UOエッセイコンテスト入賞作品 -Europaとは、2012年10月15日に発表された5作品。
Tim Chappell
我々はEuropaシャードから素晴らしい9作品の提出を得た。それらの作品から我々を特に愉しませてくれた5作品を紹介したい。
Story 1
それは冷たく湿った12月の夜、愛馬に跨りブリテイン第1銀行を訪れたときのことだ。暗がりのなか、2人の親愛なる友、サー・マンガス（Sir Mangus）とキャプテン・バーズアイ（Captain Birdseye）の姿があった。2人は幾時も費やし、行き交う人々へ話しかけていた。
"やあ、何をしてるんだい？"と私は呼びかけた。
"やあ、ドラコ（Draco）。今夜は何もしちゃいないさ"と2人は応じた。
そこで、私は"世界中で何かしら起きてはいないか、チャンピオンスポーンの調査へ出向いている奴はいないか"と訊ねた。2人は首を振り、何も起きてはいないと応じた。
30分後のことだ、私たちはギルドチャットを通じてギルドミストレスを務めるティア（Tia）から"総員ギルド本部へ出頭せよ"とのメッセージを受信した。そのメッセージは4,5回に渡って繰り返された。
キャプテン・バーズアイは言った。"うーむ、何かが起きたようだね。私たちも確認に向かった方がいいだろう。"そこで私はギルド本部へ通じるゲートを創出させ、私たち3人はギルド本部へと向かった。
辿りつくなり、私たちは既に7名のメンバーが本部で待機していることに気づいた。彼らは実に嘆かわしい集団であり、そのうちの1名とは互いに反目し合う関係にあった。しかし、チームとしてみれば、彼らはしばしば行動を共にし、戦場では奮戦した。私たちが本部へ立ち入ると、ピロ（Pyro）は優れた弓師であるマゴット（Magot）と激しく口論しており、別の場所では余所見しているゲロ（Gelo）をソロウ（Sorrow）が殺害しようとしていた。ギルドの指導者ティアは立ったままメンフィス（Memphis）と話し合い、ポリー（Poly）はモンスター討伐部隊の編成を訴えていた。
ティアは"素晴らしい"と応じ、私は"私たちはデスパイズにおいてチャンピオンを討伐すべきだ"と訴えた。それに彼女は"対人戦闘部隊を編成しなさい"と応じた。
そうして私は対人戦闘部隊を編成し、デスパイズのバラクーン・チャンピオンを討伐に向けた戦闘準備を済ませるように指示した。保険を適用した品々のため銀行に充分な預金が残されているか確認するよう指示し、バックパックへ包帯とポーション、林檎、罠箱を詰めさせた。弓師たちには矢やボルトを充分に用意させた。
対人戦闘部隊が編成されると直ちに、ティアは"総員、ゲートでデスパイズへ向かえ"と叫んだ。辿りつくと私はデニー（Deny）へ入口で隠れて待機し、侵入者に対する早期警戒へ従事するよう指示した。サー・マンガスとキャプテン・バーズアイは討伐のために階下へ向かい、残るメンバーは互いに視認できる距離を保ちつつモンスター討伐部隊を監視した。
突入から5分後、デニーがギルドチャットを通じて叫んだ。"ギルドNDK襲来、8名編成！"そこで私は対人戦闘部隊へギルドNDKのデスパイズ降下に備え迎撃配置を取るよう命じた。私たちが配置につくとすぐにギルドNDKは侵入を開始し、散開すると個々にチャンピオンの出現エリアへ迫った。そこで私は攻撃目標を指示し、総員でひとりを追い詰めた。私たちがギルドNDKメンバーの1人目をようやく倒そうとしたとき、遮るようにデニーの叫びがギルドチャットを通じてあがった。"ギルドGOD襲来、9名編成！"この時点で私たちはギルドNDKへの迎撃に手一杯となっており、ギルドGODの侵入を脅かすことはできなかった。
この時点でモンスター討伐部隊はチャンピオンと対峙しており、私は対人戦闘部隊を島へ集結させ防衛配置につかせた。当時は島への経路はひとつしかなく、防衛は容易であった。私はギルドGODとギルドNDKが私たちの防衛線突破を中断し、互いに争い始めることを期待していた。そうすれば、私たちは残存戦力を掃討することで足りるはずだった。だが、私たちが防衛戦を開始した直後、デニーの叫びがギルドチャットを通じて遮った。"ギルドUCHおよびギルドFが侵入、総勢15名"
