ヒロアキの第10回銀蛇自警団報告書(VSS 10 Report)とは,2012年7月19日に開催されたライブイベント,第10回銀蛇自警団出動指令 - 次元旅行の報告書として Hiroaki 氏の提出したレポート。2012年7月26日に YAMATO EM SITE の第10回銀蛇自警団活動報告として掲載されたほか、Yamato のEMリワードホールに展示された。
ヒロアキの第10回銀蛇自警団報告書(VSS 10 Report)
Hiroaki 著
◆目的
"rift"の捜索
◆"rift"とは
-MageのDryusはゲートトラベルやエーテルの結晶構造の権威である
-彼の有名な著書に「次元旅行」がある
-名誉のムーンゲートの亀裂は"rift"と考えられる
-"rift"とはエーテルの通り道にできた歪と考えられるが、諸説あり断言はできない
-エーテルはエセリアル虚空間より流れ込むもので、Mageの魔法に関係がある
-魔法は、呪文や秘薬を媒介にしてエーテルをパワーに変換することで発動する
-ブラックロックはエーテルの流れに干渉することが出来る
-Exodusが倒れた時に、巨大な魔法のシールドか安全装置が破壊されてしまったため、名誉のムーンゲートにriftが生じた
-ムーンゲートにriftを生じさせる程の力を持った魔術師との関係が示唆させる
-riftは安全装置のないムーンゲートの類になってしまうことがあり、近づくのは危険である
-riftはエーテルの通り道に出来るため、複数個存在するのが一般的である
◆rift捜索
-サーの手掛かりを求めてriftを探すことにした
1.名誉のムーンゲートの北西 Brigand Town→Pass of Karnaugh付近
2.Pass of Karnaugh 2階→カオスのムーンゲート付近
3.カオスのムーンゲート南の建造物→霊性エリアの浜辺"Sudiva安住の地"
4.霊性エリアの橋→Reg Volom
5.Reg Volom地下→Var Lor Reg西端
◆備忘録
-Var Lor Reg西端で、黒いHide Tunicの上に置かれた本
-著者はUnknownだが状況や内容からするとSir Phantomであると考えられる
-Var Lor Regにあった物は全てExodusの浸食により消滅しているはずであるが、備忘録は残っていた。
-上記の理由と決戦時には備忘録は無かったことから、決戦後にSirがVar Lor Regを訪ねた際におかれたものであると考えられる
◆備忘録の内容
-穴か亀裂に頭から落ち、記憶喪失になってしまった
-Gargoyleに助けられ、しばらく生活を共にした
-Gargoyleの言語でGolemを意味する"Por-Xel-Agra-Lem"を口走ったことから、Golem職人のKharas Zhemと交流することが出来た
-Kharasの心残りは、愛着のある工具箱をVar Lor Reg西端のGolem工房に置いてきてしまったことである
-Sirは工具箱を探しにいくことを決意して、避難所になっている村からVar Lor Regを目指した
-避難所の村では、協力な緑色をした巨大なモンスターが流れてくることがある
-避難所の村を北上したところで橋を渡り、南下した所にTermerのムーンゲートがある
◆Sirの捜索
-備忘録の内容から、避難所の村はTermerのLost Villageであると考えられ、移動した
-Lost VillageではKharasと接触出来たが、Sirは戻ってきていないらしい
-Sirはひと月前までLost Villageで療養していた
-どうして辿り着いたかは不明だが、植込みの陰で衰弱して倒れていたのを発見したようだ
-Sirが工具箱を探しに行くのを止めたが、決意は固かったようだ
-結局、Sirの行方はわからなかった
◆考察
-Exodusはガス状のエーテルを使用出来たことから、エセリアル虚空間からのエーテルの流れを強く受けていたと考えられる
-ブラックロックは発見出来なかったが、過去にブラックロックに汚染された機械生命体が多数現れていることから、エーテルの流れに干渉したのはブラックロックであることは間違いないと考えられる
-SirがLost Villageに倒れていたのもriftが原因だと考えた場合、Exodus討伐後にriftに落ちたことになる
-Exodus討伐の際にSirの姿を誰も見ていないことや時間軸を考慮すると、riftが原因とは考えにくい
-以前から、非常に高い技量を持った魔術師の関与は示唆されており、この者ならSirを転送されることぐらい容易である
-もし転送させたのであれば、故意なのか事故なのかも不明である
-SirがVar Lor Regに辿り着いた経路も不明である
-Exodus決戦前であるなら、Exodus最深部からしか入れず、決戦後でもriftでしか侵入できない
-前述の理由からriftによる侵入しか方法がないが、Sirは記憶喪失の身で予備知識もないまま、riftによる侵入を試みたのだろうか
◆状況から考えたSirの足跡
1.Exodus決戦前
→Var Lor Regの調査に行き、何かに落ちてLost Villageへ流れ着く
2.Exodus決戦時
→Lost Villageで療養
3.Exodus決戦後
→Lost VillageからVar Lor Regへ工具箱を捜索に行き、備忘録を残す
4.現在
→行方不明
◆結論
今回の調査により、Sirの過去の足取りを知ることが出来たが、見つけることは出来なかった。
また、Sirの行動を状況から考えると不可解な点が多いことがわかった。少なくともは、何者かの干渉を考えなければ辻褄が合わない。
高い技量の魔術師の影や、Sirをよく思っていない者達、これ同一であるかも含め謎だらけである。
Ophidian城付近の祭壇にも不穏な動きがあったとの情報もあり、Sirの安否のみならずブリタニアの平和にも配慮しなければならない。
わからないことだらけではあるが、状況が良くないことは確かだろう。
近頃暴徒による襲撃はめっきり減ってはいるが、何かの前兆であることも考えられる。
状況は刻々と変わっているため、引き続き調査を続行する。
以上