2007年06月15日
「禅都お宿の物語」

倭国徳之諸島禅都の「宿 みやび」で起きている物語に関する情報です。

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2007年06月05日
禅都お宿の物語(日本公式)
禅都お宿の物語「禅都の宿みやびにて記帳」
2007年06月07日
禅都お宿の物語「宿みやびの予約は6月9日」
2007年06月09日
ご予約は6月9日22時より(日本公式)
禅都お宿の物語「予約開始前の宿みやび」
禅都お宿の物語「女将三代のご挨拶」
禅都お宿の物語「若女将アヤと姑の関係」
禅都お宿の物語「女将ルリと息子の関係」
禅都お宿の物語「禅都の娯楽は麻雀卓」
2007年06月10日
禅都お宿の物語「宿みやび異常ありません」
2007年06月11日
禅都お宿の物語「若女将アヤの徳之島観光」
2007年06月12日
禅都お宿の物語「平穏なる夜」
2007年06月13日
禅都お宿の物語「毒寿司の宴」
2007年06月14日
禅都お宿の物語「帰るべき家、友集う宿」
2007年06月15日
禅都お宿の物語「花の金曜日」

2007年6月15日 禅都お宿の物語「花の金曜日」

花の金曜日、それは労働者にとって週に1度訪れる至高の一日!明日を気にせず夜を謳歌できる日だ。特に給料の入る週となれば懐具合も良くて最高!

そんな素敵曜日に颯爽と帰宅する私、飲みに誘ってくる後輩の声も振り切って電車に乗る私。

だって待ってる人がいるんだもの!

待ってる人たち。
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そして宿みやびで花金を堪能。
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そこにコンパニオンのPuralさんが来たので八徳学校のサテライトキャンパス構想を提案してみる。また生徒さんと一緒に宿みやびへお越し下さい。

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今晩は週末とあって、結構な数のお客が泊まりに来てた。

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でも従業員の接待がないよ!

2007年6月14日 禅都お宿の物語「帰るべき家、友集う宿」

今晩も遅くなってしまったが、真っ先に足を向けたのは宿みやび。そこにはいつもの面子が受付の前で談笑していた。今日も従業員の姿はなかったようなのだが、それでも宿を訪れると挨拶してくれる方々がいるのは嬉しい。

これは酒場コミュニティに通じるものがあるだろう。特に冒険をするわけでもなく会話するだけの集いが何故愉しいのか、それはその場所に行けば会えてしまうという安心感があるから。

宿みやびが皆にとって安心感を与える場所になって欲しいな。

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2007年6月13日 禅都お宿の物語「毒寿司の宴」

こんばんは。深夜に帰宅して宿みやびに足を運んだところ、まだ宿みやびの1階にいた方々から今宵も従業員の姿はなかったと教えてもらえた。

だが、何故か苦しんでる知人の姿が・・・。

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今晩は従業員の姿もなかったもんだから、集まった客で勝手に寿司パーティを開いたんだとか。しかも、それは毒入りの寿司。わさび入程度じゃ物足りないようだ。

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2007年6月12日 禅都お宿の物語「平穏なる夜」

体調が悪いとはいえ流石に二日連続で早目の帰宅とは行かないところが悲しいところ。今晩は22時を大幅に遅れて宿みやびへ顔を出した。

既に大半の客はおのおのの旅路へと向かった後だったが、何人かの方々は残って酒を飲んでいた。今晩は宿のスタッフは顔を出さなかったようだ。

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2007年6月11日 禅都お宿の物語「若女将アヤの徳之島観光」

平日にもかかわらず早目の帰宅を果たして向かったのは、もちろん宿みやび。ちょうど22時直前だったのでタイミングとしても悪くない。

宿みやびの1階受付カウンターには既に先客が二名いた。果たして今回の物語は平日にも展開されていくのか、その確信がまだないので今日も昨日同様張り込んでみようと考えていたのだが、案外早くに動きがあった。

宿みやびの上階層に人の気配があったんだ。急いで駆け上るが2階には人影はなし、そこで更に最上階である3階へと駆け上がったところに着物姿の女性がいた。

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それは宿みやびの女将三代の末席に位置する若女将アヤ。
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若女将アヤの立つ部屋へ入るといきなり聞こえたのは「ぽん!」という粋のいい声だった。

ただし、部屋にいるのは若女将ひとり。一体誰からポンしたのか、私には見えない誰かが目の前で卓を囲んでいるのか!