この時点で、私たちこそが戦闘の渦中にあり、刻一刻とチャンピオン討伐の機会と私たち自身の生還できる可能性は失われていっているのだと悟った。最悪の事態は僅か数分後に訪れる。私たちの防衛線は寸断され、モンスター討伐部隊は次々と打ち倒され、混乱が巻き起こった！
デニーはまたもやギルドチャットで叫ぶ。"ギルドDIE侵入、総勢5名"。この時点で私はデニーに監視の任をとくことを告げ、私たちの戦闘へ助勢に駆けつけるよう指示した。私たちは次々と打ち倒されておりデニーの助勢は大いに求められていた。既にデスパイズで戦闘に加わる人々は50名以上にのぼっていた。もはやチャンピオンへ注意を払う者は誰もいなかった。あたりは死と殺戮に満ち溢れていたのだ。
デスパイズにおける戦闘は90分間以上に及び、モンスター討伐部隊がようやくバラクーンの討伐へ乗り出したのは既に幾多の死と蘇生を繰り返したのちのことだった。バラクーンは死に、私たちはパワースクロールを手にしたのだ。
しかし、デスパイズからの脱出は容易いことではなく、NKD、GOD、UCH、DIE、そして私たちギルドDI3がデスパイズで戦闘を継続し、スクロールの運搬経路となる星の間ではギルドFEWが虎視眈々と待ち構えていた。
私たちがそのことを知るよりも先に、戦場はテラサンキープへと移り、私たちはギルドFEWも交えて戦闘を行うこととなっていた。戦闘は更に数時間におよび、更に幾多の死と幾多の英雄譚を生み出すこととなった。
長年に渡る壮絶な戦いの物語がそこにはある。自らを死に至らしめる罠に陥った愚かさの記憶とともに、人々は勇敢さと勇気の先に自らの功績を刻んでいくことだろう。
Story 2
闇に息が詰まる。彼の眼前で得物の刃は鈍く銀色に輝き、アンデッドの波に進路を切り開く。彼の前にはボイドから湧き出たアンデッドの群れが絶えることなく流れ込んでいた。彼はこの地の脅威に抗おうと自らを鍛え、いまや決着をつけるときのように思えた。20万の費用を投じた。幸運に恵まれる機会のなかった冒険者たちの懐から出された20万の金貨であり、彼と彼の率いる戦士団が住処とする場所を得るための20万だった。彼は手から伝わる金貨の重みを感じとりつつ、崩れかけた壁に向き合い心落ち着かせた。*足りない* 彼は眉を寄せて自問した。彼はここで計算しては苦しみ、3日間を費やしていた。この商機を逃すつもりはなかったが、口惜しいことに家を買い取るための最終期限は5日間だった。
戦いし人々や志を共にした人々の顔が浮かび上がって浅い眠りから覚め、彼はかつて耳にしたこの地にまつわる伝承を思い出した。3日前までであれば作り話と取り合わなかった類の物語だ。彼は呪文を編むアンデッドの話を事細かに思い出した。デシートの名のみ伝わるダンジョンの地下深く最も暗き場所にある窪地だった。ここで重要だったのは、アンデッドたちは目的はわからないが多くの金貨を貯め込んでいるということだった。残すところ僅か2日間、その冒険者は休憩ののち、今までそうしてきたように更にダンジョンの奥へと進んでいった。この探求に自信を持ち始めると、アンデッドを打ち倒す技量も大幅に向上したことに気づいたが、未知の恐怖に対する不安は決して拭い去れなかった。
視界が悪く、闇に閉ざされ、鼻につく匂いの入り交じる空気を肺に満たし、一筋の光も射さぬ暗闇に目を細めた。長く曲がりくねる回廊を進むと、そこはしんと静まりかえっていた。行く手で僅かながらの抵抗にこそ遭ったが、彼は自信をより強く持つに至った。そしてついに、悪臭立ち籠めアンデッドや人のようにも見える骨で満ちた窪地のある四角い部屋へ辿り着き、彼の眼前を長い影が揺らめいていた。部屋を通り古い石棺の置かれた窪地へと足を踏み入れると、周囲の壁を暗い影が揺らめいた。彼は辿り着いたのだ。
剣と盾を引き抜くと、戦士は迫る影へ突進した。すぐに彼は自らが脆弱で鈍重になったと実感した。"ああ、伝承は真であったか"彼はこの新たな敵を切り裂き受け流しつつ自戒した。激戦ののち、戦士は地に伏した骸を漁り、"どうやらもっと大きな財布が必要となりそうだ"と呟き、声をあげて笑った。
4日目のことだ、その戦士は褒美を得ようと港町ベスパーへと帰還した。彼は誇らしげに代金を手渡した。売り手は驚きつつも魔法のゲートをすばやく創出させた。その先には、木々の生い茂る小さな石造りの塔があった。屋上に魔法のギルドストーンを据え置くと、"ようやく達成できた"と戦士は呟いたのだっだ。
