出し物をするときに,ものがおけない!と。盲点でしたわ…
Riccio
ええ,なんと。置く場合はあれですね,私,はりついて上げ下げしないと,乗せれなさそうですね。
Padparadscha
それはたいへんすぎです。
Wolffang.W
4×4くらいのサイズで床属性のアイテムをEM側で用意できませんかねぇ?
Padparadscha
ござとかだとどうなんだろ。
Riccio
なるほど,ゴザなら。
fortissimo
次ちょっと試してみましょう。
Riccio
そうですね。次回はゴザで実験ですね!
Wolffang.W
はい,準備しておきますね〜
Riccio
了解です。
Padparadscha
実験!なんて素敵な響き。
Wolffang.W
実験,いいよね。ぞくぞくするわ,人体実験とか。
Riccio
そうですね。いろいろやってみましょ。
Siel
実験体第1号 Hokuto matsuri Staff …
Riccio
こわいこわい,そこのオークさんも実験に使っちゃいましょう。
Wolffang.W
オークはモルモット扱いですね。
Riccio
ははは。
Siel
オークとモルモット,どっちがえらいの?
Wolffang.W
それはもう,モルモッ…
Riccio
…それでは,明日は23時あたりに来ますので,よろしくお願いします。
Wolffang.W
はい,待機しております。
Riccio
もし,その時ゴザお持ちでしたら,いけますか?
Wolffang.W
では,ゴザ実験しておきますか。
Riccio
はい,そうしましょう。
Wolffang.W
人体…ではよろしくお願いしまーす。
Riccio
オークさんを張り付けよう。
Siel
そういえば…Mugenはカジノ対象破片世界なの?
Riccio
対象なんですけどねぇ。なかなか出来ませんよね…何度か言ってるんですけどね。
Padparadscha
無限はないのですか。
Riccio
そうなので,まだ完成してなくて…屋台の居酒屋とかもあって結構楽しそうでしたよ。それでは,今日はそろそろ失礼しますね。また明日!