老旅館の一室で見てしまった怪奇現象に思わず私は・・・

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「リーチ!」と声を掛けたのだった。

ポンを宣言したあとに頭を抱えて唸っていた若女将だが、やっと私が覗き込んでいることに気づいてくれた。先日この宿に用意されたばかりの麻雀卓だが、予想していた通り客が愉しんでくれるようにと宿側で用意したものらしい。でも、若女将自身は麻雀の扱いを知らなかったため、試していたようだ。

だが、麻雀がひとりではできぬ遊びだと言うことすら知らなかった若女将。麻雀はソーサリア屈指の複雑なテーブルゲームだから独りじゃ上達も難しい。大女将がルールを知っているか今度訊いてみるということにしたようだ。

先日は女将三代に女中、板前、若旦那と宿みやびで働く主要人物が数多く現れていたが、今日は若女将の姿しかない。若女将アヤとは夫婦の関係にある若旦那エジマルについて話題が及んだところ、若女将は困り切ったようにため息をついた。

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先日の若女将の話を聞く限りは好いて結婚したようだし、若旦那自身も若女将を庇うような振る舞いをしていたから、決して夫婦関係が悪いというわけではないはず。だが、どうも会う機会が少なくて若女将も苦悩しているようだ。

若旦那は勉強と称して遊び歩いているようだし、若女将自身は宿の仕事に忙しくて時間を割けていない。結果として、新婚ひと月にもかかわらず会話すらまともに出来ない日々が続いているんだとか。

若旦那の勉強というのが何なのかは大いに気がかりだが、金のかかることをしているのは間違いない。

私が「賭場に行っているのではないか」と推察したところ、若女将も大仰に反応した。

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やはり、賭場はまずいらしい。

賭場に通えるほどの金は持たせていないと言う若女将だが、客たちは先日目にしていた。若旦那の母親にあたるはずの女将ルリが大金を若旦那に渡す現場をね。

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女将が小遣いを渡しているという事実を知り、またもや衝撃を受ける若女将。せっかく若旦那が使い過ぎないように配慮して財布へ金を入れていた努力も全く無意味だったわけだ。

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今日は大女将から休暇をいただいたという若女将アヤ。嫁いで以来、宿の仕事しかしていない若女将を案じてくれてのことだという。先日は挨拶をされただけで会話の機会もなかった大女将だが、若女将の話を聞く限りは出来た人物のようだ。

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もっとも、どう見ても「うっかり」な板前ハチベイを、しっかりした人物だと言って譲らない若女将のことだから、多少は客から見た印象とズレはあるかもしれないな。

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休みを貰ったというのに肝心の夫エジマルもおらず、ひとり客のために用意した麻雀卓で遊んでいた若女将。大女将からは徳之諸島の観光でもして見聞を深めるように言われたようだが、ひとりで外出する勇気がないようだ。

それではと、私はお願いをすることにした。この宿へ着てからというもの気になっていた幾つかの疑問を解消するためにね。それは、この大きな老旅館の数ある部屋の中で、客室にあたるのはどれなのかということ。あれだけのスタッフがいるのだから、当然従業員用の部屋もあるはずなのだ。知らずに従業員と相部屋で寝るなんてのはいただけない。

若女将は快く案内すると申し出てくれた。ありがたいことである。

女将が麻雀牌をいじっていた部屋は間違いなく客室。大きな旅館であるにもかかわらず客入りが悪かったため、しばらくは従業員も客室を利用していたようだが、予約の殺到する現状ではそういうわけにもいかないだろう。

そして、三階南手の一室。こちらも麻雀卓が置かれており、客室と判る。広くて快適な客室と若女将のお墨付きだ。

その西手にある部屋、ここは布団も敷かれておらず箪笥などが押し込まれている。ここはどうやら物置のようだ。快適な客室は苦手、という野生的な客向けかもしれない。

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掛け軸やら箪笥やらを置いている部屋と説明する若女将アヤ。