Story 3
ソーサリア暦315年、夏
それは短くも恐ろしい2日間であった。名も無き神々の予言者たちによって不滅の宝珠の破片すべてがその根源を揺るがされた。金糸で縁を縫い合わせたローブをまとう予言者たちは並外れた力を求め、最も尊きアーティファクトすら複製してみせたのだ。
船縁に立つその魔術師はザ・ブラックコブラ（The Black Cobra）と名乗った。魔術師は釣りに興じるわけでもなければ帰港するわけでもなかった。帆を巻き上げたレディ・ジャスティス号（Lady Justyce）はただ波に揺れていた。
まもなく、魔術師は港へと戻ってきたが、その場を去ったときと同じく物静かであった。魔術師が病に倒れていた2日間は、そこで起きたことに気づくには遅すぎた。そこに魔術師が長年連れ添った伴侶の姿はなかったのだ。強大な呪文が丸2日間の時を巻き戻し失わせ、ファセットを越えて予言者は永遠に封印された。
雨が降り始め、空は嵐の到来を告げるように陰った。魔術師はその場に立ち尽くし、大粒の滴が彼の頬を伝った。心の内で帰る場所などないのだと自答した。彼が愛して止まなかったモンバットのフランクリン（Franklin）なしにソーサリアで得られるものはないと思えた。あの日、フランクリンを厩舎へ預けてさえいれば！親しい友人、荒野の黒魔術師アロン・ソードマスター（Aron Swordmaster）が彼にメッセージを送ってくれたときに病に伏すことなく確認できていれば！いいや違う、願望で空虚さを補うことなどできはしないし、失われた仲間が戻ってくることもないのだ。
緑色の光が悲しみに沈む彼の思いを遮った。彼は目から溢れる雨粒をぬぐい去ると、メッセージが届き明滅するコミュニケーションクリスタルを持ち上げた。
"コブラ！私の声が聞こえているかい？タニス（Tanis）だよ！"
友人の声に、コブラはしばし悲しみを振り払うことができた。
"聞こえているよ、タニス。どうしたんだい？"
"ジェローム近くの農場にいるんだ、訓練でね。そして、ああ、女性が、よくわからなかったんだが、私にモンバットを手渡していったんだよ。ああ、私が思うに、これは君のじゃないだろうか。"
クリスタルを取り落とすところであった。雨のなかであるにも関わらず、突然に喉がカラカラに渇き、コブラは唇を舐めた。
"まさか、まさか、フランクリンなのかい？"
友人の声に希望を見出すな、なんて無理なことであった。
"私は違いないと思うんだが、違うとしても双子の兄弟なのかもしれない。非常に訓練されているようだから…"
もちろんタニスは知っていた、知っていたに違いないのだ、自らの言葉が魔術師にどのような効能を発揮するのかを。コブラは顔を濡らす雨粒をぬぐい去ると、使い古されたルーンブックをバックパックから取り出した。ジェロームへ船旅をする時間の余裕はなく、船を再び失う可能性もあった。
コブラの背でムーンゲートが消失すると、雲間から太陽が覗き何もない甲板を照らした。大陸から遠く離れた活き活きとした暖かさのなか、男とモンバットは古くからの友の如く抱き合い、再び分かつことなく心通わせたのだった。
Story 4
翠の海
何週間にも及ぶ準備の末、ついに同盟締結の日がやってきた！不安を感じつつも私は最高の衣装を身につけた。それはファイア色のローブとマント、そして100粒のダイヤモンドをはめ込んだ指輪だった。私は霊性のムーンゲートへ向けて素早くリコールの呪文を詠唱した。霊性のムーンゲートからスパイダーケイブへ向けて松明が列を成して並べられており、なにかしら特別な催しがあるのだと想起させた。親愛なるギルドメンバーが列席者に付き添い、テラサン族やドレッドスパイダー、ブラックウィロウの群れなす危険地帯を抜けた。困難を潜り抜け、私たちは天使宮（Reg Volom）の入口へと辿り着いた。そこで私たちは記帳し、プログラムリストを受け取った。