そして客室の案内は階下へと進んでいく。何故か3階北西に面する大部屋の案内は飛ばされてしまった。紅い扇が壁に飾られている部屋なのだが、やはりあそこは客室ではないのだろうか。

2階は個室が中心。老旅館にも関わらず、このシングルルームはカプセルホテル並に狭い。だが、屋内庭園が用意されており、シングルルームに宿泊する客が歓談できる場として提供されているようだ。歓談の折りには若女将が茶をたててくれるというから愉しみだ。

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ブリタニアから嫁いで僅かひと月、徳之諸島について詳しくないという若女将だが、徳之諸島独自の文化である「緑色のお茶」を早くも身につけているとは女将修行の一環として仕込まれたのだろう。

ちなみに、ずらりと並ぶ個室の中ではピンク色の布団が若女将のお気に入りとのこと。

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そして1階の受付へと下りてきた。併設の居酒屋さけさかを紹介されるが、若女将も客もせっかくの休暇を居酒屋で過ごすつもりはない。せっかく大女将が徳之諸島を観光するように若女将に言ったのだ、その休みを無為に過ごすことは大女将の配慮を無視することにもなる。

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さぁどこに観光へ赴こう。

だが、当然のことながら徳之諸島は危険だ。禅都周辺こそ穏やかな環境にあるが、誉島や勇島は安全と言い切ることのできる場所なんてない。

そこで提案されたのが「酒の泉」。禅都郊外に位置する住宅地の北はずれにある酒が湧き出でる不思議な池だ。

これには若女将アヤも乗り気な反応を見せる。

充分徒歩圏内だし、持って行くべきなのは酒を汲むためのピッチャー位だ。若女将も受付の奥にある箪笥をごそごそと探し、中からピッチャーを引っ張り出した。

但し、中身入り。中身はいつのものか判らぬミルクだった。

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それでも若女将はこのミルクを一気に飲み干してピッチャーを用意する。せっかくの休暇で腹をくださないよう祈るばかりだ。

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こうして、若女将一行は宿みやびを出発した。禅都北東門から出て北へ。目的の池はすぐに辿り着くことができた。

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本当に酒が沸き出でている池を見て感動する一行。ブリタニアの「酒の泉」は有名なのだが、禅都の「酒の泉」は余り話題に挙がらない。客にも実際に来たのは初めてという方もいた。

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岩の間から溢れ出すように出る酒。若女将はしきりに不思議がって、岩から酒が出来ているのかと疑問を投げかける。当然客にも判らぬのだが、この岩が固形化されたものなのだろうか。

・・・そうすると、この岩はとんでもなく冷たいことになる。

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酒をピッチャーに注いで興奮する若女将だが、その様子を見た客はこの日を期に宿みやび名物の地酒として酒銘を付けてはどうかと提案した。

若女将に促されていろんな酒銘の案が提示されていくが、若女将は悩む悩む。

そして自らの宿みやびに沢山の客が来て欲しいという想いを込めた酒銘を叫ぶ。

「満員御礼!」

自信を持って叫ばれた割に、正直なところ華がない、全くない。若女将とはいえまだまだ必死な時期なのだろう。もう少し余裕が生まれれば麗しい名を名付ける日も来よう。

そこで代案として出されたのが「千客万来」、こちらの方がまだ響きが美しいな。満員御礼じゃ大相撲を想像してしまう。結局、千客万来が良いのではないかとの支持が多く、この名に決まるのであった。

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若女将も上機嫌。持ち帰って夫のエジマルと一緒に飲むのだと喜んだ。幸薄い新婚生活を送ってる割に若旦那の話となると惚気てみせるのは流石。

こうして酒の泉を堪能した若女将一行だが、若女将はまだまだ観光に相応しい場所はないか訊ねる。勿論、徳之諸島には観光に相応しい景勝地が数多くあるんだが、いずれも危険が附属品となっている。そんな中で若女将が興味を示したものは「地蔵」だった。

徳之諸島で「地蔵」と呼ばれるものは厳密には地蔵信仰とは無縁であり、街道の脇に設けられた簡単な社に様々な生物を象ったものが置かれているという点が今日の日本において民間信仰と融合し本来の意味から離れた地蔵と類似点が多いからに過ぎない。

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この徳之諸島の地蔵は誉島に多く分布しており、勇島ほどではないが危険にはかわりない。若女将も大いに悩む。だが、どう悩もうが興味を示している以上、結果は見えていた。

行こう!
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誉島のムーンゲート傍にも社があったはずだから、そんなに奥地へ分け入るわけでもない。若女将一行は再び歩き出した。

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禅都の北郊外を抜けてムーンゲート経由で誉島へ。

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そして森を抜けたところに社があった。
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初めて目にする地蔵に感動する若女将。地蔵にはお参りするものが習わしとはなにゆえ知っていたのか、みんなで頭を下げてお参りした。若女将にとっては夫エジマルとうまくいく為の大切なお願い事。

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若女将が何をお願いしたのかは小声で呟く声が耳に届いてしまったのだが、客たちは聞こえなかったとごまかした。

女将に促されてお祈りする客一同。私も「オークとヒトとが手を取り合う世界になりますように」と、これまた小声でお参りした。

だけど、私のお参りには即座に「むり」とのツッコミを返す客たち。

みんな、聞こえてるんじゃん!酷いや。

一通りお参りを終え、さてどうするか。この島だったら庭園が近くにあるな、と思い若女将を誘ってみた。若女将はこの提案にも乗り気、次は庭園へ向かうことにした。途中でガマンの群れを眺めつつ、街道を進むと庭園にたどり着く。

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この庭園はブリタニアでいうヘッジメイズのようなものだが、ヘッジメイズに比べれば規模もささやかなものだし、何より危険も少ない。ここにも中央には地蔵の姿があった。

ところが、ここへ来て不審なことに客たちは気づく。

今日はやたらと銀蛇に出会う機会が多いのだ。誉島へ渡ってからというもの、ムーンゲート周辺でも見かけたし、この庭園では明らかに異常と気づくほど頻繁に現れる銀蛇。ブリタニアでは王家の象徴ともなっている神聖な生物だが、徳之諸島でここまで頻繁に遭遇するとはやはり珍しい。

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きっと地蔵に腐ったミルクをお供えしてしまったからだろうと納得する若女将。やっぱり若女将のミルクは腐ってたのか。私もミルク愛好家だが、やっぱり新鮮なものの方がいいな。

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若女将一行は庭園の中央にある地蔵にもお参りしたところで若女将は随分長居してしまったことに気づく。こうして、禅都へ戻ることにした。若女将も徳之諸島観光ができて満足の様子だ。

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若女将アヤの名付けた地酒「千客万来」は、きっと宿みやびの名物となることだろう。そして、未だ腕を見せて貰ったことのない板前ハチベイの料理にも注目だ。千客万来を使った魚の酒蒸しはどうだろうか。

愉しみ愉しみ。

追伸
禅都の宿みやびで6月9日から開始された予約の受付。その受付簿と考えられているゲストブックもいよいよ二冊目に突入していた。

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2007年6月10日 禅都お宿の物語「宿みやび異常ありません」

今日も21時頃から宿みやび1階に張り付いて警戒体制!なんだか、張り込みなんてしてるとまだ学生だった頃を思い出します。あの頃はこうして張り込むことで人の輪が広がっていったものだと懐かしく思いました。張り込みが私の原点と言えるかもしれません。もともと行商しながら人波を眺めて暮らす日々だったんですが、イベントの張り込みは情報共有することが「肝」ですから、張り込みしてる仲間同士で情報交換しては一喜一憂してたものです。それが、愉しかった!

今日も昔から見知った連中を含めていろんな人が入れ替わり宿みやびを覗きに訪れていました。やはり、昨晩の開始刻限であった22時前後にやってくる人が多かったし、実際に22時という時刻は開始の目安として重要になってくるでしょう。

一足がまばらになってきた時分、私が目を離してる間に酒を酌み交わそうと持ちかけてくれた方がいた様子。気づいたときには私の前に酒が置かれているだけでしたが。なんだか地蔵へのお供え物みたいだなと苦笑。でも、無視しちゃったみたいで申し訳なく思ってしまいました。

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とうとうほとんど人通りがなくなってしまった深夜2時。最後にやってきたのは「焼きそば屋」ことタイムボムさん。今回の状況が良く判ってないようだったので昨晩の様子をかいつまんで説明しました。

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宿みやびに出現した不気味な紅い扇はタイムボムさん曰く殺人予告!