全員がメインルームで着席すると、私は式典の開始を告げるソーサリアの鐘を鳴らした。我らが霊性の守護者が祝辞を述べ、続いて二人のギルドリーダーによるスピーチが行われた。面白味ある思い出はスピーチの途に起きた。頭上を行き交っていたエセリアルウォーリアが不吉な警告の声を発したのだ。それは列席者に負のカルマを備えた人物がいたためだった。警告は顧みられず、エセリアルウォーリアはその人物を追うや殺害せんと急襲した。これは不幸な事件であったが、私の忍び笑いがその顛末を物語っていたと言えよう。列席にあたっては正のカルマが求められることは前もって注意喚起されていたことだったのだ。
待ち望む瞬間がついに訪れた。相手方のリーダーが公式に同盟を宣言したのだ！頭上に花火があがり翠の海とも言うべき光景が瞬く間に広がった！興奮が私を包み込み、それは決して忘れることのできぬ思い出となった！
幾多の努力が実を結んだ達成感に私は満たされた。いまや私たちは同盟の一員となったのだった。祝賀は大広間での会食で締めを迎え、私たちは屋上で記念撮影を行った。
私は帰宅すると、ファイア色のマントとローブを脱ぎ、興奮と友情、そしてユーモアに包まれた今日という日を振り返った。それは私にとって忘れがたき思い出、翠の海であった。
Story 5
ユーのエンパスアビー周辺にある泥道の僅かばかりのぼんやりとした記憶を組み合わせ紐解くにはどうすればよいのか。
さて、私がブリタニアへ誕生したのは低解像度な8ビット32色、1989年に遡るセガマスターシステムのウルティマIVであった。私は可能な限り率直に自らの価値観に従ってジプシーの問いに応じると、彼女は私の運命をドルイドであると、緑生い茂るユーの森であると指し示した。
そこで温かみあるイオロ（Iolo）邸や言葉を解す馬のスミス（Smith）と出会ったことは、最も古き記憶のひとつである。そして意識することもなく、私は瞬く間に伝統的なウルティマ信奉者のひとりとなっていた。もちろん、私はありとあらゆることを試み、自分により相応しいと思えたことであれば脇道にそれることもあった。
私はゲームをするうえで故郷とも言うべき場所を得たのだと気づいていた。その後も全てのシングルプレイヤーゲームを通じて私は王国へと戻り、そして2001年となり遂にウルティマ オンラインが私のもとに届き、自分自身の手でユーに自宅を構えたいと願った。しかし、国土は既に住宅で埋め尽くされ、私が住まいを得る敷地は残されていなかった。しかし、間もなく蔓延する絶望がユーの街を襲った。私たちの足元にある大地そのものが腐敗していった。しかし、とある噂も耳にしていた。私たちの力と技を駆使すれば、豊かな緑に溢れる大地を取り戻すことも叶うのだと。
しかし、私には力もなければ技もなかった。いまだヤングでしかなかったのだ。大地の治療のために指示された日となった。私はエンパスアビー近郊で布地を地面に並べ紅白の十字を描いて佇む小集団に出会った。彼らはプレイグビーストや自然が生み出した異形との戦いに倒れた人々の治療に従事し、戦闘へ急いで復帰できるよう回復用品の詰まった小さな箱を手渡していた。その日こそ、私にとって初めての、そして唯一無二のギルド、ザ・ソーサリアン・レッドクロス（The Sosarian Red Cross）が結成された日だった。その晩、私は個人的にポーションで2本の樹の治療に従事した。プレイグビーストがようやく退けられて以後も私はかつてその樹が生えていた場所のルーンストーンを今も所持し続けている。
結局、私はユーに住むという夢を実現させた。今日、Europaシャードのエンパスアビーへ立ち寄れば、とある人物の記念碑を見ることができるだろう。それは悲しいことに実社会で他界した人物を悼むものだ。サーバーが存在する限り、記念碑はそこにあり続けることだろう。建立してくれた公式のイベント担当者たちに感謝の念は絶えない。しかし、いつの日にか、何らかの理由で私たちすべてがブリタニアから旅立つ日も訪れることだろう。そのとき、私たちのキャラクターはカーテンコールを期待して止まない。
Posted by Tim Chappell
2012 Oct 14 17:10 -0400 GMT
We had received 9 excellent entries from the Europa shard. Of those entries, there were 5 that we enjoyed the most.