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「細腕女将の名推理」が副題だそうです。

その後は二人で麻雀卓の扱い方をいろいろ試してみましたが、リーチ棒をどうやって出すのか判らないということで二人で頭を抱えたりしてました。汎用性が高い分、プレイヤー側で創意工夫しなければゲームとして成立しないのが難しいところ。でも、張り込みが基本となる長期シーアイベントの待ち時間を有効活用できる道具として提供されたのは間違いなさそうですし、この機会に挑戦してみるのも愉しいですね。

私の張り込みはここまで。明日からは平日なので、早い時間帯から参加できる方々に期待させてもらうしかないのが悲しいところです。

ちなみに日本公式サイト上の「麻雀の紹介ページ」をご参考に!

2007年6月9日 禅都お宿の物語「禅都の娯楽は麻雀卓」

今夜は初日とあって宿みやびを構成する登場人物の顔見せだけなのかと思っていたが、思いのほか長かった。本来であれば数回に分けてやるべきところを無理矢理張り合わせたような感覚を拭えず、結果として何をしていいのか判らぬ客もいたかもしれない。

ともあれ、主要な登場人物と思われる6名の顔見せは済んだわけだ。明日以降が本格的にこの物語がどう転がっていくのか、想像しつつ愉しむ時間と言えよう。

今夜の最後を締める役割を果たしたのは、はやりハチさんこと板前ハチベイ。彼のアイデンティティは締め役には相応しい。

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現れて早々に「うっかり」という単語を口にしてしまい、客の過剰な反応を受けるハチベイ。慌てて否定するが、客の中では「しっかり」ハチベイではなく「うっかり」ハチベイで確定しつつある。

登場人物たちが皆いなくなり、客たちがこの後はどうすれば良いのか戸惑っているところにもう一度現れたハチベイ。ここでもやっぱり「うっかり」。

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今後も「ちまちま」宿を覗いてくれるように客へ頼んで去っていった。つまり、この物語は今夜だけのものではなく続けられるということを意図してのものだ。「長期シーアイベント」を経験したことのない方々には今夜のやり取りはぐだぐだ会話しただけで何のオチもなく終わったようにしか見えない。実際私も今夜は簡単な顔見せだけして、今後に展開していくことを印象付けた方が良いのではと思ったが、スケジュール上の制約もあるんだろう。ちょっと頼りない展開も彼らがボランティアスタッフであることを考えれば愉しめるというもの。

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今回は倭国の八徳学校からも授業の一環として宿みやびの見学に訪れている面々の姿があった。私もこっそり帰りの便に混ざらせてもらった。

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今はニューヘイブンにある八徳学校の担い手もボランティアスタッフのコンパニオン。こっそりとシーアとコンパニオンのコラボレーションがあったわけだ。

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さて、今夜の物語展開は宿みやびの1階部分で行われていたのだが、実は3階部分にも変化があったようだ。事前に見回った際には無かったはずの麻雀卓が用意されていた。当然宿のスタッフルームもあって然るべきなので、今回麻雀卓が置かれた場所が客室かどうかも判らないが、今後は女将たちの登場を待つ間は時間つぶしに麻雀を興じても良いかもしれない。

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扱いにやや難がありはするのだが・・・。

2007年6月9日 禅都お宿の物語「女将ルリと息子の関係」

若女将アヤと別れ、禅都の宿みやびへ戻ると一足先に帰路に就いていた女中マチの姿があった。案の定、女将ルリのもとへ向かい、若女将とのやり取りを報告していたのだ。

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女中マチ曰く、ムーングロウで先回りされたことを知った若女将の顔は。

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客に囲まれてる状況下でも不敵に邪悪な笑みを交わす女将と女中。いろんな意味で二人の肝っ玉は大したものである。自己陶酔しまくって周囲が目に入っていないのだろうか。

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その後、禅都の北西門からひとりの男が現れた。板前ハチベイに次ぐ第二の男、それはなんと女将ルリの息子、若旦那エジマルだった。

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しかも、女将ルリの態度はこれまた若女将に対してとは正反対といってよい程あまあまっ!若旦那エジマルには溺愛と言って過言でない親馬鹿ぶりを発揮していた。

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いかにも弱腰といった感じの若旦那エジマルはそんな母親に気圧されつつ、身銭が乏しくなったために戻ってきたことを明かす。すると女将は今度は一気に怒りを爆発させた!

エジマルに対してではなく、嫁である若女将アヤに対してな!
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エジマル自身も使い過ぎたのは自分のせいだと消極的に若女将を擁護しようとするが、母の力は強しなのである。一気に若女将アヤが悪いと押し切られた挙句、小遣いを掴ませていた。

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どうやら、女将と若女将との関係を修復するには両者の努力だけでは無理なのだと判る。若旦那エジマル自身の母親との決別が重要のようだ。いずれエジマルの男を磨く修行に付きやってやらねばなるまい。

2007年6月9日 禅都お宿の物語「若女将アヤと姑の関係」

さて、その後はそれぞれの登場人物の人間関係を垣間見ることの出来る展開となっていった。カウンター裏とは言え、客から丸見えのところで若女将いびりを始める女将ルリ。どうやら、女将と若女将の関係は良好とは言い難いようだ。これぞ老旅館物語の王道か。

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更に板前らしき男が姿を現した。
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彼の名はハチベイ。こんな名前を目にしてしまったら叫ばずにはいられない。「うっかり!」と。

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私の言葉を耳ざとく聴いていた若女将アヤは必死に否定する。どうやら若女将はハチさんの愛称で呼び、信頼を寄せているようだ。

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ちなみに笠を脱いだハチベイ、なんとブリタニアでカリスマ的な扱いすら受ける髪型「アフロ」だった。板前という脇役臭がプンプンする位置づけであるにも関わらず、その名前といい髪形といい、明らかに物語の裏主人公となる素質を無理矢理詰め込んだかのような眩しいアイデンティティ。人気が集中することは間違いない!!

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だが、宿みやびの信頼関係は女将ルリと若女将アヤとの間ではボロボロであることが更に発覚していく。若女将アヤは女将ルリに料理に使うジンジャーの買出しを指示されるのだ。しかも買占めて来いと。女中がいるはずなのに、わざわざ若女将を使うところにも解せぬものがある。ハチベイ曰く、若女将は嫁いできてまだ日が浅いようなので、信頼関係が出来ていないのもしょうがないのだろうか。

おたおたしつつも買出しの指示に従う若女将アヤ。
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もてなされるはずの客たちも不安に感じて付き添うことにした。客にこんな思いをさせている時点で宿としては失格とも言える。禅都のムーンゲートからトランメルムーングロウへ向かった一行。ムーングロウで買出しとだけ指示されていたので、フェルッカ側の可能性を完全に排除して先行してしまい、若干不安だったが、若女将アヤも遅れて到着した。

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向かったのはムーングロウ市街地内にある農家。だが、店内で何故か記憶に新しい人物の姿があった。それは女中のマチだ。宿みやびにおけるマチの行動を見ていると女将ルリの指示を仰いでいることが多かったので怪訝に感じ詰め寄ってみる。一体何を購入しに来たのかと。

だが、彼女は私の質問を曖昧にかわして商談を成立させてしまった。

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遅れて到着した若女将アヤ。早速ジンジャーを買おうとするアヤの前に女中マチがしてやったりといった顔で立ち塞がった。

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予想した通り、女中マチは先回りしてジンジャーの買占めをしていたのだ。これも女将ルリの陰湿な嫌がらせであることは明らか。若女将アヤも当然そのことは気づいたはずなのだが、頼まれた使いなのだからとここで挫折しようとはしなかった。ひとりで他の街のジンジャーを探しに行くと言う。恐らく過去にもこんな嫌がらせを受けて手ぶらで帰ったところを女将ルリに散々いびられた経験があるのだろう。

そもそも最近食材として流通し始めたジンジャーを大量に使い、どんな料理を出すのか判らないのだが、肝心なのは如何なる犠牲を払っても買出しは全うするということ。宿の経営が傾いている原因の一端を見た気がした。

こうして若女将ルリとは別れ禅都の宿みやびへ戻ることにした。
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2007年6月9日 禅都お宿の物語「女将三代のご挨拶」