The top 5 most memorable UO moments from Europa:
It was a cold wet December night, when I rolled up at West Britain Bank on my most trustworthy horse. There in the shadows stood my 2 most loyal friends Sir Mangus and Captain Birdseye, both passing the hours away chatting to everyone and anyone who happened to pass them by.
Hey boys I shout, what's up? Hey Draco they both reply, nothing going on, its all quite tonight. So I ask if anyone has scouted the champ spawns to see if there is any action going on around the lands. Both shake their heads as to say nothing was happening.
After 30 minuets had passed we get a message in guild chat from our Guild mistress Tia "Every one to Guild HQ" and the message is repeated 4 or 5 times. Capitan Birdseye says "hmm, it looks as if something is kicking off, we had better go see what's going on" So I open a gate to Guild HQ and all three of us pop through.
Once there, we quickly see that there are already 7 other members waiting. What a sorry bunch they were, not one of them liked each other, but as a team they all worked together well and fought hard on the battle field. We enter the Guild HQ to see Pyro arguing with Magot over who was the better archer, and in the other corner Sorrow was trying to kill Gelo while she was not looking. Tia the guild leader was standing chatting to Memphis and Poly telling them to get the PvM team together.
Tia, "what's up" I ask. "We are off to do a champ at Despise" she replies. "Get the PvP team together"
So I gather the PvP team and instruct them to make sure they were ready for a fight to defend the Barracoon Champ at despise. I tell them to check they have the funds in their bank account for insurance of their kit and make sure they have a back pack full of Bandies, Pots, Apples and a trap box. Archers make sure you have enough arrows and bolts.
As soon as the PvP team was whipped into shape, Tia shouts "Everyone in the gate were leaving for Despise" Once we are there, I tell Deny to stay at the entrance hidden to be our early warning for incoming raiders. Sir Mangus and Capitan Birdseye are given the drop in point to defend, the rest of the team were to just keep each other in sight and watch over the PvM team.
Just five minuets into the champ Deny shouts over the guild chat "Incoming NDK Guild eight of them!" So I call the PvP team to the drop in point to ambush NDK when they dropped into despise. No sooner than we got there, NDK started to come into the drop in point, they all started to split up and run in different directions. So I call a target and we all went chasing him down. No sooner had we killed the first NDK player Deny shouts down the Guild chat |Incoming GOD guild nine of them" At this point we had our hands full with NDK and there was no chance of us surprising GOD at the drop in point.
At this point the PvM team had the champ up, so I call the PvP team to the island and tell them to take up a defensive position, at this point in time there was only one way onto the island and it was easy defended. I was praying that GOD and NDK would get board of trying to break our defence and start to fight each other, then we could just clear up the ones who survive. But just as we start to get the defence up on the island Deny shouts down guild chat "incoming UCH and F Guild around 15 of them"
At this point I knew we were in for a mother of all battles and the chances of us finishing the champ and surviving was getting slimmer by the minuet. My worst fears were confirmed a few short minuets latter when our defences were broken and our PvM team were dyeing thick and fast, chaos had broken out!
Deny shouts down the guild chat again "incoming DIE five of them" At this point I tell Deny to leave his post as watchman and come and help us with the fight he was sorely needed we were being killed at a fast pace. At this point there was over 50 people in despise fighting a mother of a battle. No one was paying the champ any attention as there was too much death and killing going on around them.
The battle raged on for over 90 minutes in despise, all the while our PvM team were trying to finish killing the Barracoon and finally after many deaths and resurrections the Barracoon was dead and we had the power scrolls.
But escape was not going to be easy, as NKD, GOD, UCH, DIE and us DI3 were fighting in despise FEW guild had set up a trap in the star room, waiting for the scrolls to be brought out that way.