指定された22時という刻限が近づくにつれ、徐々に禅都の宿みやびに立ち寄る人々の数も増えてきた。

今現在の世界情勢の中心がニューヘイブンを中心とするブリタニアであるにもかかわらず一応安定傾向にあるかに見える徳之諸島での開催、更に倭国という破片世界のみという条件から、期待をしつつ1階の酒場さけさかで待つ私。日時が明示されているだけに、刻限にはかなりの数の人々が酒場に集まり宿屋受付に向かって並び待つようになっていた。

そして、いよいよ刻限過ぎ。宿みやびの入口を潜って入ってきたのはひとりの女性の姿だった。

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彼女の名は「マチ」。いかにも徳之諸島生まれといった名だが、宿みやびの"Chambermaid"らしい。これはホテルの女性客室係のことでブリタニア的な表現だ。メイドさんというよりは女中さんという方が徳之諸島然としているだろう。

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余りに予約待ちの客が多いことに驚く女中マチだったが、彼女に遅れて更に数名の人影が店先にあった。

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それは綺麗な着物に身を包んだ三人の女将たち。

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なんで女将が三人もいるのかと思ったが、三世代で経営しているようだ。

まずは大女将のキク。宿台帳を置いてるカウンターに客宛の伝文を置いていた人物なのだろう。

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そして女将のルリ。恐らく現状で実際の切り盛りをしている人物。

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更に若女将のアヤ。まぁ大女将と女将が現役な以上は若女将とは名ばかりでこき使われているのだろう。

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店先に立つ女将衆に慌てて客が大入りであることを伝えに出る女中マチ。女将のルリがその慌てぶりをたしなめていた。

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そして、三女将が店へと入ってくる。女将といったら客を出迎えてくれるもんなんだが、今回は客が女将を出迎える形になってしまってた。

大女将のキクが代表して客の前に立ち、挨拶。
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ここに来てどうやらこれがボランティアスタッフであるシーアを主軸として長期的に物語展開させていく形式のものだと確信するに至った。「長期シーアイベント」と呼ばれている日本独自のローカルイベントであって、海外では最近廃止が告知されてしまったイベントモデレータを主軸とする「EMイベント」と似た性質のものだ。尤も日本の長期シーアイベントの方が歴史の点では長い。

過去には2002年3月から瑞穂トランメルで起きた未確認生物の捕獲を目的として進められた「UMA」、2002年10月から倭国トランメルで起きたオーク族との友情と亀裂を描いた「光と闇」、2002年10月から北斗トランメルで起きた魔法の松明を巡る物語「灯」、2002年11月から飛鳥トランメルで起きた精霊たちの物語「正しさの定義」、2003年3月から瑞穂トランメルで起きた富に対する代償を描く「契約の代償」、2003年5月から出雲トランメルで起きた砂漠の物語「遥かなる大地の果てに」、2004年10月から大和トランメルの小さな村の選挙戦を描いた「長」、2005年3月から桜トランメルで起きた魔法学園生活を描く「恋のスペルブック☆マジカルスウィートハート」が行われている。

大和での開催は2004年の「長」に続いて2度目、しかも従来ブリタニアで行われることが慣習となっていた長期シーアイベントで初めてイルシェナー以降の新ファセットを拠点に置いたものとなった。従来、ブリタニアの歴史に深い関わりは持たぬ単発イベントの担い手であり、脇役の色が強かったシーアが壮大な物語展開に関わる長期シーアイベントの実施が2002年に宣言されたのはこの頃のシーアが数の上でも質の上でも成熟したことを物語っている。

だが、2004年と2005年にはひとつの破片世界で行われただけに留まり、2006年には開催されなかった。これはブリタニア史の本筋となるイベントが大規模展開されたこととも無縁ではないはずだが、やはり日本の破片世界ではシーアの担うイベントは廃れて欲しくない文化と言える。

2007年6月9日 予約開始前の宿みやび

いよいよ今晩何かが起こる、らしいので早目に禅都の宿みやびへ向かった。すると、宿みやびの予約窓口になっていた1階のカウンターに立っていたはずの"Innkeeper"フジの姿がなくなっていた。

はて、彼女がこの宿の主人ではなかったのだろうか。或いは今夜の予約を前に準備で席を外しているだけなのだろうか。奇妙に感じつつ、同じく早目にやってきた知人らと共に待つことにした。