So before we knew it the fight had moved into Terra Keep. But now we had FEW guild added into the battle. The battle raged on for a further hour, with many more deaths and many more tails of bravery.
There was talk of this epic battle for years to come. People would remember their feats of bravery and courage as well as stupidity for falling for some of the traps they died to.
The darkness was stifling. The faint silvery light of his blade shone in front of him as he carved his way through swathes of undead, an endless flow of undead from the void ahead of him. He had long since fortified himself against the terror of this place, seeing it now only as a means to an end. Two hundred thousand was the price, two hundred thousand gold from less fortunate adventurers purses, two hundred thousand for him and his band of warriors to have a place to call home. Steadying himself against the crumbling wall he tended to his wounds and judged the weight of his coin purse in his hand, 'still short' he thought to himself frowning, three days spent in this tormented place by his reckoning. He could not afford to miss this business opportunity and regretfully remembered the deadline before the homestead was beyond his reach, five days.
As he woke from fitful sleep, haunted by the dead faces of his attackers and fallen allies, he remembered a tale once told to him of this place, a tale that up till three days ago he had dismissed as myth. He remembered details of spell weaving undead residing in haunted crypts deep in the darkest recesses of the dungeon known only as Deceit, and more importantly of the gold they hoarded for purpose unknown. Only two days remained and the adventurer came to a decision, after a rest he would press further into the dungeon than he had previously dared. Knowing that his undead slaying prowess had improved drastically since he began his quest provided him with confidence, but doubt crept into his mind from the fear of the unknown.
Quaffing a thick, dark and foul smelling concoction he squinted forwards in the now less punishing darkness. The area was eerily quiet as he made his way down a long winding corridor, encountering small resistance to his progress, his confidence further boosted. Finally, ahead of him, long shadows patrolled what appeared to be a square room with a rank smelling pit, filled with the bones of undead and human alike. Past this room he came upon a recessed pit, containing ancient sarcophagi where dark shadows patrolled the walls around him, he had arrived.
Drawing his sword and shield the warrior charged towards the shadow closes to him. Immediately he felt weaker and less dexterous, ‘so the myth was true’ he thought to himself as he sliced and parried this new foe. After a fierce battle the warrior searched the fallen corpse of his enemy, ‘I’m going to need a bigger coin purse’ he said out loud to himself laughing.
By the fourth day, the warrior returned to the port city of Vesper to claim his reward. He proudly handed over the fee, much to the sellers surprise, and was taken swiftly by magical gateway to a small, overgrown stone tower. ‘Perfect’ said the warrior, as he placed the magical guild stone on the roof.
Summer, 315.
It had been two brief, terrible days, when all the shards of the Gem of Immortality were shaken to their roots by the prophets of some nameless god, dressed in robes hemmed in gold and claiming outrageous powers that could duplicate even the most revered of artifacts.
The mage who called himself “The Black Cobra” stood, bereft, at the gunwale of his ship. He did not have the will to fish, nor the drive to return to port. With her sails furled, the Lady Justyce bobbed on the waves, as without purpose as he himself felt.
Soon, he would return to both port and wife, as hollow as he had been when he left. Two days of sickness had left him unaware of what had been occurring until it was too late, and now his oldest companion was no more, lost in the immense spell that had reverted time by two entire days, sealing those prophets forever beyond the Facets.
Rain began to fall, the sky darkening with the onset of a storm. Still he stood there, fat raindrops trickling down his cheeks, that hollow part inside telling him there was no point to returning. What could the lands of Sosaria offer him, without the peerless companionship of Franklin, his dear mongbat? If only he had left him in the stables that day! If only he had been well enough to check on him when he'd first received the message from his closest friend, Aron Swordmaster, that dark magic was running wild... but no, these wishes wouldn't fill the aching void or return his lost companion.
A green light broke into his maudlin thoughts. Wiping the rain from his eyes, he returned to the wheel and picked up his communication crystal, flickering with an incoming message.
“Cobra! Do you hear me? It's Tanis!”
The voice of his friend banished the grief for a moment.
“I hear you, Tanis. What's the matter?”
“I'm at the farms near Jhelom. I was training, and... well, a woman I didn't recognize came running up and handed me a mongbat. I... I think it's yours...”
The crystal almost dropped from his numb fingers. Cobra licked lips which suddenly seemed dry despite the rain.
“Not... not Franklin?” it was impossible to keep the hope from his voice.
“I think it must be... if not, it's his twin brother, and just as impressively trained...”
There was more, of course. Tanis knew – must have known – the effect his words had on the mage. Wiping the rain from his face, he dug in his backpack for a well-worn runebook. This was no time to sail all the way to Jhelom; this was worth losing a ship over.
The sun came out from behind the clouds, illuminating the empty deck as the moongate closed behind Cobra. A continent away, in the warmth of life reinvigorated, man and mongbat embraced as old friends; reunited, never to be parted again.
Sea of Green
After weeks of preparation the alliance day had finally arrived! With anxious anticipation I dressed in my finest garments ( fire robe, fire cloak and 100 diamonds ring). I recalled quickly to Spirituality gate. The sense of something special was accentuated by the long row of lit torches leading from Spirituality gate to Spider Cave, where my fellow guild mates escorted guests and myself through this dangerous area filled with terathans, dread spiders and giant black widows.After surviving this arduous sojourn we arrived at the entrance of Reg Volom where we all signed the guest book and received programs listing the order of events.
When all were seated in the main room I rang the bell of Sosaria to signal the commencement of the ceremony.Our patron of Spirituality gave his blessing, followed by speeches of the two guild leaders. A humorous moment occurred during one of the speeches when an ethereal warrior hovered overhead, making an ominous warning sound that a person with negative karma was in the vicinity.The warning went unheeded , while the warrior stalked its victim and swiftly swooped down to kill its prey. Although this was an unfortunate incident a chuckle crossed my face knowing this might be the outcome.( After all quests were forewarned to have positive karma).
The moment I had been waiting for had come... the alliance leader had proclaimed the alliance official! A sea of green names instantly appeared with fireworks exploding above our heads! A feeling of exhilaration came over me ... a moment I will never forget!
A sense of gratification filled me for the efforts of many had come to fruition as we were now as one in alliance. The celebration closed with refreshments in the reception area and group photos on the roof.
I recalled home ... taking off my fire cloak and robe ... remembering this day filled with excitement, camaraderie , and humor... and my most memorable moment ... a sea of green
"How to unweave the interlocking rainbow moments that make the memory of a small, dull patch of dirt road outside Empath Abbey in Yew so powerful to me personally?
Well, I was born into Britannia in glorious low resolution 8-bit, 32 colour pixellated form back in 1989 for Ultima IV, via the Sega Master System. Answering the questions of the Gypsy as honestly as I could with regards towards my own values, she set my destiny for Druidhood, and the blobby green forests of Yew... And it was there, deep amongst the blobs, in one of my earliest memories that I found the cosy home of Iolo, and his mysterious talking horse, Smith. And without realising it then, I quickly partook of a traditional Ultima ritual; I proceeded of course to go through all their things and wander off with what I thought would better suit me!
But I knew then that I'd found a cosy gaming home of my own too. I returned to the realm for every single player game afterwords, and when I came at last to Ultima Online in 2001, I wanted so much to place a house in Yew for myself; but the lands were full of vibrant homes already, and there was no space for me. However, Yew was not long after struck by the Plague of Despair. It was a revelation to me to see the ground itself change beneath our feet, become corrupted; but to hear rumors that, through our combined arms and arts, we could return the land itself to healthy high resolution greenery...
I had neither strength nor skill yet though, for I was still young. Arriving on the designated day to cure the land, I found a small group of players at the back, stood near the Abbey and next to a red and white cross made of cloth left upon the ground. They were healing those who fell fighting the Plagues Beasts and other corruptions of nature, and handing out small packets of recovery materials to speed the return to the fight. It was on that day that my first, and so far my only guild was formed between us; The Sosarian Red Cross. Later that evening I would personally cure 2 of the large trees myself by administering potions; and I still have the runes for where those specific trees once stood, long after the Plague itself was finally pushed back
I achieved my dream eventually of living in Yew. And were you to stay a while by the Abbey on Europa today, you will see a Memorial raised to one of us, who sadly passed away in real life. It will stand now as long as the server does, thanks to the kindness of the official Event Managers who placed it there. One day though, in one way or another, it will be time for all of us to move on from Britannia; so it is there my character hopes to salute the approaching curtain call."