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宿を巡回したところ、先に調べた際にはなかったはずの場所にあの紅い扇が飾られていた。1階に飾られていたものと同形の不気味な色の扇だ。

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同じものが時をずらして二つも設置されるということには悪意を感じざるを得ない。一体どのような意図かは判らないが、単にここの店主が悪趣味というだけなのだろうか。二つ目が確認されたのは宿の三階奥の大きな部屋だ。

結局、"Innkeeper"フジは戻ってくる様子はないため、指定された刻限である22時を待つこととした。

待ち時間に罰ゲームでケーキを買いに行かされた木蓮さんの図。
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2007年6月9日 ご予約は6月9日22時より

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〜ご予約をご希望のお客様へ〜

お待たせして申し訳ございません。「宿 みやび」のご予約を地球時間2007年6月9日22時よりお取りすることとなりました。手前共の都合によりご予約受付が滞っておりました事をお詫び申し上げます。

また、お部屋の状況によっては当日でもお泊りいただける場合もございますので、ぜひご宿泊受付にてご確認いただきますよう、お知らせ申し上げます。

伝統の名宿「宿 みやび」従業員一同、皆様のお泊まりを心よりお待ち申し上げております。

2007年6月7日 宿みやびの予約は6月9日

禅都の宿みやび、どうやら予約は6月9日からなんだとか。

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2007年6月5日 禅都の宿みやびにて記帳

風邪を引いてしまいました。世の中はちょうどクールビズへの切り替え時期、季節の変わり目なのか昨日からケホケホしていた咳が今日になって一段と激しくなり、職場で脂汗を流しつつ仕事しておりました。

そんな意識朦朧とした中、帰宅すると倭国徳之諸島で奇妙なキャンペーンが張られている様子。なにゆえ今時分から宿屋が客寄せを始めるのかと頭を捻りつつ、徳之諸島へ向かってみました。

すると、禅都に立つタウンクライアーもやはり宿屋と酒場について口にしています。どうやら、風邪による幻覚ではなかったようです。

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「宿 みやび」は禅都北西端に位置する三階建ての大きな宿屋。ブリタニアでもこの規模の宿屋はなかろうというものです。

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その宿、みやびは平時とは明らかに異なっていました。まず、宿の入口にはわざわざ厩舎が置かれ、一階にはカウンターで記帳が促されていました。一体何事なのかは判らぬまま、ひとまず促されるまま記帳して床に就きました。

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さしあたって、目に留まるのは今回挙げた二名の従業員と、一階の壁に掛けられた不気味な扇子くらいでしょうか。何故か隅に今まで掛かっていなかったはずの紅い扇子があるのです。

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一体何なのでしょうか。

2007年6月5日 禅都お宿の物語

禅都四夜の花吹雪

消しちゃいけねぇ宿屋の灯り

細腕とはいえ支えてみせます

本もつその手を暖簾に変えて

叶えてみせましょお客の笑顔

おや、旅のお方かい?

徳乃諸島は初めてですかい?へぇへぇ、たまにいらっしゃると。

禅都は綺麗な所だろう?Sushiも美味いし……って、食ったことねぇって?

ありゃあ一度は賞味する価値があるってもんよ!

満開の花なんか見ながら食ったらもう最高でさぁ。

たまにWasabiがツーンとくるけど、それがまた粋ってもんだよ。

……で、今晩は禅都にお泊りで?ふむふむ、もう日も沈みかかっちまってるしねぃ。

それなら「宿 みやび」がお薦めだな。

あそこは昔から代々続いてる老舗でねぇ。そりゃー丁寧にもてなしてくれるよ。

そうそう、それに最近嫁いできたぴっちぴちの若女将もいるしねぃ!

あんなべっぴんさんなら俺が嫁さんにもらいてぇぐらいだ……なんてな、ははは。

しかしなぁ、最近禅都に来る旅の方ってぇのも減っちまってよぉ。

前だったら数ヶ月先まで予約してなきゃ泊まれなかったんだが……。

ま、とりあえず行ってみたらいいさ。多分泊まれると思うがね。

投稿者 Siel Dragon : 2007年06月15日 23:50